中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

火の粉が降りかかる覚悟で!

先ごろ、「実録・上海で悪徳日系業者に騙された」というブログをアップしたのですが、コチラの記事が大好評。

前半 http://d.hatena.ne.jp/WhiteTree/20180129
後半 http://d.hatena.ne.jp/WhiteTree/20180206

改めて、「他人の不幸は蜜の味」であることが証明されました(笑)
私は、悪徳日系業者の日本人に騙された側なので、まったくもって笑えない状況ですが、「怒り」を「学び」に変えます。

仕事をしていると、「裏切られた」「騙された」という経験は、一度や二度はあるでしょう。
とはいえ、海外で日本人が日本人の足を引っ張り、海外で日本人を騙すのが日本人、というのは悲しい話。

中国上海で起業した個人事業主の12年目の(用心深い)私が騙されたわけですから、
日系悪徳業者(日本人詐欺師)を侮ってはなりません!!

他人に欺かれる最も確実な手段は、他人よりも自分のほうが狡猾だと思うことにあります。

胡散臭い人達は、知らないことを知らないとは言わず、適当にはぐらかしたり、間違った情報を話してきます。
約束を守る気がないから、平気な顔して素晴らしい約束をすることができるのです。

上海に移住している日本人の一部は、非常に困窮した生活をしています。
困窮の理由は様々でしょうが、ザックリ言うと、女関係・投資・商売の絡みです。

困窮邦人が発生している国は、フィリピン・タイ・中国が上位を占めます。
少ない貯金を切り崩してギリギリの生活をしている人もいるため、アノ手コノ手(悪い意味)で金を儲けることを画策しがち。
だいたいにおいて、この手のタイプは、中国ビジネスのノウハウがなく、中国人相手の商売は難しいため、日本人を騙そうとする。
ちなみに、困窮邦人になるのは、現地で生まれ育った日系人ではなく、日本での生活能力を持っていた過去を持つ日本人です。

で、これから述べることが、この話のキモなんですけど、「まともな会社」に所属している日本人はソコソコ安心できます。
海外拠点に対する不正防止体制がキチンとしている場合が多く、こういう輩にお灸を据えるため、悪徳業者や詐欺師に陥る可能性は低い。
その反面、目先の売上を確保するために、社員の詐欺や不正を許して受け入れている日系零細企業や日系ベンチャー企業があります。
ザックリ言うと、「会社=悪徳業者・社員=詐欺師」で構成された組織。

せっかくの機会なので、上海に潜む日本人詐欺師(日系悪徳業者)の構成比率を考えてみました。

80%・起業に失敗した日本人(起業に憧れているが、何もしなくて詐欺師になった人を含む。)
10%・中小零細企業の日本人駐在員(法人そのものが悪徳業者の可能性あり。)
10%・プロの日本人詐欺師

この仮説が正しいとすると、大半の詐欺師(悪徳業者)が何処にでもいそうな「普通の日本人」なのです。

貴方は「悪徳業者に騙されるはずがない」と思っていませんか?

いや、ほんと、油断大敵ですよ(経験者は語る)
中国で日本人を騙すのは日本人というのは実際にある話でして、私は13年間の中国生活で3回やられました(苦笑)
正直なところ、以前の2回は胡散臭い人だと思っていたので、私がキチンと断ることができれば、詐欺に引っかかることはなかった。

が、しかし、今回の詐欺(不正・虚偽・隠蔽)は巧妙でした。
一見すると、いわゆる普通の日系企業であり普通の日本人駐在員ですが、その実は.......な具合です。

中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、
私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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