中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

続・コロナで変わる価値観

コロナが再び世界大恐慌を引き起こす?

「V字回復は絵空事」でして、「負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)」が始まるでしょう・・・・
とりわけ私のような起業家からすると、「コロナ今」から「コロナ後」の繋ぎの「収入」ってチョー大事!
当初の予想より長期戦になりそうで怖い・・・・
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、収入は激減なのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
過去のブログ記事にて再三申し上げておりますが、いま現在、私は上海にいます。
1月16日に日本に一時帰国して、1月25日に上海に戻りました。
それ以降は、上海を離れていません。
いま現在の上海は、平穏を取り戻した感がありますが、第2波・第3波にも備えなければなりません。
 
良くも悪くも、「コロナ前」「コロナ今」の一連の流れを身を以て体験しています。
その経験から、日本国内での感染拡大が止まっているとは到底思えません。
後手後手だから、感染が広がったのは、既に周知の事実かと。
 
あくまでも私個人の意見ですが、今すぐ日本は、緊急事態宣言の延長をすべき!!!
検査数を絞って今の数字ですから、常識的というか良識的に考えて、緊急事態宣言の延長が妥当かと。
仮に緊急事態宣言の延長したところで、従わない会社が多いでしょうが・・・・
 
いや、ほんと、生命と経済のバランスは難しい・・・・
経済を放置すれば、経済的困窮による死者が増える。
感染拡大防止を放置すれば、コロナによる死者が増える。
 
どのみち負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まります。
全世界が歴史的大不況に陥るため、短期間の休業補償で解決できる次元の話ではないかと。
GW明けに感染が激的に減る可能性は低いため、今すぐ緊急事態宣言の延長(5月いっぱい)をすべき。
新型肺炎コロナウイルスの影響でダメになるモノやコトならば、淘汰されるべき運命だと諦めるしかありません。
異様な楽観論をお持ちの方もおられますが、私自身は「長期戦を覚悟」しています。
半年から一年で回復すれば奇跡でして、回復するためには、止まっていた時間の10倍以上は必要だと思います。
どのみち、コロナ後(アフター・コロナ)の世界では、新しい世界に必要ないモノやコトは淘汰されます。
もう元には戻れない、という覚悟が必要だと思います。
十中八九、酷い世の中になります。
 
そんなこんなの理由から、今すぐ現金を一律支給して、東京五輪閉幕まで消費税を下げて、一時的に主要都市を封鎖してほしい。
「都市を封鎖するようなことは、特措法では想定していないため、できない」でしょうが、やり方は幾らでもあります。
自衛隊と警察が臨時の防壁を築いて道路を封鎖して、「外出自粛にご協力お願いします」的なやり方もアリかと。
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、仕事との付き合い方が変わりつつあります。
在宅勤務、そしてビジネスモデルの大転換などなど、「コロナ前」「コロナ今」「コロナ後」すべての様相が異なるわけでして・・・・
ありきたりな言葉になりますが、転換期を迎えております。
事実、よほど能天気な職場でない限り、相当な吟味が必要。
 
リモートワーク(テレワーク)で仕事ができる人は、今後は海外にいるリモートワーカー(テレワーカー)との競争になります。
短期的な視点では「過度な国際化」を見直す動きになりますが、中長期的な視点では「更なる国際競争」に巻き込まれます。
どちらかと言うと、この問題は、従業員の方が影響が大きいかと。
企業経営者だけでなく、働く個人も大転換を迫られる可能性大。
 
「リモートワークできない業種」もありますが、「リモートワークできる業種」ならコレでいいやん、と気づく方が増えるはずです。
となると、数年後には、「リモートワークと解雇規制緩和」がワンセットになるかもしれません。
理由は明々白々でして、「リモートワーク」が定着すれば、「リモートワーク」で補える仕事は、外部委託するという選択肢が生まれるからです。
倫理上、「リモートワーク」ができる部門となると、それら全てを「アウトソーシング」することが可能。
経営者のなかには、「アウトソーシング(外部委託)」すれば、無駄なコストが発生しない、と考える方が一定数いるでしょう。
外部委託先は既に「ノウハウとセキュリティー」を含めた企業環境があるため、いち社員に「リモートワーク」させるよりも環境が整っています。
 
固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、ソコソコの期間を耐えることができます。
人件費を変動費にする手っ取り早い方法が、アウトソーシング(外注)でして、「人件費=外注費=変動費」となります。
 
企業としては、リモートワークでOKなら、オフィスは都市部ではなくてOK、ということになります。
となると、企業は「賃金の安い地域(国)で人を雇う」という選択肢が生まれます。
コスト面を考えた場合、賃金の安い地域(国)でリモートワークさせるのが最も効果的なのは言わずもがな。
要するに、「リモートワーク」が定着すれば、「リモートワーク」で補える仕事は、下記の3つの選択肢で解決できます。
❶外部委託 ❷賃金の安い地域(国)で人を雇う ❸今と同じ地域(国)で今より安い金額で人を雇う
 
改めて言うまでもありませんが、リモートワーク出来る業種でリモートワーク出来ない人は論外。
が、しかし、リモートワーク出来る人も❶❷❸との戦いに巻き込まれるでしょう。
リモートワーク(テレワーク)しやすい事務系の仕事は、「❶外部委託」「❷賃金の安い地域(国)で人を雇う」の2つで大まかな部分は解決できるかと。
事業の先行きを考えた「黒字リストラ」は今まで通りに行われ、コロナによる「賃下げ→人員削減」が追加されます。
となると、「❸今と同じ地域(国)で今より安い金額で人を雇う」ことが当たり前になるでしょう。
むしろ仕事があるだけ有難い、という雰囲気になる可能性大。
過去に批判されましたが、「ファーストリテイリング」の「柳井」氏がいう「世界同一賃金」の導入が一つの正解になるのでしょうね。

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経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。

負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
 

「固有の価値を見いだされている人材」でなければ、かなり大変な時代。

その反面、「固有の価値を見いだされている人材」であれば、今まで以上の報酬を得ることが可能な時代。
「めちゃくちゃ頑張ってるやん」アピールが通用しなくなり、結果で判断するようになります。
本当の「成果主義」「実力主義」が浸透するわけですから、「少ない労力と時間で大きな成果を上げる」ことが大事!!
 
スゴく面白い話なのですが、挑戦するからこそ安定するという、逆説のような現実を迎えます。
懸念すべき点は、「少ない労力と時間で大きな成果を上げる」ためには、それなりの時間と努力が必要という点。
「固有の価値を見いだされている人材」になるためには、一定期間は「長時間労働」が必要なんです。
まずは生産性を考えず、慣れるべき作業に長時間費やしてもOKな環境がないと、能力が身につかない。
要するに、失敗に寛容な社会になる必要がある+失敗を経験させる余裕時間が必要になる。
 
生産性と言う割には、本当に「生産性」という意味が分かっている人は少ないかと。
「生産性」=「生み出された付加価値」+「そこに費やされた資産との比率」
生産性を上げるためには、資産を減らすか、付加価値を増やすか、もしくはその両方が必要。
 
始めから「生産性」「効率化」を強制したらダメなんですよね・・・・
要するに、試行錯誤させる時間が必要。
仕事を覚えるのには時間がかかるのに、「時短」と言われると、人が育つのに余計に時間がかかってしまう、という矛盾が生じます。
過去に批判されましたが、「アリババ」の創業者である「ジャック・マー」氏がいう「996システム」が一つの正解になるのでしょうね。
 
とはいえ、今は厳しく教えることが難しい時代ですから、自分で自分を教育しないと、おそらく「固有の価値を見いだされている人材」になるのは難しい。
時が物事を変えると言うけれど、実際は自分で変えないと何も変わらない気がします。
 
その反面、「コロナ前」「コロナ今」「コロナ後」問わず、公務員は然程変わらないでしょうね。
変化を嫌う人は、公務員を目指すのはアリかと。
昨今「公務員たたき」が目立ちますが、公務員は景気に左右されにくい職業ですから、公務員を毛嫌いするのは些か滑稽かと。
景気の良し悪しに関係なく、一定の給与を得れるのが公務員の利点。
好景気であれ大した恩恵はありませんので、不景気であれ収入が保証されるべき。
公務員は10万円の一律給付を受け取る権利が100%あるだけでなく、闇雲に公務員を批判すべきではないかと。
大多数の人が苦しいわけですから、特定の何かを身代わり(生贄)にすべきではないかと。
細かく言い出したらキリがないため、さっさと貧富の差を問わず、現金の一律給付をすべき!!
 
困難を乗り越えるためには、強いリーダーシップが必要だと思います。
が、しかし、世界中で過激なリーダーが持て囃されると、第三次世界大戦になりそうで怖い・・・・

戦争にならなければ、どんだけ不景気に陥ろうが楽観的な未来予想図かと。

whitetree.hatenadiary.jp

なにはともあれ、全世界が歴史的大不況に陥るでしょうから、見極めが肝心ですよね・・・・

否応にも、そんなことを改めて気づかせてくれる、クソコロナウイルスです(苦笑)
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
コロナで変わる価値観があれば、コロナで変わらない価値観もある!!!
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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