愛すべき失敗
中国ビジネスでまんまと失敗する、日本人経営者を観察していると、「正解主義」に呪縛されたかのように身動きが取れない。
人生にあり得る最大の誤りは、誤りを犯すことを恐れてばかりいること。
中国ビジネスに答えを求めても、明確な正解はない、ですよ。
経営者は、効果的な時間の遣い方を知っていなければならない、と思うのです。
与えられた時間は、誰にとっても同じです。
中国ビジネスで成果をあげるか否かは、経営者が如何に時間を有効に使うか、だけの話。
どんな馬鹿げた考えでも、行動を起こさないと世界は変わらない、と強く申し上げたい。
そもそもの話、超広大な中国ビジネスにおいて、100%間違いのない正解なんて存在しません。
ですから、正解にたどり着くまで動かない経営者は愚かだと思います。
正しい(であろう)答えを求めすぎて、動けなくなることが一番のリスク。
チャッチャッとやるコツを簡単に紹介します。
「PDCA」を実行することで、仕事を着実に進めることができますが、中国ビジネスはスピードが命のため、この順番通りにやることはオススメできません。
私は、Check(振り返り)→Action(改善・処置)→Plan(計画)→Do(実行)の順で進めます。
「仮説→検証」に時間が掛かりすぎると、後工程にあるAction(改善・処置)に時間を割けないかもしれません。
現状を振り返り、今後の計画の障害要因を先に取り除いた方がラク。
せっかく立てた計画を絵に描いた餅の理想論で終わらせるなんて、バカバカしすぎる。
要するに、「正解主義」を捨て、「修正主義」でOKという話。
「修正主義」 = 正解を探すのではなく、まず行動し、修正するやり方。
仕事を前に進めるアイディアや活力の源泉は、その仕事ソノモノにあります。
たまに、何かにつけて「言い訳」をして、 自分を正当化する人がいますが、無意味です。
もっと期限が先ならば、もっと人がいれば、もっと予算があれば、いい仕事ができるのに......なーんて嘆いたところで、1円にもなりません。
マネジメントとは、限られたヒト・モノ・カネ・情報、そして時間をやりつくして、それぞれの最大活用を図ること。
往往にして、好機は、それが去ってしまうまで気づかれないものですが、いろんな言い訳をして挑戦を避ける経営者は、勝利の醍醐味を味わう権利を自らの意思で放棄しています。
挑戦すると、結果として、成功か失敗が付き纏います。
でも挑戦しなければ何も生まれない。今を戦えない者に、次とか来年とかを言う資格はないはずです。
失敗を恐れていては何もできないため、失敗を恐れて何もしない人になるべきではない。
詰まるところ、貴方は、受動的な人生と能動的な人生、どちらを選びたいですか、という話。
少々無責任な言い方になりますが、いいアイディアなら、いいからやってしまえ。許可を得るより、謝るほうがずっと簡単です(笑)
自分一人で石を持ち上げる気がないのであれば、二人いようが十人いようが持ち上がらない。
チャレンジして失敗することを恐れたらダメ。何もしないことを恐れましょう。
真面目な失敗は恥ではなく、失敗を恐れる心の中にこそ恥辱は住む。
貴方の道を進め、人には勝手なことを言わしておけ。やっちゃえ。
で、ここから述べることが、この話のキモなんですが、「転ばない方法」なんて知る必要はないですよ。人間は転んでも何度だって立ち上がれるんです!
世の中には、勝利よりも勝ち誇るに値する敗北もある。それを糧にして次も頑張ればOK。多分なんとかなる。
事実、私は、何度も何度も失敗して、何度も何度も打ちのめされ、何度も何度も復活して、中国上海で起業した個人事業主の13年目となりました。
私の起業家人生は、壊れた時計のようでして、短いようで長く、長いようで短い。 半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにあるような時間でした。
やったことは、例え失敗しても、数年後には、笑い話にできました。
やらなかったことは、今でも本当に後悔しています。
今の私は、失敗を受け入れることができますが、挑戦しないことだけは受け入れられません。
私の理知と精神と運は、解決不可能と思われる難題を何度も解決してきました。 これからもまたそうできる、と信じています。
生きている限り、私は何度転んでも立ち上がりますから、貴方も立ち上がってね。
ダメならダメで不幸話をロマンチックに話して、恋を故意に始めるのも一興かと(笑)
夢のある者には希望がある。希望のある者には目標がある。
目標のある者には計画がある。計画のある者には行動がある。
行動のある者には実績がある。実績のある者には反省がある。
反省のある者には進歩がある。進歩のある者には夢がある。
結果がどう出るにせよ、何もしなければ何もなく、虚しい、だけ。
人生はシンプルですよ。勇気をもって挑むか、棒にふるか。
挑戦しましょう!!成功は約束されていませんが、成長は必ず約束されています。
中国上海で起業した個人事業主13年目の挑戦は続く.........
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