中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

ワンマンは創業者だけに許される特権

生き残る起業家は、「状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ」という強い意志がある

私は中国上海で起業して14年目を迎えます。
様々な問題を解決するためには、共感よりも論理が有効だと確信しています。
他者に気遣ってモタモタしていたら、時間の無駄になるため、他者の気持ちを然程考慮しません。
となると、私の経営判断に不満を覚えて、去っていく人もいます。
人はいつだって、いろいろなものにサヨナラを言わなければならないから、気にしなくなりました(笑)
今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えますからね。
 
中国上海ビジネス歴14年目の私からすると、チャンスは蓄積できない、と断言できます。
世の中には我々が理解する以上にビジネスチャンスがあるのでしょうが、なるべく早く卵を割らないと、美味しいオムレツが作れません。
 
仕事には、「したいこと」「できること」「なすべきこと」の3つがあります。
「できること」から手をつけるのは堅実なやり方ではあるが、それのみではダメ。
されど「したいこと」ばかりでもダメ。
私の経営判断は「なすべきこと」を優先するため、スタッフの「したいこと」「できること」が私の考える「なすべきこと」とズレていたら、スタッフの気持ちを考慮せず「なすべきこと」をやらせます。
そりゃ、誰でも「したいこと」「できること」をやったほうがラクでしょうが、ただ「したいこと」「できること」だけをやりたいなら退職して起業しろ!と思うわけです。
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。自分基準で考えれば迷わない。
 
一般的には我々のような起業家は、経営資源も限られているため、ヒト・モノ・カネ・タイムをやりくりし、それぞれを最大活用しないと生き残れません。
経営の成果は常に、それに投入された経営資源(ヒト・モノ・カネ・タイム)の量との関係で計ります。
 
中国ビジネスで苦戦する日系企業の多くは、ウチの会社よりも経営資源のヒト・モノ・カネの「量」は多いと思うのですが、あきらかに「質」が低いと思います。
無駄なヒト、無駄なモノ、無駄なカネ(費用対効果の悪いカネ)などなど。
ただ「したいこと」「できること」をやったところで然程意味なんてなく、「なすべきこと」を継続的にやらないと儲からない、という話。
 
与えられた時間は、誰にとっても同じです。
人が大きな成果をあげるか否かは、その人がいかに時間を有効に使うかにかかっています。
経営者は、効果的な時間の遣い方を知っていなければダメ!!
時間を最も有効に利用した者に、最も立派な仕事ができる!!
有難いことに、経営の才は生まれながらのモノではなく、後天的に取得するモノであり、99%の意欲と努力の賜物でしかない。
 
冒頭で述べたとおり、チャンスを掴みとる人は、「状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ」という気持ちが強い。
私の仕事のやり方は万人受けしないかもしれませんが、中国上海で起業した個人事業主の14年目を迎えることができました。
私のような起業家は「勝てば官軍」。
起業家は勝たなければならない。勝つことによって、周りにいろいろな主張が言えるようになります。
実績を上げられない起業家が何を言っても、負け犬の遠吠えとしか世間は見てくれません。
 
ビジネスとは儲けること。儲かるからこそ面白い!!
どんなに綺麗事を言おうと、儲からなくては商売をする理由がない!!
 
一昔前、良い社長になろう!と努力しました。
フツウの会社フツウの社長になろうと。
「起業家」ではなく「企業家」になろうと努力したのですが、やることなすことうまくいきませんでした。
良かれと思ってしたことが裏目に出る。自分自身は楽しくない。スタッフは離れる。業績は下がる。
そんなこんなの経験から、私がやりたいことをやるようになりました。
ワンマンは創業者だけに許される特権であるのなら、その特権を骨の髄までしゃぶり尽くす所存!!
 
私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だと思っています。
不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く.......
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