中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

価格競争の果てに、何の幸せがあるのだろう.........

商品の値段が安ければ、家計にとってイイことだと思うけど、
どれほどの犠牲の上に、コノ値段がついてるのか、冷静に考えた方がイイ。

先行き不透明な時代ゆえ、価格を優先する消費者が多く、「価格競争」になりがち。
色んなコトが不確実だから、「安さ至上主義」が蔓延るのは、自然な流れなのかもしれない。

だけど、
「商品が市場に出るまで」の過程を考えると、すごく嫌な気分になる!

それゆえ、私は「高級ブランドを買う」のです(笑)
そりゃ、立場(仕事)上、色々と「大人の事情」も絡みますけどネ。
が、安い商品(値札)を見ると、悪い意味での「血と涙の結晶」みたいでゲンナリする。
買い叩かれ、イヤイヤながら、色んなモノを犠牲にした結果ですから.......

イイ大人なら、生産から流通の過程で、どれだけ「泣いてる人」がいるのか、想像できますよね?
不当に「安い物」を買う人は、「善良で無自覚な差別主義者」かも(笑)

例えば、
「100円ショップ」のコップに「Happy」「Love」「Thank you」と印刷されたモノがあるとしましょう。
そりゃ、買い叩く側からすれば、幸せやね、ラブ、ありがとう、でしょうけど(苦笑)
何とも言えない、皮肉とブラックユーモアに満ち満ちている。

真面目な話、
いいモノをつくるには、時間も努力も不可欠であり、どうしてもソコソコの金額になるのです。
コレばっかりは、しょうがない。
イイ物は高くて当たり前。そんな価値観が失われていくのは、悲しいコトです。
昨今「上海ビジネス」でさえも、際限のない価格&質劣化競争が激しさを増している!!
勝利も敗北も無いまま、孤独なレースは続いていく.......そんな雰囲気がチラホラ。

が、本当に、「明日のことは誰もわからない」のか?
いや、ヤンワリわかるハズ。

自由競争のなれの果て、格安競争の結果 = 「友倒れ」ですよ。(一部例外を除き)

あ、そうそう、
不毛な価格競争&疲弊を始めたのは、消費者ではない!
ライフサイクルの短縮化を招いのも、消費者ではない!

事の発端は、競合他社に対し価格競争を仕掛けた会社(業界内でのバトル)ですからネ。

で、徐々に、安いのが当たり前になり、「安さこそ正義」と誤認する人が増えた!
「善良で無自覚な差別主義者」とは、不当に安い商品を求める人。



「アイテムの紹介」
Borsalino(ボルサリーノ)のハット
http://www.borsalino-japan.com

BALLANTYNE CASHMERE(バランタイン・カシミヤ)のジャケット
http://www.ballantyne.it/

BALLANTYNE CASHMERE(バランタイン・カシミヤ)のニット
http://www.ballantyne.it/

JFOUR(ジェイフォー)のパンツ
http://www.jfour.it/lookbook.htm

BRUNELLO CUCINELLI(ブルネロクチネリ)の靴
http://www.brunellocucinelli.it/