中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

ダメ人間に共通する態度や特徴!反面教師にして改善 |

恥ずかしながら、上海で悪徳業者に騙されました(苦笑)

中国上海で起業した個人事業主の12年目の私が騙されたわけですから、悪徳業者を侮ってはなりません!!

ということで、「実録・上海で悪徳日系業者に騙された」をお伝えします。

日本人担当者曰く「自社で担当するため安心してください」とのことでしたが、
実際は「下請けの会社」に丸投げしていたのです。
つまりは、下請けの下請けである「孫請け」が存在していた。

「孫請け」をキチンと管理すれば、百歩譲って嘘は許せるのですが、まったく管理しない。
スケジュールが遅れたり、違う商品を勝手に購入したり、踏んだり蹴ったり(怒)

まともな会社なら、失敗を挽回すべく気合いを入れるところですが、そうならないのが悪徳業者。

「〇〇の数を確認してほしい」と伝えたところ、「確認しました。〇〇の数は大丈夫です。」と返事がきました。
念のため確認したところ、間違いだらけ.....。いや、ほんと、MK5。
問い詰めたところ、「確認していませんでした。嘘でした。」となったのですが、
わずか数分後には「〇〇はこんなに要らないでしょ」と逆ギレされた。

オイオイ、コラコラ、なんでお前が決めるねん、とツッコミどころ満載。

このような場面に立ち会う機会(非常識な行動と論理破綻した演説)は珍しいため、
何故か途中から面白いと感じてしまい、笑いを堪えるのが大変でした。

日系企業の日本人駐在員でそんなヤツいないでしょ、と思うかもしれませんが、誇張のない本当の話です。

で、これから述べることが、この話のキモなんですけど、
日本本社はマトモな会社に見えるため、上海支社が暴走したのでしょうね。

海外現地法人のコントロールが利かなくなり、知らぬ間に海外現地法人が悪徳日系業者になり、経営がダメになるパターン。

海外進出は、事業拡大につながるチャンスである一方で、さまざまなリスクに遭遇する可能性があります。
要するに、管理部門の整備や見直しが追いついていない場合は、海外現地法人の暴走が高確率で起こりえる、という話。

ということで、不正が発覚した場合、毅然とした態度で臨みましょう。
残された人間のためにも、曖昧に決着してはダメ、絶対。

日本から遠く離れた、海外拠点のコントロールは大変ですが、現地法人のコントロールは必要不可欠(やり過ぎはNG)

結局のところ、何が言いたいのかと申しますと、とにかく避けたいのが「組織は上から腐る」です。
小さな組織になればなるほど、会社という人の集合体に、トップのカラーがハッキリと出ます。
ビジョン、知性、情報感度、行動力、人に対する考え方、お金に対する考え方、体調、勢い、などなど。

企業という組織は、サンマやイワシと同じで頭から腐ります。
ゆえに、海外子会社の現地トップのやる気や能力がなければ、社員の士気が下がる、というのは当然の結果。

中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、
私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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