中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

能天気にご用心

もうすぐ中国上海に住んで、はや15年!!!日本に帰国するたびに日本の「安さ」に驚きます!!!

中国や東南アジアの物価は上がり続けてるのですが、日本の物価は下がり続けている……..。
日本はどこまで安くなるのだろうか……..。このまま穏やかに堕ちていくのだろうか……..。
「貧困スパイラル」から抜け出す術はあるのだろうか……..。
 
破綻することはないと思うのですが、どうすれば良くなるのか全然見えない。
日銀が異次元の金融緩和をやったところで、景気が良くならないのだから、もうこれ以上良くなりそうもない。
 
個人でみると、働き方改革での収入の減少、仕事関係での外食の減少、増税の影響などなど。
企業でみると、人手不足による人件費の上昇や最低賃金の上昇、働き方改革による人件費の上昇などなど。
加えて、消費税アップとオリンピック特需がなくなるため、日本は更に厳しい時代に突入する可能性大!!!
 
日本悲観論を煽りたいわけではないのですが、冒頭に述べたように、日本に帰国するたびに日本の「安さ」に驚かされます。
旅行者気分で帰国する私からすると、安いことは有り難いのですが、家賃や人件費があわないように感じます。
安く買えて有り難い、というよりも、本当に大丈夫なの、というのが素直な感想。
 
そんな状況のなか、日本は「観光、観光」と騒いでいるのですが、かなり微妙だと思いませんか?
一例をあげると、沖縄は観光が好調ですが、失業率・非正規率・貧困率など全て日本最下位。
日本という国全体が「観光、観光」と騒ぐのは、経済が落ちぶれてしまった証かと。
外国人観光客に頼った経済振興策は、破綻する可能性大のためアテにすべきではない、と思います。
 
とはいえ、来週コンサルの仕事(観光関連)で日本に行くんですけどね(笑)
ここまで観光ビジネスを批難しておいて、どの口が言うてんねん、というツッコミが聞こえてきそうですが、それはそれ!これはこれ!
具体的に何をするかと言うと、「観光客の欲しがるモノやコト」のコンサルです。
 
日本という国全体が「観光、観光」と騒いだところで景気が回復するとは思えないのですが、小規模な単位で考えるとビジネスチャンスあり!!
ハッキリ言って、日本の企業や個人は外国人相手の商売が下手クソ。
 
中国人観光客の行くところ、日本全国どこにでも中国企業や中国人個人が進出していませんか?
理由は明々白々。日本の商売が隙間だらけ!!!!
これ、マジでして、在日中国人からしたら商売のチャンスありあり。
要するに、日本人も同じくこの隙間を狙えば「踏み固められる前に耕せる畑がある」ということです。
我々は、まだまだいくらでも中国人観光客が欲しがるモノやコトを提供できるはずですよ。
が、しかーし、消費者に何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではダメ。完成するころには、新しいモノを欲しがりますからね(笑)
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く……..。