中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

一寸先は闇か光か?大人の中国起業物語

中国ビジネスで活躍する起業家は、偏愛的で感性も個性的・・・・

国籍問わず、起業家って気難しい一面もあったりするのですが、付き合いを重ねれば、本当の友人のように接するタイプが多い。

そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。
 
ここ中国上海ビジネスシーンでは、いかにも「変わった人」というのもある意味ありですが、時にキッチリしているのだけど、実はヤンチャ、というほうが、より生き残る可能性が高いことも。
これがキマれば勝ったようなもの、とは言いませんが、個人をブランド化する最短経路の一つ。
人は常識外のことに、強いインパクトを受けるもの。
そんな心理を最大限利用する方法の一つが「マイ(自分)ブランド」。
 
個人をブランド化すると、特徴が明確になるため、第三者から批評される機会が増えます。
個性やセンス、そして人となりを曝け出すため、好き嫌いが明確にわかれ、友人知人の人事異動が起こりがち。
自分のレベルが上がれば、友人知人の人事異動が起こり、波長が合う人との関係が近くなります。
どちらが上下の話ではなく、ただ単に合う合わない、というだけの話。
 
何故にこの話を持ち出したかというと、そんな「少し変わった人」が新時代のお手本になる可能性があるからです。
 
少し話が逸れますが、私は上海起業14年目を迎えましたので、「リーマンショック」のときも、もちろん経営者でした。
過去を振り返ると、「リーマンショック」のあとに、「中国起業ブーム」が起きました。
 
あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超える、と思います。
 
突然ですが、ここで究極の2択です。
なんでもかんでも完璧に揃った市場と、なんだかんだヌケモレがある市場。
もしアナタが起業するなら、どちらを選びますか?
 
10数年以上前は、日本の方が進んでいたから、中国に日本のビジネスを持ち込めば稼ぐことができ、人件費も安く商売の旨味がありました。
が、今は、多くの分野で逆転され、ビジネスに食い込むのが容易ではなく、人件費も高く商売が難しくなりました。
要するに、「お金を稼ぐ力のない日本人」の居場所が失われつつありました。
 
が、しかし、ですよ。
今回注目したのは、つい最近までの上海は「なんでもかんでも完璧に揃った市場」でした。
が、これからの上海は「なんだかんだヌケモレがある市場」となります。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、「会社倒産・自己破産・人生転落」が起きつつあるため、市場に変化が起こります。
この状況を耐え抜けば、いくつかの競合他社が倒産または縮小している兼ね合いから、ビジネスチャンスが生まれます。
 
そんなこんなの理由から、新型肺炎コロナウイルス終息後に、「中国起業ブーム」が盛んになるのは必定かと。
されど、上海は中国最大のビジネスエリアのため、「なんだかんだヌケモレがある市場」の状態は、どれだけ長く見積もっても一年くらい。
 
事実、日本国内で活動する日本人経営者の類から、「上海でのビジネスを考えている」、といった問い合わせが増えています。
フツーに考えれば、そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。
 
良くも悪くも、「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス」によって、市場の新陳代謝が加速化しています。
中国に限った話ではなく、どこで仕事をするにしても、自分なりのやり方でどうやったら「お金を稼ぐことができるのか?」を考える時が来ていますね。
 
私を例に説明しますと、いま私が経営している「コンサル」と「内装」で勝負すべきなのか、はたまた「コンサル」と「内装」と「新しいプラスワン」を加えて勝負すべきなのか、悩んでいます。
「じゃあ、やれば」というツッコミが聞こえてきそうですが、私の場合は既存事業である「コンサル」と「内装」の固定費が足枷になっており、いま新規事業に投資するのは考えもの・・・・
加えて、中国上海ビジネス戦線において、やるべきことは既に全部やったはずなので、いま打てる手は博打になってしまいます。
その結果、今の段階では、私自身は特に何もしません・・・・
日々、もぐもぐタイムのため、ただただ急速にメタボ化が進んでおります。
願わくば、食の呼吸、壱ノ型、爆上げ基礎代謝・・・・
 
世の中を変える新しい価値観というのは、常に枠にとらわれない出来事から生まれるもの。
「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス」によって、上海では爆発的にリモートワークが普及しました。
良くも悪くも、強制的に「働き方改革」を推し進める結果となり、現在では「リモートワーク」が定着するほどに拡大。
中国で「リモートワーク」が定着すると、それに付随した更に進化したIT社会が構築されるため、新しいビジネスが生まれます。
 
日本にしろ中国にしろ、「新しい生き方」「新ルール」などなどがチョイチョイ出てきます。
ますます帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になるため、起業という生き方に熱い視線が注がれるでしょう。
数年後には就職するよりも起業する方がフツーになる、とは言いませんが、起業活動が増えます。
 
なにも難しく考える必要はありません。
少しくらい自分の思うままに生きてもいいのでは?
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
自分の年齢に惑わされず、人生を楽しむために貪欲になりたいですね。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
思った通りの人生にはならないかもしれないが、良かったと言える人生にしたいですね。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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