中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

中国内装の話をしよう

冬の内装現場は大変!

ただでさえ寒いのに日が暮れると急に気温が下がったり、現場は空調が効いていないので底冷えしたりします。

私はというと、体力がなくなってきたし、根性もモヤシみたいだし、すぐ腰が痛くなっちゃうし、ちょいと走れば肉離れを起こすし……。
と、グチ先行になりがちってのが全てを物語っていますよね(苦笑)
 
そんな冬こそ、暖かいオフィスに籠ってタバコをふかしながらPCを弄りたいのですが、毎度のことながら内装工事は冬に集中しがち(笑)
冬の現場は、寒い中での過酷な労働条件を強いられるため、相当タフでなければやっていけません。
いや、ほんと、冗談ではなく、冷えると筋肉が硬直して思うように体が動かず仕事に支障をきたすばかりか、事故の原因にもなりかねない。
私はリーダー(デザイナー・現場監督)として施工現場にいるため、作業(肉体労働)をする機会はホボホボないのですが、それでもソコソコ疲れます。
となると、実際に作業をしている工員は、本当に激務で大変!!!
 
内装業界は過酷な労働条件の代表格のため、中国人の若者の多くは、この仕事で稼ぐことを望んでいません。所謂3Kの仕事。
 
何故にこの話を持ち出したかと言うと、目下の悩みが慢性的な工員不足でして、内装会社としては工員を確保しないと仕事になりません。
腕のある(即戦力)工員となると、引く手数多のため、人材の確保がめちゃくちゃ大変!!
 
ウチの会社を例にあげると、デザイナー(アシスタント)の募集は一瞬で人が集まりますが、工員(現場仕事)の募集は長期戦になりがち。
これらの話は、内装業界に限った内容ではなく、中国ビジネスを展開する日本企業の頭痛の種の一つでもあります。
 
現場仕事は、ホワイトカラーとは比べものにならないほど体力的にはキツイため、賃金が労働力に見合わなければ、すぐ他の会社に流れてしまいます。
結果、地方からの出稼労働者の一ヶ月の賃金は上昇しまくりでして、技術が不足している工員でさえも好待遇にせざる得ない。
 
「有名大学卒の上海日系企業に勤務するホワイトカラーの賃金」と「中卒のローカル企業に勤務するブルーカラーの賃金」を比べた場合、おそらく後者の方が高いはず。(一般労働者の日給は350−450元・技術者の日給は450ー550元)
多くの都市で工員(現場仕事)の平均賃金が四年制大学卒の新卒の初任給を上回り、上海に至っては院卒の初任給までも上回っていることもある。
理由は単純でして、市場規模がソコソコあるのに対して、人の数が圧倒的に足りておらず、仕事が長続きしないため、給与を上げざる得ない。
そんなこんなの理由から、目下の悩みが慢性的な工員不足(泣)
 
愚痴ったところで意味はないのですが、今の時期となると、コンサル関連の仕事は精神的にキツく、インテリア関連の仕事は肉体的にキツい。「願わくば、我に七易八楽を与えたまえ〜」(笑)
中国上海で起業した個人事業主の13年目の挑戦は続く.......

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