中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

コロナ終息後の楽観的な未来予想図

上場などを狙っていない限り、「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社が増えるでしょう

固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、ソコソコの期間を耐えることができます。
 
人件費を変動費化すると、変動させることが難しい人件費を管理できます。
当たり前の話で恐縮ですが、人件費は、固定費の大部分を占めており、変動が難しい・・・・
そのため、人件費の一部を変動費化することで、会社からすると業績悪化に耐えられる余裕時間が増えます。
人件費を変動費にする手っ取り早い方法が、アウトソーシング(外注)でして、「人件費=外注費=変動費」となります。
他にも「固定給を下げて、賞与を増やす」「非正規雇用で補う」などありますが、「アウトソーシング(外注)」が増えるでしょう。
 
いま現在、私は上海にいます。
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルによって、やることが全然ないため、いろいろと今後のことを考えています。
とはいえ、暇なので、「鬼滅の刃」「ワンピース」「キングダム」「進撃の巨人」の最新話を楽しみに待つ日々です(笑)
善いことはカタツムリの速度で動くため、なかなか状況が好転しません・・・・
 
いま思えば、「ファイナルファンタジー7リメイク」を予定通りに発売してほしかった(4月10日が待ち遠しい)
コロナ云々関係なく、私は会社を休みます!!!!
それこそ、「ダークソウル3」「セキロウ」「ブラッドボーン」「ドラゴンエイジ・インクイジション」「ダイイングライト」「ドラゴンクエスト11」「ファイナルファンタジー15」などなどが発売した日には自粛していました。
いい大人が自慢げに話す内容ではないのですが、今年は「ファイナルファンタジー7リメイク」「サイバーパンク2077」「ゴースト・オブ・ツシマ」が発売したら、数日間はウキウキで自粛します(笑)
願わくば、年内に、「エルデンリング」「真・女神転生5」が発売してほしい・・・・
 
少し話が逸れましたが、平時と比べて、やることが全然ないため、コロナ終息後の楽観的な未来予想図を考えました!!
 
と、そのまえに。
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
生活水準を変えない場合、今の状況が1年ちょい続けば、私の会社は倒産するでしょう・・・・
前々から、なるべく「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社経営に切り替えていましたので、なんとか耐えられます。
そりゃ、「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていますが・・・・
万が一の可能性もあるため、生活水準を下げた場合も計算済み。
 
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
全く他人事ではありません。
 
とはいえ、ですよ。
この状態を想定しておけ、というのは無理があるでしょうが、たかが数ヶ月続いたら経営できません、というのは危機管理能力が低すぎる。
コロナ云々関係なく、何が起こっても変じゃない時代ですから、日頃の経営努力でリスク管理しろよ、と思っちゃいます。
とりわけ、起業家や個人事業主の類は、お金が超大事!!!
 
お金というのは、力であり、自由であり、心痛を和らげるクッションであり、あらゆる悪の根源でもあるが、いっぽうで最大の幸福にもなります。
わずかな金で満足すること、これもひとつの才能である、とは思っていますけどね。
大切なのは自分が望んだように生きること。そして、それを続けること。お金があっても不幸な人生をおくるより、ずっと満足できるはずですからね。
 
されど、お金を馬鹿にする者は、お金に馬鹿にされがち、というのも事実。
若いときの自分は、金こそ人生で最も大切なモノだと思っていました。 今、歳をとってみると、その通りだと確信しました(笑)
 
何年も前から、私自身は、「負けない経営」を軸にビジネスを考えています。
いま追い風だとしても、いつ風向きが変わるかわからない、という恐怖心が常にあるため、守りを優先する戦い方が好き。
私の癖なんでしょうけど、業績が上向きのときに、先を見越した節約を度々実行していました。
計画的に業績を上げることができれば問題ないのでしょうが、自分の経営手腕に自信がありません。
そりゃ「もっと突き抜けたい!やってやるぞ!」と思う日もあるのですが、大怪我を負う可能性のある勝負が苦手・・・・
詰まるところ、コレが、会社が大きくならない原因であり、会社が倒産しないカラクリ。
 
良く言えば、固定費を抑えているため、有事(天災)に強い。
悪く言えば、いつまで経っても会社が大きくならない。
良くも悪くも、「負けない経営」は、私との相性がピッタリ。
そもそもの話、「売上至上主義」が大嫌いでして、「利益至上主義」が大好き。
まぁ、オーナー社長なので、当たり前の話なんですけどね。
 
真剣勝負の世界は面白いのですが、常に一定の不安と緊張があります。
起業家として生きるということは、社長としての責任もあり、結果を出し続けなければなりません。
このような生き方を24歳から今(今年38歳)まで続けているのですが、今の働き方があと何年続くのだろうか、と不安になる日もあります。
まあまあ心が消耗するため、生きることに意欲的になれず、何もかも投げ出したい、と思うこともあります。
 
ご存知の方も多いでしょうが、企業生存率(起業の成功率)は残酷でして、1年40%・5年15%・10年6%・20年0.3%、です。
起業したところで、5年経てば85%の企業が倒産、10年を超えるのは一握り、20年を超えるのは無に等しい。
 
あくまでも私の憶測ではありますが、そう遠くない未来では、会社も人も二極化するでしょうね。
ザックリ言うと、「大企業・個人事業主に近い会社」と「起業家(起業家のように企業で働く人を含む)・それ以外」。
「勝つ経営」でも「負けない経営」でも、欲しい人材は「起業家(起業家のように企業で働く人を含む)」の類になるでしょう。
そこで着目して欲しいのは、「人の数」なんですよね。
 
人は最低限でいいんですよ。リーダー的なハブがいれば。
 
もはや、上場などを狙っていない限り、「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社が増えるでしょう・・・・
固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、一定期間は耐えることができます。
未曾有の「コロナ不況」に突入する可能性大ですから・・・・
負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まります。
 
経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。
負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
間違いなく、「人件費の変動費化」が加速化します!!!
 
世界の主要国が鎖国状態ですから、海外事業も厳しい・・・・
改めて言うまでもありませんが、急激に業績が落ち込む会社が続出します。
事業の先行きを考えた「黒字リストラ」は今まで通りに行われ、コロナによる「賃下げ→人員削減」が追加されます。
そのため、会社員として働くにしろ、独立起業するにしろ、どのみち「起業家のように働く」時代が到来します。
 
「雇う側」がコロナ不況で負けないようにするためには、「固定費を下げて、変動費に切り替える」方法が手っ取り早い。
「雇われる側」がコロナ不況で負けないようにするためには、「経営(管理)できる人材」になるのが手っ取り早い。
ここでいう「経営(管理)=マネジメント」でして、「リーダー的なハブになれる人」を指しています。
 
人は最低限でいいんですよ。リーダー的なハブがいれば。
 
必要とされるか否かは、固有の価値を見いだされている人材、という一点のみ。
つい最近(コロナ前)は売り手市場でしたが、今から(コロナ後)は求人倍率が超下がります。
とりわけ中小企業となると、「使える人間=結果を出せる人間」以外は雇いたくないのが本音。
権利主張し義務果たさない人から順番に職を失うでしょう・・・・
 
私が考えられうる限り、最も楽観的なコロナ終息後の未来予想図は、だいたいこんなかんじ・・・・
 
人は人だし、自分は自分だから、別にどーでもいいんですが、能天気にご用心!!!
そんな時代だからこそ、少しくらい自分の思うままに生きてもいいのでは?
ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」。
 
人生は難しく解釈するから分からなくなる・・・
たいていの人は、本当に何がしたいのか、心の中で分かっている気がします。
直感に耳を傾けない人が多いだけ。
 
「真面目に働く」という定義は、時代とともに変わりますし、好きなことや遊びが仕事になることも沢山あります。
大事なのは、目標を持つとともに、それを達成できる能力と体力を持つこと。
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。
良くも悪くも、自分基準で考えれば迷わない。
今は時代の変化がめちゃくちゃ早く、価値観もガラリと変わるため、細かい話を気にしたところで無意味。
価値観や人生観は時間と共に変わりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」というのは普遍的ではないでしょうか?
 
若い人からすると、チャンスだと思うんですけどね。
私は1982年生まれ。ちょうど「就職氷河期」でした。
もし望んでいた会社に入社していたら、今の立場は手に入らなかったでしょう。
いま思うと、超幸運!!!
 
別に悲観的な話ではなく、優秀な人からすると、今の方が昔より「働きやすい」時代。
昔と比べ、企業も柔軟になりましたから、自分の頭で考えて行動できる人は、やりたいことが実現しやすい。
権利主張し義務果たさない人から順番に職を失い、求人倍率が下がる、ということは、ライバルが少ないためチャンスがある、と言い換えることができます。
 
「失敗してもいい」と思えば、意外や意外、簡単に行動できますよ!!!
死ぬこと以外かすり傷、とは言いませんが、人は何度でも立ち上がれます(多分)
 
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
時が物事を変えると言うけれど、実際は自分で変えないと何も変わらない気がします。
 
我々いい大人ができることは、自分が犠牲になって人を幸せにすることではないため、まずは自分の人生を愛しましょう!!
とはいえ、無責任な自己中はダメ。ゼッタイ。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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