中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

中国人ウケ商売ヨコシマ思考

中国人消費者が日系企業を選ぶ際には、日本企業の付加価値に期待している部分が大きいかと。

付加価値とは、読んで字のごとく、価値の本質に付け加えられた価値のこと。
極論すれば、おまけのような存在かもしれません。

日本本社の目線からすると、
中国で働いている日本人は、どちらかというと付加価値のジャンルに位置付けられていました。
つまり、日本本社からすると、あくまでも「おまけ」としか認識されてこなかったのです。

が、しかし、ですよ。
日本人が現地にいなければ、日系企業の優位性はないに等しい。
日系企業の付加価値=日本人」が現地にいないとなると、ただ値段が高いだけの会社ですよね?
まるで「女の子がいないKTV」みたいじゃないですか(失笑)

ローカルのソレと比べ値段の高い日系企業を選ぶ中国人にとっては、
「日本式サービス」とは何ものにも代え難いものであるはず。
これさえあれば中国人の笑顔が曇る心配はありませんよ、とは言いませんが、ココが日本企業の語りドコロですよ。

「日本流のサービス」で付加価値を高めなければ、
中国上海ビジネスの厳しい競争に晒されている日系企業に勝ち目はない(多分)
結局のところ、何が言いたいのかと申しますと、日本人のいない日系企業には魅力がない、という話です。

日系企業なのに日本人がいなければ、ローカルとの差別化は難しい、と言わざるを得ない。
上海にある日本のラーメン屋は最たる例でして、日本人がいなくなった途端に、めちゃくちゃマズくなる場合が多い。

愚か者が「中国上海ビジネス=現地化」という言葉を覚え、それをどんな場面にも得意になって持ち出すから困ります。
日系企業なのに日本人がいないとなると、タコ焼きを食べたらタコが入っていなかった、と同義語です。
中国人消費者からすると、タコ焼きちゃうやん何焼きやねん、日系ちゃうやん何系やねん、という話なのです。

「適度な現地化」には賛成なのですが、「過度の現地化」や「名ばかりの現地化」をしたところで.....。

ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、
私の経験が少しでも参考になり、新たな中国上海ビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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