中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

コロナウイルスの脅威、真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカ

新型肺炎コロナウイルス」によって、「リモートワーク」「学校の休校」「イベントの中止」など、「自粛」が広がっています。

経済に与える影響は計り知れませんが、今はとにかく「感染者を急速に増やさない」ことが大事なので、私は自粛に賛成!!
 
世の中に「万能な対策」なんて存在しませんから、批判しようと思えば、幾らでも批判できます。
各々の立場によって、優先順位は異なるため、賛否両論あるのも理解できます。
ですがですが「できることは全てやっていこう」「やらなくていいことは全てやめよう」という姿勢を評価すべき、だと思いませんか?
 
いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
ほんの少し前まで、「新型肺炎コロナウイルス」に対する認識が、日本と中国では雲泥の差がありました。
が、今では、日本も中国と同じくらい危機意識を持っている、と思います。
 
良くも悪くも、日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいでしょう。
が、しかし、無責任な評論家や自称教養人の印象操作に騙されることなく、我々ひとりひとりが意識すべき問題だと思います。
 
新型肺炎コロナウイルスは、その道の専門家でさえ、先が見えない、人類が初めて遭遇する未知のウイルス。
人類が初めて遭遇する未知のウイルスですから、感染拡大防止のために「できることは全てやっていこう」、感染拡大防止のために「やらなくていいことは全てやめよう」こそ、「新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を遅らせる」基本のキではないでしょうか?
 
が、しかし、昨夜とても残念なニュースを見ました。
人の集まるイベントが一番危険なのに、とあるバンドがライブを決行しました。
ライブは、人との距離が近く、閉鎖空間のため、ウイルスに感染しやすい環境。
 
自己責任で片付けられる問題ではなく、全く関係のない人たちに感染させるリスクがあるから、絶対にダメなのに・・・・
ライブ終了後には、公共交通機関を利用して帰路に着く方が多いでしょうから、2次感染3次感染の可能性が広がりました。
 
私だって本音を言えば、この2ヶ月間は売上が全然ないため、好き勝手に経済活動をしたい気持ちはあります。
収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
固定費は発生するため、いま現在の「2020年・中国ビジネス」は大赤字といった具合。
でも、できません。
だって、責任が取れませんから・・・・
 
日本や中国だけでなく、世界中が過敏になっている時期に、なんでライブを決行したのだろうか・・・・
何もかも中止にするのは些か疑問ではありますが、集団感染のリスクが非常に高い活動は中止すべき!!!
数名で食事するくらいなら、誰も責めませんが、これはヤバすぎる。
こんなことを許していたら、いつか、どこかで、パンデミックが起こります!!!
 
官民ともに、いろんな犠牲を払っている最中に、いったい何をやっているのだろうか・・・・
絶対に感染者を出さない、という確証があり責任が取れるなら、問題はないのですが、それが不可能だから中止するわけです。
 
この問題に関しては、いい大人だから自己責任、という考え方は通用しません。
なぜなら、危機意識のない無責任な方々がウイルスを撒き散らす可能性大!!!
真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカでして、無知は経済を滅ぼす。
 
そりゃ、日本中国ともに、イベント系の会社は大変!!!
私はオーナー社長だから、気持ちは痛いほどわかります。
死活問題であり、倒産する会社もあるでしょう。
でもでも、いま感染拡大しないように、皆で協力しなければ、翌月も翌々月もイベントは開催できません。
 
くどくど言って恐縮ですが、感染拡大防止のために「できることは全てやっていこう」、感染拡大防止のために「やらなくていいことは全てやめよう」こそ、新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を遅らせる基本のキだと思うのです。
ワクチンが開発されるまでの時間稼ぎをしましょう!!!!
 
何も難しく考える必要はなく、不要不急のモノは今やらない、だけの話。
不要不急のモノは、延期または中止、という答えが正解であり、それ以上でもそれ以下でもない!!!!
 
あ、そうそう。
新型肺炎コロナウイルスによって、改めて「日本が遅れている」ことが露呈されましたね。
日本は素晴らしい国ですが、いつまでも世界最高水準の国だと思わない方がよろしいかと。
良いところは沢山ありますし、いまだに世界に誇れる国ではありますが、経済力と民度は低下しています。
 
中国は「会社出勤 → リモートワーク」「学校の休校 → ネット授業」「イベントの中止 → 即中止」と素早い対応が取れました。
なぜ、中国で実現できることが、日本では難しいのでしょうか?
 
日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいのですが、理由はそれだけではありません。
これを機に、「茶番の働き方改革」ではなく、「本当の働き方改革」になれば、メチャ不幸中のチョイ幸い、になるかもしれませんね。
今の境遇は、未来の「前例」になるため、今後また未知のウイルスが発生した場合、この経験は役に立つと思います。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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