中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

続・一寸先は闇か光か?大人の中国起業物語

ここ最近、「働き方改革」という言葉を耳にする機会が増えました

多様性と自由化の波に揉まれるわけですから、今を生きる我々としては、さまざまな変化に臨機応変に対応すべきかと。
 
実のところ、起業家と働き方改革って間違いなく好相性。
カンタンな例をあげると、休みを選べる、出勤時間を選べる、付き合いを選べる、仕事を選べる、などなど。
 
良く言えば、自由。
悪く言えば、協調性がない。
 
起業すれば、全ての責任が自分にあるため、自分のやり方でやっていきたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
ある意味、これぞ起業家の正しい温故知新、といえなくもない。
 
世間一般では、そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。

何故にこの話を持ち出したかというと、そんな「少し変わった人」が新時代のお手本になる可能性があるからです。 

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あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超えるでしょう・・・
いわゆる「コロナ不況」に突入するため、これを機に、旧来型の雇用形態に変化が生じます。
賛否両論あるでしょうが、中国が肺炎になると、日本は危篤になる、と思っています。
 
誤解がないように申し上げますが、私は、親中派でもなければ、親日派でもありません。
好きな中国人もいれば、嫌いな中国人もいる。
好きな日本人もいれば、嫌いな日本人もいる。
正直なところ、どーでもいい。
 
少し話が逸れましたが、未曾有の「コロナ不況」に突入する可能性大ですから、労働者の二極化が進むでしょう。
ザックリ言うと、結果を出せばOK、物事が進む過程は関係ない、まさに実力主義成果主義の典型例。
独立起業するにしろ、会社員として働くにしろ、どのみち「起業家のように働く」時代が到来します。
なぜなら、経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
 
ご周知のとおり、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、「リモートワーク(テレワーク)」が浸透しました。
で、ここから述べることが、この話のキモなんですが、従業員と経営者の双方が重大な事実に気づいちゃいました!!
 
従業員は、会社に行かなくても意外と仕事できる、と気づく。
経営者は、あの人が会社にいなくても別に変わらない、と気づく。
私は「コンサル会社」と「インテリアデザイン会社」を経営しているのですが、どこもかしこも「働き方改革」が加速度的に進んでいる様子。
机上の空論ではなく、実体験を交えてご説明します。
 
❶コンサル会社の実例
ウチの顧客の9割が所謂「ラグジュアリーブランド」のため、顧客はイタリアとアメリカと中国になります。
どこもかしこもリモートワークをやっています。
 
❷インテリアデザイン会社の実例
ウチの顧客の10割が中国国内で活動しているため、顧客は中国国内にいる中国人および外国人になります。
どこもかしこもリモートワークをやっています。
サプライチェーンにおいては、再開の目処が立たない、休業中の会社がソコソコあります。
 
で、先ほど述べましたが、従業員と経営者の双方が重大な事実に気づいちゃいました!!
従業員は、会社に行かなくても意外と仕事できる、と気づく。
経営者は、あの人が会社にいなくても別に変わらない、と気づく。
 
国を問わず、ますます帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になるでしょう。
となると、企業に勤めていても「起業家のように企業で働く」時代になります。
そんなこんなの理由から、起業家が新時代のお手本になる可能性大、というわけです。
誤解のないように申し上げますが、起業を推奨したいわけでもなく、自慢話をしたいわけでもありません。
起業家であれ会社員であれ、「お金を稼ぐ力」が不可欠だと伝えたいのです。 
 
アナタは会社の看板なしで勝負できますか?
会社の看板が外れたときのアナタは、どれほどの価値がありますか?
「看板力がある時」と「看板力がない時」では、相手の反応は違います。
会社経営14年目を迎えるのですが、起業した当時は24歳でした。
ソコソコの期間、意思決定を誤れば会社が潰れるかもしれない、生きるか死ぬかの真剣勝負の世界にいます。
若い頃から、自分の力でお金を稼いできた経験があるため、「自分の身は自分で守る力」はある方かと。
その経験から断言できるのですが、事業のステージと経営者の能力は必ずしも連動しません。
起業は選ばれた人がやるもので勇気がいる、と勘違いされる人が多いのですが、それは誤解です。

あくまでも私の感覚ではありますが、「古き良きビジネスモデル」と「新しいビジネスモデル」に大した差異はない、と思います。

普遍的なモノを積み重ねていき、自分なりの哲学を組み込んでいくと、そのビジネス自体に独創性が生まれるため、第三者からすると目新しく感じる、だけ。 

世界トップレベルの会社は別にして、一般的なビジネスには然程オリジナリティは必要ありません。

そりゃ、誰にも真似できない独創性のあるビジネスは素晴らしいですが、それよりも自分がやっているビジネスに市場が存在しているのか、努力次第で勝利を得られるのか、などなどが大事になってきます。

市場の存在が確定していれば、やることは明確でして、競合他社から顧客を奪う、だけ。

具体的に言うと、基礎の部分は模倣して、ある特定分野は他社競合よりも特化して、顧客を頂戴する、以上。
これらの話は、目新しさゼロのお決まりの陳腐な手法のため、独創性は必要なく、模倣の延長線上の戦い方です。

そりゃ、ビジネスの基本は人と違うコトをやることだ!という言葉に異論はありません。

が、しかし、常識に囚われるな!常識を疑え!という常識(偏見)に囚われすぎるのは感心しません。

 

私が起業した理由は単純でして、「上へ上へ」駆け上がる人生は楽しそうだけど、「横へ横へ」思うがままに歩む人生の方が向いている、と感じたから。

そもそもの話、世の中には優秀な人が沢山いるため、同じ土俵で戦ったところで、私が勝ち残る可能性は極めて低い。
私は、人と違うコトをしたい、といった欲求はなく、自分がしたいコトをしたい。
ただただ当たり前のことを当たり前にしたい。
その私にとっての当たり前が、他の誰かと同じであれば、私は人と同じであることが悪いとは思いません。
典型的なアスペルガーのため、得意分野と苦手分野の差が異常に激しく、能力を平均値で判断されると、私は「仕事ができない人」に分類されがち。
となると、ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」生きたい!!
 
私は弱い人間なので、「自分が自然体で居られる場所(お山の対象でOK)」と「自分が王様で居られる場所(裸の王様でOK)」がないと、自分の存在価値を見出せない・・・
自尊心の高い人は「肩書き」「服装」などで自分を大きく見せる必要がないのですが、私は「ブランド品」で自尊心を満たしながら、権威としてブランド品を利用するタイプ。
 
え、なに?なんか可哀想な人だなぁ〜と思いましたか?
別にどう思われようが気にしません。同情するなら金をくれ(笑)
金の呼吸、壱ノ型、一獲万金・・・
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。自分基準で考えれば迷わない。
そういう生き方をしていると、第三者から批評される機会が増えますが、気にする必要はありません。
 
有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかり・・・
今は時代の変化がめちゃくちゃ早く、価値観もガラリと変わるため、細かい話を気にしたところで無意味。
価値観や人生観は時間と共に変わりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」というのは普遍的ではないでしょうか?
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
 
我々いい大人ができることは、自分が犠牲になって人を幸せにすることではないため、まずは自分の人生を愛しましょう!!
 
とはいえ、無責任な自己中はダメ・・・単なるワガママと個性的は違います。
なにかしらの社会との折り合いをつけた抑制の意識があり、なおかつ脱ブナンに仕上げる「マイ(自分)ブランド」こそ、俗にいう「個性的」だと思います。

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否応にも、そんなことを改めて気づかせてくれる、上海です。

ゆえに、第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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