中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

続・経営者の意地

いまの日本人は「ビニールハウスで人工栽培されている植物」みたい

何かしらのトラブルが起き、暖房のスイッチが切れて、ビニールが剥がれると、ビニールハウス栽培の植物は枯れちゃう・・・・
 
起業家や個人事業主の類でさえ、たった数週間の自粛で消えます。
要するに、「サバイバル能力」が低いから、馬鹿の一つ覚えみたいに「自粛と補償」はワンセットと叫ぶわけでして・・・・
 
ちょくちょく話題になる飲食店の経営危機にしろ、経営者が「ビニールハウスで人工栽培されている植物」みたい、とは言いませんが、弱い経営者だと思います。
 
ご周知のとおり、観光地にある飲食店や宿泊施設は、インバウンドによる特需的な景気の恩恵を持続的に受けていました。
インバウンドがなくなれば、売り上げが激減するため、宿泊施設や飲食店の連鎖倒産が起こります。
インバウンドの恩恵(ビニールハウスの保護)を受けてヌクヌクと育った植物は、インバウンドが無くなると枯れるのは必然。
 
どちらかと言うと、「インバウンド=外部要因」ですから、「自社の経営努力や自社の危機管理=内部要因」を怠った結果では?
さほど経営努力をしなくても、ただ単にインバウンドで稼げた会社は沢山あったはず。
一定期間はインバウンドの恩恵を受けて、実力以上の収入を得たわけですから、不運の時だけ嘆くのは違う気がするんですけどね。
儲かる時は政府に何も言わず、儲からない時は政府にギャーギャー文句を言う。
今までインバウンドの恩恵を受けたということは、感謝こそすれ、批判する?
ハイリスクでハイリターンの生き方を選んだのは、自分自身ですよね?
 
我々が何らかの幸福を失うことができる限りは、何らかの幸福を持っているわけですから、最悪の状況ではない!!
 
悲しい話ですが、経営者ですら「ビニールハウスで人工栽培されている植物」みたいだから、ビニールハウスの中で暖房が効いた空間でしか生存できないのでしょうね。
雨風を凌いでくれて、一定の気温が保てるため、「ビニールハウスで人工栽培されている植物」の方がラクでしょう。
が、しかし、ですよ。
トラブルが起き、暖房のスイッチが切れて、ビニールが剥がれると、ビニールハウス栽培の植物は枯れちゃう・・・・
 
人生にも経営にも波があります。上がる時も下がる時もある。良い時も悪い時もある。
起業家や個人事業主の類は、格好つけてナンボの世界、でしょ。
好機があれば逸機もある。
コロナ云々関係なく、これは致し方ないこと。
 
この状態を想定しておけ、というのは無理があるでしょうが、たかが数ヶ月続いたら経営できません、というのは危機管理能力が低すぎる。
コロナ云々関係なく、何が起こっても変じゃない時代ですから、日頃の経営努力でリスク管理しろよ、と思っちゃいます。
 
貴方にとって、当たり前のことが当たり前なとき、それを幸せと呼ぶのでしょうか?
一説によると、「幸福とは、巧みに騙されている状態の不断の所有」ですからね。
戦後大復興した日本の実情がこれか・・・・
誇り高いけど、それを埋める努力を怠り、他責化したツケが回ってきた。
そのことに、意図的に気づかないフリをしないと、日本人としてのプライドが保てない?
 
懸念すべき点は、日本人は失敗を嫌うため「ゼロからやり直す」という方法を選択しない場合が多いこと。
そうなると、自殺者や失踪者が増えます・・・・ゼロからやり直したらいいのに・・・・
どんな結果になろうと、私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値はあるはず・・・・
 
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
全く他人事ではありません。
 
と、まぁ、いろいろと不安は尽きませんが、とにもかくにも「サバイバル能力」が低い日本人が増えましたね。
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルと内装会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、インテリアデザイナーでもあります。
いまの時代に何よりも大事なのは、「逆境に負けないメンタル」であり「生きてく強さ」であり「お金を稼ぐ力」だと思うんですよね。
 
自己資金かつ無借金で会社経営をしているため、「生きてく強さ(サバイバル能力)」が身につきました。
会社経営14年目を迎えるのですが、起業した当時は24歳でした。
ソコソコの期間、意思決定を誤れば会社が潰れるかもしれない、生きるか死ぬかの真剣勝負の世界にいます。
若い頃から、自分の力でお金を稼いできた経験があるため、「自分の身は自分で守る力」はある方かと。
 
ご存知の方も多いでしょうが、企業生存率(起業の成功率)は残酷でして、1年40%・5年15%・10年6%・20年0.3%、です。
起業したところで、5年経てば85%の企業が倒産、10年を超えるのは一握り、20年を超えるのは無に等しい。
コロナ云々関係なく、生き残る会社は極めて少ないのが現実。
 
どのみち、コロナ後(アフター・コロナ)の世界では、新しい世界に必要ないモノやコトは淘汰されます。
もう元には戻れない、という覚悟が必要かと。
 
少し話が逸れましたが、「ビニールハウスで人工栽培されている植物=サバイバル能力が低い」という話に異論はないでしょう。
賛否両論あるでしょうが、「アリババの創業者であるジャック・マー」氏がいう「996システム」や「ファーストリテイリングの柳井」氏がいう「世界同一賃金」などなどの考え方が一つの正解になるかと。
なにはともあれ、今は厳しく教えることが難しい時代ですから、自分で自分を教育しないと、「固有の価値を見いだされている人材」になるのは難しい・・・・
 
無責任で無自覚なアホとバカが増え、危機感の低さは心配ですが、総じて日本人って頭が良すぎる気がするんですよね・・・・
いや、ほんと、良くも悪くも、日本人は頭が良すぎる!!
 
自分に失望している人ほど、基準が高すぎる・・・・
「完璧主義」は、一見すると良いようにも見えますが、私は最悪な思考パターンだと思っています。
大前提として、世の中に完璧なるものは存在しない(笑)
 
あ、そうそう。
「自分探し」とは、これもあれも「本当の自分」ではないと、「今の自分」を果てしなく否定し続ける行為ですから、ほどほどに!!
ありのままの自分を受け入れる事ができれば、我々はもっと自由になれるわけでして・・・・
ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」。
 
人生は難しく解釈するから分からなくなる・・・
たいていの人は、本当に何がしたいのか、心の中で分かっている気がします。
直感に耳を傾けない人が多いだけ。
 
「失敗してもいい」と思えば、意外や意外、簡単に行動できますよ!!!
死ぬこと以外かすり傷、とは言いませんが、人は何度でも立ち上がれます(多分)
逆境に凹まない忍耐力と前向きな気持ちがあれば、光明が見えてきます。
 
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
時が物事を変えると言うけれど、実際は自分で変えないと何も変わらない気がします。
 
今は時代の変化がめちゃくちゃ早く、価値観もガラリと変わるため、細かい話を気にしたところで無意味。
価値観や人生観は時間と共に変わりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」というのは普遍的ではないでしょうか?
 
我々いい大人ができることは、自分が犠牲になって人を幸せにすることではないため、まずは自分の人生を愛しましょう!!
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
 
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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経営者の意地

自分の運命は自分で管理しなさい。でなければ、貴方は他の誰かに自分の運命を決められてしまう

我々のような起業家や個人事業主の類は、好き勝手に生きているわけですから、馬鹿の一つ覚えみたいに「補償」を求めるべきではありません!!
これらの嘆きは、ウンザリするほど月並み・・・・雨は一人にだけ降り注ぐわけではないのに・・・・


この状態を想定しておけ、というのは無理があるでしょうが、たかが数ヶ月続いたら経営できません、というのは危機管理能力が低すぎる。
コロナ云々関係なく、何が起こっても変じゃない時代ですから、日頃の経営努力でリスク管理しろよ、と思っちゃいます。

我々のような事業主は、一国一城の主人。
自分自身の城を築いたということは、すなわち落城する可能性もあるわけでして・・・・


そもそもの話、日本中の中小零細企業に補償すれば、日本国は崩壊します。
いや、ほんと、バカすぎる・・・・日本国を財政崩壊させる気なのでしょうか・・・・
国が全てを保証するとなると、いわゆる国営企業ですよね?
我々のような起業家や個人事業主が、経営難を政府(国)の責任にするのは、めちゃくちゃダサい!!!
そんな人は経営者に向いていません。
補償してほしいなら、就職しなさい、と思うわけですよ。

どこもかしこも休業したり売り上げが激減しているわけですから、全てを救済するなんて不可能。
仮に、いま蓄えのない自転車操業の会社を救済したところで、どうせ倒産するのがオチ。


冷静に客観的に考えれば分かると思うのですが、なんで数ヶ月で経営危機になんねん!
蓄えた私財や内部保留は何処へ・・・・営業を持続していたということは儲かった時期もあるはず・・・・

少々キツい言い方になりますが、コロナ前から「経営」がヤバイ状態だから、たかが数ヶ月で経営危機になるわけですよね?
そんな会社は、「コロナ前」から経営状態が最悪だったのでは?
となると、遅かれ早かれ倒産する運命では?


補償を求める前に、車や時計を売るなり、家やオフィスを安い場所に引っ越すなり、無駄を減らすように身辺整理すべき。
聞くところによると、今の生活水準を下げずに、補償を求める起業家や個人事業主の類がいるようですが、それは甘えすぎ。
国の制度に助成金や融資などあるため、それらを活用して、なんとかしろ!!


人の信頼を得るには何年もかかるけど、その信頼はたった数分で崩れます。
人生には選ばなければならない瞬間があります。
自分自身の人生を、徹底的に生きるか、妥協して生きるか、どちらかを。

大なり小なり、みんな我慢して生きてますから・・・・

我々のような起業家や個人事業主の類は、自粛と補償はセットではない、という覚悟を持つべき!!
人生にも経営にも波があります。上がる時も下がる時もある。良い時も悪い時もある。
自営業が「収入がなくなるから、補償しろ」という要求が通るなら、起業する日本人が増えます(笑)
私の認識では、日本は自由主義であり市場主義であり民主主義なんですけどね・・・・
権利主張し義務果たさない愚かな集団に成り下がった、とは言いませんが、無責任で無自覚なアホとバカ増えましたね。

自営業は、有事の際に「補償」されるべきではないため、平時の際に「お金を蓄える」必要があるかと。
会社員は、有事の際に「補償」される必要がありますが、平時の際に「給与が上がらない」と文句を言うべきではないかと。

どちらにも魅力があり不便がある。
自営業の方で、補償してほしいなら、就職しなさい!!
会社員の方で、給与を上げたいなら、独立しなさい!!
めちゃくちゃ単純な話かと。


大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
全く他人事ではありません。

起業家や個人事業主の類は、「結果が全て」でして、それ以上でもそれ以下でもない。

私は24歳から今(今年38歳)まで、自己資金かつ無借金で会社経営をしています。
結果を出すことが「当たり前」であり、結果を出さなければ「廃業」するだけ。

平時となると一般的な人より良い生活をしているため、有事となると「助けてください」「補償してください」とは口が裂けても言えません。

 

国の政策は、最大公約数的な発想になるわけで、中小零細企業や個人商店を見てるわけではなく、「どんだけコスパよく多くの人を救済できるか」を考えています。

この状況で、中小零細企業や個人商店を全て補償するとなると、財源のない日本国は崩壊します。
日本国の財政の範囲内で補償してくれるため、なぜ日本政府を批判するのか、全く理解できません。
営業自粛を理由に、経営危機を声高々に叫ぶ行為は、単なる責任転換であり、めちゃくちゃ見苦しい。


素朴な疑問なのですが、「お金ちょーだい」「補償しろ」と言うまえに、なぜ数ヶ月くらい仕事がなくとも生きていける「金」がないのでしょうか?
被害者面する前に、商売がうまくいっていた時に、何に幾ら金を使ったのか、冷静に客観的に考えるべき。
「お金ちょーだい」「補償しろ」と言うまえに、自分自身の身銭を切り、いろいろとやれることがあるはず。
所得が多くなると、生活コストも上がるため、一律給付の10万円では焼け石に水
となると、どうせすぐに「お金ちょーだい」「補償しろ」とギャーギャー騒ぐわけでして・・・・
余力のあるうちに撤退した方が得策かと。時には上手に負けることも必要かと。

人生というものは、思わぬ時に、道が開けたり、道が閉じたりする。


日本政府(社会)に頼るくせに、日本政府(社会)に文句を言う・・・・
こんな短い期間でさえ耐えられない、自分自身の経営手腕について、どのように考えているのか知りたい。
全て補償して助けるとなると、過去に類を見ない大増税は必至。

私を例にあげると、昨年は海外旅行に10回いきましたし、ハイブランドの洋服を買いまくりました。
日頃から節約している方からすると、自分で言うのもなんですが、こんな奴(私)を国の金で助けるべきではない(苦笑)
誤解がないように申し上げますが、ハイブランドの洋服しか購入しないのは、私がラグジュアリーブランドのコンサルをしているため、仕事柄というか必要経費。
私自身の身の丈にあった生活をしていますが、世間一般からすると贅沢な生活だと思います。
ハイリスクでハイリターンの生き方を選んだのは、自分自身。


私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
ウチの場合、コロナが解決したとしても、コロナで被った赤字を取り戻し、コロナ前の利益体質まで回復させるのは難しい。
私の経営努力は、「この状況(負け戦)を如何に上手に負けるのか」の一点のみ。
希望的観測なんて意味がなく、現実を直視して対応策を練り、会社が「生き残ること」に注力しています。

最高を望みながら、最悪に備える。そして、その中間にあるものに驚かないこと。


コロナが終息しても、「浪費」は圧倒的に減り、お金は使わず「貯蓄」に回すでしょう。
付加価値という曖昧な基準、雰囲気で生まれる漠然とした価値、今後は「本物」を除き無価値になる可能性大。
これからは「本物」に対して対価を払う時代になります。
「本当に必要な衣食住」の需要は確実に増え、「それ以外」の需要は確実に減る。

 

今の状況が一年ちょい続けば、私は絶対に自殺を選択しませんが、私の会社は倒産するでしょう・・・・
お金が無くなっても、また何かやれば稼げる、と思っちゃう楽観的な自分がいます。
空っぽのポケットほど、人生を冒険的にするものはないはず(笑)

24歳から今まで、自己資金かつ無借金で会社経営をしているため、なんだかんだ「生きてく強さ」があります。
「いい日」は幾らでもあるんですが、手に入れるのが難しいのは「いい人生」ですから、恥ずかしい生き方はしたくない。
人はいつだって、いろんなことにサヨナラを言わなければなりませんから、しょーがない。

かなり暇なので、今後のことを、じっくり考えています。
行動する時が来たなら、考えるのをやめて、ただ前に進みます。
時を待つのではなく、機会を待っています。
私の経験上、幸運の女神は用意(準備)している人の前にひょっこり現れがち。

私は日本政府は優秀だと思っています。
間違った手法と批判するのは簡単ですが、そこまで間違ったことをしていませんよね?
費用対効果や実行力などなどの観点から分析すれば、思うところはありますが、誰もが納得する完璧な「コロナ対策」なんてありませんから・・・・

穏やかな心は問題を解決します。
怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は、問題をますます混乱させます。

マスコミは危機を煽っておけば、視聴率取れますから、ダラダラと不安を煽るだけで、それに頭の悪い低次元の国民が乗っかって騒いでるのが今の日本。


安倍総理は、日本国全体を考えて決断する立場のため、いわゆる思想系なやり方ではなく、理想と現実のバランスを考えて落とし所を探る必要があるでしょう。
麻生大臣は、口が悪いところはありますが、日本の財源を分かっており、捨て金になることが具体的に想像できるため、出し渋りするのでしょう。

他人の幸福を羨んではダメでして、私たちは他人の密かな悲しみを知りません。
過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う。

そりゃ、言いたいことは沢山あるでしょうが、一部例外を除けば、現政権(日本政府)は優秀だと思います。
絶対に間違っていることは批判すべきですが、それ以外のことは従うべきではないでしょうか?
なんでもかんでも批判するのは些か滑稽であり、どう考えても日本国のためになりませんから・・・・

結局のところ、日本政府(社会)に頼るくせに、自分の力では解決できないから、日本政府(社会)に文句を言いまくるだけですよね?


異様な楽観論をお持ちの方もおられますが、私自身は「長期戦を覚悟」しています。
半年から一年で回復すれば奇跡でして、回復するためには、止まっていた時間の10倍以上は必要だと思います。
1ヶ月後の様子を見て、コロナ終息の兆しが見当たらなければ、現時点とは比較にならないほど沢山の会社が倒産します。
全世界が歴史的大不況に陥るでしょうから、短期間の休業補償で解決できる次元の話ではないかと。
無論、日本国としては日本国民に対する支援が不可欠ではありますが、補償とは異なります。


素朴な疑問なんですが、日本って自由主義経済であり市場主義経済であり民主主義であり法治国家ですよね?
国のせいにしたら、明日はないですよね?
人生の航路には、独りで立ち向かわなければならない、それぞれの困難と問題があります。


私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
今も昔も、不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
思った通りの人生にはならないかもしれないが、良かったと言える人生にしたいですね。

否応にも、そんなことを改めて気づかせてくれる、クソコロナウイルスです(苦笑)
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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続・コロナで変わる価値観

コロナが再び世界大恐慌を引き起こす?

「V字回復は絵空事」でして、「負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)」が始まるでしょう・・・・
とりわけ私のような起業家からすると、「コロナ今」から「コロナ後」の繋ぎの「収入」ってチョー大事!
当初の予想より長期戦になりそうで怖い・・・・
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、収入は激減なのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
過去のブログ記事にて再三申し上げておりますが、いま現在、私は上海にいます。
1月16日に日本に一時帰国して、1月25日に上海に戻りました。
それ以降は、上海を離れていません。
いま現在の上海は、平穏を取り戻した感がありますが、第2波・第3波にも備えなければなりません。
 
良くも悪くも、「コロナ前」「コロナ今」の一連の流れを身を以て体験しています。
その経験から、日本国内での感染拡大が止まっているとは到底思えません。
後手後手だから、感染が広がったのは、既に周知の事実かと。
 
あくまでも私個人の意見ですが、今すぐ日本は、緊急事態宣言の延長をすべき!!!
検査数を絞って今の数字ですから、常識的というか良識的に考えて、緊急事態宣言の延長が妥当かと。
仮に緊急事態宣言の延長したところで、従わない会社が多いでしょうが・・・・
 
いや、ほんと、生命と経済のバランスは難しい・・・・
経済を放置すれば、経済的困窮による死者が増える。
感染拡大防止を放置すれば、コロナによる死者が増える。
 
どのみち負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まります。
全世界が歴史的大不況に陥るため、短期間の休業補償で解決できる次元の話ではないかと。
GW明けに感染が激的に減る可能性は低いため、今すぐ緊急事態宣言の延長(5月いっぱい)をすべき。
新型肺炎コロナウイルスの影響でダメになるモノやコトならば、淘汰されるべき運命だと諦めるしかありません。
異様な楽観論をお持ちの方もおられますが、私自身は「長期戦を覚悟」しています。
半年から一年で回復すれば奇跡でして、回復するためには、止まっていた時間の10倍以上は必要だと思います。
どのみち、コロナ後(アフター・コロナ)の世界では、新しい世界に必要ないモノやコトは淘汰されます。
もう元には戻れない、という覚悟が必要だと思います。
十中八九、酷い世の中になります。
 
そんなこんなの理由から、今すぐ現金を一律支給して、東京五輪閉幕まで消費税を下げて、一時的に主要都市を封鎖してほしい。
「都市を封鎖するようなことは、特措法では想定していないため、できない」でしょうが、やり方は幾らでもあります。
自衛隊と警察が臨時の防壁を築いて道路を封鎖して、「外出自粛にご協力お願いします」的なやり方もアリかと。
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、仕事との付き合い方が変わりつつあります。
在宅勤務、そしてビジネスモデルの大転換などなど、「コロナ前」「コロナ今」「コロナ後」すべての様相が異なるわけでして・・・・
ありきたりな言葉になりますが、転換期を迎えております。
事実、よほど能天気な職場でない限り、相当な吟味が必要。
 
リモートワーク(テレワーク)で仕事ができる人は、今後は海外にいるリモートワーカー(テレワーカー)との競争になります。
短期的な視点では「過度な国際化」を見直す動きになりますが、中長期的な視点では「更なる国際競争」に巻き込まれます。
どちらかと言うと、この問題は、従業員の方が影響が大きいかと。
企業経営者だけでなく、働く個人も大転換を迫られる可能性大。
 
「リモートワークできない業種」もありますが、「リモートワークできる業種」ならコレでいいやん、と気づく方が増えるはずです。
となると、数年後には、「リモートワークと解雇規制緩和」がワンセットになるかもしれません。
理由は明々白々でして、「リモートワーク」が定着すれば、「リモートワーク」で補える仕事は、外部委託するという選択肢が生まれるからです。
倫理上、「リモートワーク」ができる部門となると、それら全てを「アウトソーシング」することが可能。
経営者のなかには、「アウトソーシング(外部委託)」すれば、無駄なコストが発生しない、と考える方が一定数いるでしょう。
外部委託先は既に「ノウハウとセキュリティー」を含めた企業環境があるため、いち社員に「リモートワーク」させるよりも環境が整っています。
 
固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、ソコソコの期間を耐えることができます。
人件費を変動費にする手っ取り早い方法が、アウトソーシング(外注)でして、「人件費=外注費=変動費」となります。
 
企業としては、リモートワークでOKなら、オフィスは都市部ではなくてOK、ということになります。
となると、企業は「賃金の安い地域(国)で人を雇う」という選択肢が生まれます。
コスト面を考えた場合、賃金の安い地域(国)でリモートワークさせるのが最も効果的なのは言わずもがな。
要するに、「リモートワーク」が定着すれば、「リモートワーク」で補える仕事は、下記の3つの選択肢で解決できます。
❶外部委託 ❷賃金の安い地域(国)で人を雇う ❸今と同じ地域(国)で今より安い金額で人を雇う
 
改めて言うまでもありませんが、リモートワーク出来る業種でリモートワーク出来ない人は論外。
が、しかし、リモートワーク出来る人も❶❷❸との戦いに巻き込まれるでしょう。
リモートワーク(テレワーク)しやすい事務系の仕事は、「❶外部委託」「❷賃金の安い地域(国)で人を雇う」の2つで大まかな部分は解決できるかと。
事業の先行きを考えた「黒字リストラ」は今まで通りに行われ、コロナによる「賃下げ→人員削減」が追加されます。
となると、「❸今と同じ地域(国)で今より安い金額で人を雇う」ことが当たり前になるでしょう。
むしろ仕事があるだけ有難い、という雰囲気になる可能性大。
過去に批判されましたが、「ファーストリテイリング」の「柳井」氏がいう「世界同一賃金」の導入が一つの正解になるのでしょうね。

whitetree.hatenadiary.jp

経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。

負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
 

「固有の価値を見いだされている人材」でなければ、かなり大変な時代。

その反面、「固有の価値を見いだされている人材」であれば、今まで以上の報酬を得ることが可能な時代。
「めちゃくちゃ頑張ってるやん」アピールが通用しなくなり、結果で判断するようになります。
本当の「成果主義」「実力主義」が浸透するわけですから、「少ない労力と時間で大きな成果を上げる」ことが大事!!
 
スゴく面白い話なのですが、挑戦するからこそ安定するという、逆説のような現実を迎えます。
懸念すべき点は、「少ない労力と時間で大きな成果を上げる」ためには、それなりの時間と努力が必要という点。
「固有の価値を見いだされている人材」になるためには、一定期間は「長時間労働」が必要なんです。
まずは生産性を考えず、慣れるべき作業に長時間費やしてもOKな環境がないと、能力が身につかない。
要するに、失敗に寛容な社会になる必要がある+失敗を経験させる余裕時間が必要になる。
 
生産性と言う割には、本当に「生産性」という意味が分かっている人は少ないかと。
「生産性」=「生み出された付加価値」+「そこに費やされた資産との比率」
生産性を上げるためには、資産を減らすか、付加価値を増やすか、もしくはその両方が必要。
 
始めから「生産性」「効率化」を強制したらダメなんですよね・・・・
要するに、試行錯誤させる時間が必要。
仕事を覚えるのには時間がかかるのに、「時短」と言われると、人が育つのに余計に時間がかかってしまう、という矛盾が生じます。
過去に批判されましたが、「アリババ」の創業者である「ジャック・マー」氏がいう「996システム」が一つの正解になるのでしょうね。
 
とはいえ、今は厳しく教えることが難しい時代ですから、自分で自分を教育しないと、おそらく「固有の価値を見いだされている人材」になるのは難しい。
時が物事を変えると言うけれど、実際は自分で変えないと何も変わらない気がします。
 
その反面、「コロナ前」「コロナ今」「コロナ後」問わず、公務員は然程変わらないでしょうね。
変化を嫌う人は、公務員を目指すのはアリかと。
昨今「公務員たたき」が目立ちますが、公務員は景気に左右されにくい職業ですから、公務員を毛嫌いするのは些か滑稽かと。
景気の良し悪しに関係なく、一定の給与を得れるのが公務員の利点。
好景気であれ大した恩恵はありませんので、不景気であれ収入が保証されるべき。
公務員は10万円の一律給付を受け取る権利が100%あるだけでなく、闇雲に公務員を批判すべきではないかと。
大多数の人が苦しいわけですから、特定の何かを身代わり(生贄)にすべきではないかと。
細かく言い出したらキリがないため、さっさと貧富の差を問わず、現金の一律給付をすべき!!
 
困難を乗り越えるためには、強いリーダーシップが必要だと思います。
が、しかし、世界中で過激なリーダーが持て囃されると、第三次世界大戦になりそうで怖い・・・・

戦争にならなければ、どんだけ不景気に陥ろうが楽観的な未来予想図かと。

whitetree.hatenadiary.jp

なにはともあれ、全世界が歴史的大不況に陥るでしょうから、見極めが肝心ですよね・・・・

否応にも、そんなことを改めて気づかせてくれる、クソコロナウイルスです(苦笑)
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
コロナで変わる価値観があれば、コロナで変わらない価値観もある!!!
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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コロナで変わる価値観

新型肺炎コロナウイルスは、これまでの習慣や社会常識を根本から見直すことを我々に迫っています

当たり前の話で恐縮ですが、日本中国問わず、景気は簡単には戻りません。
大半の企業が苦しいため、企業も個人も「お金を使う」行為に慎重になります。
 
いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
上海は、平穏を取り戻した感がありますが、身近なところでも倒産が続出しています。
耐え忍んでいるけど、資金ショート目前の会社も少なくありません。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、中小零細企業は死活問題に直面しています。
もう元には戻れない、という覚悟が必要だと思います。
十中八九、酷い世の中になります。
 
経済が回復すると仮定した場合、回復するためには、止まっていた時間の10倍以上は必要かと。
「コロナによる死者」と「経済的打撃による死者」でしたら、「経済的打撃による死者」の方が圧倒的に多くなるかもしれません。
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
 
とはいえ、ある程度のところで、経済化活動を戻す必要があります。
されど、他の国が回復しなければ、持続可能な経済や社会を維持するのは無理。
世界は繋がっており、他の国の問題は影響します。
コロナ云々関係なく、中国が肺炎になると、日本は危篤になる、と思っています。
 
ご周知のとおり、世界の主要国が「外出自粛」「移動制限」をしています。
この経験から、生活習慣を変える人が大多数でして、「浪費」は圧倒的に減ります。
その反面、本当に必要な「衣食住」の需要は確実に増えます。
コロナ後(アフター・コロナ)の世界では、新しい世界に必要ないモノやコトは淘汰されます。
 
現時点でさえ中小零細企業が瀕死・・・・独立性のない中小零細企業の未来は絶望的・・・・
未曾有の「コロナ不況」に突入する可能性大!!
「V字回復は絵空事」でして、「負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)」が始まります。
 
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
経営者として、生きるか死ぬかの瀬戸際ですから、コロナ後(アフター・コロナ)の世界について、めちゃくちゃ考えます。
とはいえ、ここ最近は日夜問わず「ファイナルファンタジー7リメイク」を遊んでおり、今後のことを考える余裕はありませんでした。
先日「ファイナルファンタジー7リメイク」をクリアしたので、改めて今後のことを考える時間が増えました(笑)
エアリスが可愛すぎる・・・・
 
少し話がそれましたが、ウチの場合、コロナが解決したとしても、コロナで被った赤字を取り戻し、コロナ前の利益体質まで回復させるのは難しい。
私の経営努力は、「この状況(負け戦)を如何に上手に負けるのか」の一点のみ。
希望的観測なんて意味がなく、現実を直視して対応策を練り、会社が「生き残ること」に注力しています。
コロナの終息時期が分からない状況で、今年や来年の見通し予測なんて、やるだけ無駄かもしれませんが・・・・
 
先進国と途上国では、コロナ封じ込めの時間差が生じるため、大多数の国がコロナショックからは抜けられません。
コロナが終息しても、「浪費」は圧倒的に減り、お金は使わず「貯蓄」に回すでしょう。
「本当に必要な衣食住」の需要は確実に増え、「それ以外」の需要は確実に減る。
ここ上海でも、消費行動の考えた方が変わりました。
「外食する」という日常が減り、特別な日を除けば「家で過ごす」中国人が増えました。
 
コロナ終息後、「家の内装」が人気銘柄になるかと。
日本中国問わず、「住宅ビジネス関連」は需要増かと。
人生の最大時間を楽しまないでどーすんの、という話。
 
ウチの場合、上海近郊の「住まいデザイン」の依頼が増えており、前年比の倍くらい反響があります。
とはいえ、いまだに自粛モードのため、設計はできますが、工事は難しく、厳しい経営状態は続きます。
異様な楽観論をお持ちの方もおられますが、私自身は「長期戦を覚悟」しています。
半年から一年で回復すれば奇跡でして、回復するためには、止まっていた時間の10倍以上は必要だと思います。
第2波・第3波にも備えなければなりません。
 
海外に住む日本人としては、いまの日本が心配です。
今すぐ現金を一律支給して、東京五輪閉幕まで消費税を下げて、一時的に主要都市を封鎖してほしい!!!
 
コロナ終息後「日本経済は回復するのが早い」というニュースを目にしますが、真逆だと思います。
日本は、資源国ではなく、インバウンドを基軸産業にすべく動いていました。
世界と対等に渡り合える技術は少なく、最先端のモノやコトは中国の方が圧倒的に優れています。
加えて、コロナ終息しても、増税ショック進行中・・・・
 
1ヶ月後の様子を見て、コロナ終息の兆しが見当たらなければ、現時点とは比較にならないほど沢山の会社が倒産します。
全世界が歴史的大不況に陥るでしょうから、短期間の休業補償で解決できる次元の話ではないかと。
 
今の日本人は、継続的な資金援助(補償)を当たり前に言っています。
要するに、ベーシックインカムを求めています。
継続的な資金援助(補償)をすると、日本が崩壊します。
少々極端な言い方かもしれませんが、みんなが生活保護を受ける、と同義語。
 
マスコミは危機を煽っておけば、視聴率取れますから、ダラダラと不安を煽るだけで、それに頭の悪い低次元の国民が乗っかって騒いでるのが今の日本。
 
アメリカで死んでるのは、お金がなくて病院行けない人たちばかり・・・・
聞くところによると、病院に行って、陽性入院したら、300万くらいかかりますから・・・・
だからアメリカ政府は、15万とか20万をキャッシュであげています。
 
日本って陽性入院医療費は無料ですよね?
でも補償しろ、と騒いでるんですよ。
 
とりわけ、起業家や個人事業主の類が、補償を求めるのは、お門違い。
起業家や個人事業主の類は、好きなこと(やりたいこと)を仕事にしているため、ソコソコ自由です。
好き勝手に自由に生きているわけですから、馬鹿の一つ覚えみたいに「補償」を求めるべきではありません!!
補償してほしいなら、就職しなさい、と思うわけですよ。
一般的な会社員みたいに毎朝出勤することもなく、休みたい時に休んでいるわけですから、仮に「補償」されるとしても最後。
優先されるべきは会社員でして、そんなに好きな仕事ではなくとも、有事の際の安心(補償)がありそうだから、自分を殺して生きている方も多いでしょう。
 
我々のような起業家や個人事業主は、好きなことをして生きているため、どれだけ苦しくとも自己責任の範疇だと思うんですけどね。
選んだ生き方が特殊な立場ですから、一定の状態を保護されるような立場ではありません。
 
なにはともあれ、全世界が歴史的大不況に陥るでしょうから、短期間の休業補償で解決できる次元の話ではないかと。
そんなこんなの理由から、今すぐ現金を一律支給して、東京五輪閉幕まで消費税を下げて、一時的に主要都市を封鎖してほしい。
その後は、政府にお金をたかることなく、自分たちでなんとかする。
 
どのみち、コロナ後(アフター・コロナ)の世界では、新しい世界に必要ないモノやコトは淘汰されます。
どのみち、負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まります。
新型肺炎コロナウイルスの影響でダメになるモノやコトならば、淘汰されるべき運命だと諦めるしかありません。
時には、上手に負けることも必要かと。
 
日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいのですが、学ぶべきところはあるのではないでしょうか?
 
ほんの少し前まで、中国の人口の約半分にあたる7億8千万人ほどが移動制限のもとで生活をしていました。
中国経済の減速どころの話ではなく、中国経済の急停止でしたから、多くの企業は一様に危機的状況を迎えました。
そんななか、中国では鎖国を実行して、その間に経済回復政策をどんどん打ち出して、この失われた時を取り戻そうと動いていました。
そして、いま現在、上海は平穏を取り戻した感があります。
 
なぜ、中国で実現できることが、日本では難しいのでしょうか?
そりゃ、いくつも理由が見当るのですが、もう少しやれることがあるはず。
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
コロナで変わる価値観があれば、コロナで変わらない価値観もある!!!
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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Borsalino(ボルサリーノ)のハット https://aurora-man.com/ic/Borsalino
 
 

人が想像できる全ての出来事は起こりうる現実

先日、遂に日本で緊急事態宣言が正式に発行されました

猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、世界の死者が8万人を超えました。
本音を言うと、もっと早い段階で緊急事態宣言を出して欲しかった・・・・
 
とはいえ、日本政府は優秀だと思います。
自粛要請だけで「コロナ感染による死者を減らし」「コロナによる経済打撃を抑制する」という理想論っぽい方法ですが、いま現在は他の国と比べて感染拡大防止ができています。
 
日本国民の多くが「目先のお金」を望んでいるため、「日本政府の方針」と「日本国民の希望」との間には、相容れない部分があります。
されど、他の国とは異なる、「日本らしいコロナ対策」ではないでしょうか?
緊急事態宣言中なのに「そこまで緊急事態ではないよね感」のある国は、世の中広しといえども日本くらい。
行動を強制するわけでもなく、かなり自由があります。
「個々がやれることをできる範囲でやれば、必ず結果はついてくる」というのは理想論っぽいですが、日本政府が日本国民を信じている証拠。
「大規模な医療崩壊」と「大規模な失業」を避けることができれば、日本政府の対応は世界中から称賛されるでしょう。
 
いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
良くも悪くも、日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいでしょう。
ですがですが、今の日本は、「日本らしい(日本にしか出来ない)コロナ対策」をしています。
 
新型肺炎コロナウイルス感染拡大を受けての日本政府の緊急事態宣言には、強制力がなく、このままではコロナに負ける」といった報道を目にする機会が増えました。
無論、「もっと早い段階で緊急事態宣言を出すべき」「他の都市も緊急事態宣言を出すべき」「首都封鎖をすべき」などなど思うところはありますが、各国それぞれのやり方があります。
 
外から批判されがちですが、日本政府と日本国民は優秀だと思います。
無責任で無自覚なアホとバカが増え、危機感の低さは心配ですが、日本ほど公衆道徳を重んじる国はありません。
 
外国人の友人は、「日本はスゴい」と言っています。
強制されなくとも、「個々がやれることをできる範囲でやれば、必ず結果はついてくる」という理想を実現する可能性があります。
いや、ほんと、スゴいことですよ!!
ですがですが、どれだけ政府が優秀でも、平和ボケしている無責任で無自覚なアホとバカが暴れると、この事態を乗り切れません。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスとの戦いは、新たな段階に入りました。
理想を現実に変えるには、「大きな想い」と「小さな行動」の継続が不可欠のため、時には「痩せ我慢的な美徳」も必要。
残念ながら、私の場合は、痩せ我慢とは真逆のメタボ化が進んでいます。
心は自粛、体はわがままボディ。
最近の趣味はダイエット、最近の特技はリバウンド、マジぴえん・・・・
 
なにはともあれ、このような意外性のある「日本らしい緊急事態宣言(主張はすれども声は荒げず)」でワクチンが開発されるまでの時間稼ぎをしてほしい。
 
が、しかし、ですよ。
私個人としては、首都封鎖してほしい・・・・主要都市を封鎖してほしい・・・・
 
「犠牲になる地域・犠牲になる産業・犠牲になる企業」が沢山あるのは周知の事実ですが、目的のために足並みを揃えないと、コロナに負ける気がします。
 
良くも悪くも、日本人は個より公を重んじる気概が残されており、同調圧力がスゴい。
同調圧力が間違った方向に進めば、至る所で感染爆発が起きます!!
2次感染3次感染の最大の原因は、出社退社の公共交通機関の利用によるもの。
時間差出勤やリモートワークを促進させることで、多少の効果は見込めるでしょうが、いまの緩い対策なら感染爆発が起きるでしょう。
そこらじゅうに無症状感染者がいるはず・・・・
誰が感染しているか分からないのに、満員電車(蔓延電車)に乗るのはバカバカしい。
されど、職場の同調圧力に負けて、出勤せざる得ない人がいます。
症状が出ると公表されるため、無申告または普通の肺炎扱いで処理している可能性も少なくないかと。
困窮者支援も大事ですが、まずは休みたくても休めない人たちへの支援を優先すべき。
結局のところ、個々でやっても数が減らないため、政府は企業に対して具体的に言及すべき。
もはや「夜の店」云々のレベルではなく、満員電車にオフィスワークで詰みかと。
 
今すぐ現金を一律支給して、東京五輪閉幕まで消費税を下げて、一時的に主要都市を封鎖してほしい。
 
世の中を舐めている日本国民を目覚めさせる、という意味でも効果的!!
経済的な打撃は避けられませんが、移動(通勤)を制限すべき。
どれだけ他のところで自粛しようが、公共交通機関で感染する可能性大のため、自分自身が感染者集団の発生源になる可能性大。
自己責任で片付けられる問題ではなく、全く関係のない人たちに感染させるリスクがあるから、絶対に避けるべき。
人が想像できる全ての出来事は起こりうる現実ですから・・・・
 
コロナで亡くなる方よりも、コロナを原因とする経済的困難によって亡くなる方のほうが多くなるかもしれません。
経済の心配は尽きませんが、それもこれも、命あってこそ。
 
私は、日本政府は優秀だと思います。
コロナの勢いが止まらず、さらには薬が開発されておらず、感染経路も不明。
「だから外出は控えてね」「仕事は家でやるように努力してね」などなどの当たり前の話を、考えることを忘れてしまった日本国民に丁寧に教えています。
しかも、他国のように強制ではなく、個々の意思が自由のもと委ねられています。
さらには、お金までくれるんですよ!!!!
でも、文句言うのが日本人・・・・
冷静に客観的に考えれば分かると思うのですが、マジでヤバくないですか?
日本政府からすると、マジぴえん・・・・
 
私は日本人ですから、日本という国を誇りに思ってます。
日本に生まれて良かった、と心底感じています。
ですがですが、日本は素晴らしい国ですが、いつまでも世界最高水準の国だと思わない方がよろしいかと。
良いところは沢山ありますし、いまだに世界に誇れる国ではありますが、経済力と民度は低下しています。
危機意識のない無責任な方々がウイルスを撒き散らす可能性大!!!
真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカでして、無知は経済を滅ぼす。
 
話題が変わりますが、最近とても辛い出来事がありました。
あの優しい炭治郎が鬼へと変貌しました・・・・
ご存知の方も多いでしょうが、「鬼滅の刃」の物語の特徴として、敵側である鬼が「鬼になる前の過去にあたる人間時代の回想」があります。
となると、今までの話は全て、「炭治郎が鬼になる前の過去にあたる人間時代の回想」なのでしょうか?
そう考えると、めちゃくちゃ辛いのですが、私には落ち込んでいる暇などありません。
 
4月10日に「ファイナルファンタジー7リメイク」が発売されます!!!!
私は上海にいるため、自粛する必要はないのですが、数日間はウキウキで自粛します。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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コロナ終息後の楽観的な未来予想図

上場などを狙っていない限り、「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社が増えるでしょう

固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、ソコソコの期間を耐えることができます。
 
人件費を変動費化すると、変動させることが難しい人件費を管理できます。
当たり前の話で恐縮ですが、人件費は、固定費の大部分を占めており、変動が難しい・・・・
そのため、人件費の一部を変動費化することで、会社からすると業績悪化に耐えられる余裕時間が増えます。
人件費を変動費にする手っ取り早い方法が、アウトソーシング(外注)でして、「人件費=外注費=変動費」となります。
他にも「固定給を下げて、賞与を増やす」「非正規雇用で補う」などありますが、「アウトソーシング(外注)」が増えるでしょう。
 
いま現在、私は上海にいます。
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルによって、やることが全然ないため、いろいろと今後のことを考えています。
とはいえ、暇なので、「鬼滅の刃」「ワンピース」「キングダム」「進撃の巨人」の最新話を楽しみに待つ日々です(笑)
善いことはカタツムリの速度で動くため、なかなか状況が好転しません・・・・
 
いま思えば、「ファイナルファンタジー7リメイク」を予定通りに発売してほしかった(4月10日が待ち遠しい)
コロナ云々関係なく、私は会社を休みます!!!!
それこそ、「ダークソウル3」「セキロウ」「ブラッドボーン」「ドラゴンエイジ・インクイジション」「ダイイングライト」「ドラゴンクエスト11」「ファイナルファンタジー15」などなどが発売した日には自粛していました。
いい大人が自慢げに話す内容ではないのですが、今年は「ファイナルファンタジー7リメイク」「サイバーパンク2077」「ゴースト・オブ・ツシマ」が発売したら、数日間はウキウキで自粛します(笑)
願わくば、年内に、「エルデンリング」「真・女神転生5」が発売してほしい・・・・
 
少し話が逸れましたが、平時と比べて、やることが全然ないため、コロナ終息後の楽観的な未来予想図を考えました!!
 
と、そのまえに。
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
生活水準を変えない場合、今の状況が1年ちょい続けば、私の会社は倒産するでしょう・・・・
前々から、なるべく「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社経営に切り替えていましたので、なんとか耐えられます。
そりゃ、「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていますが・・・・
万が一の可能性もあるため、生活水準を下げた場合も計算済み。
 
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
全く他人事ではありません。
 
とはいえ、ですよ。
この状態を想定しておけ、というのは無理があるでしょうが、たかが数ヶ月続いたら経営できません、というのは危機管理能力が低すぎる。
コロナ云々関係なく、何が起こっても変じゃない時代ですから、日頃の経営努力でリスク管理しろよ、と思っちゃいます。
とりわけ、起業家や個人事業主の類は、お金が超大事!!!
 
お金というのは、力であり、自由であり、心痛を和らげるクッションであり、あらゆる悪の根源でもあるが、いっぽうで最大の幸福にもなります。
わずかな金で満足すること、これもひとつの才能である、とは思っていますけどね。
大切なのは自分が望んだように生きること。そして、それを続けること。お金があっても不幸な人生をおくるより、ずっと満足できるはずですからね。
 
されど、お金を馬鹿にする者は、お金に馬鹿にされがち、というのも事実。
若いときの自分は、金こそ人生で最も大切なモノだと思っていました。 今、歳をとってみると、その通りだと確信しました(笑)
 
何年も前から、私自身は、「負けない経営」を軸にビジネスを考えています。
いま追い風だとしても、いつ風向きが変わるかわからない、という恐怖心が常にあるため、守りを優先する戦い方が好き。
私の癖なんでしょうけど、業績が上向きのときに、先を見越した節約を度々実行していました。
計画的に業績を上げることができれば問題ないのでしょうが、自分の経営手腕に自信がありません。
そりゃ「もっと突き抜けたい!やってやるぞ!」と思う日もあるのですが、大怪我を負う可能性のある勝負が苦手・・・・
詰まるところ、コレが、会社が大きくならない原因であり、会社が倒産しないカラクリ。
 
良く言えば、固定費を抑えているため、有事(天災)に強い。
悪く言えば、いつまで経っても会社が大きくならない。
良くも悪くも、「負けない経営」は、私との相性がピッタリ。
そもそもの話、「売上至上主義」が大嫌いでして、「利益至上主義」が大好き。
まぁ、オーナー社長なので、当たり前の話なんですけどね。
 
真剣勝負の世界は面白いのですが、常に一定の不安と緊張があります。
起業家として生きるということは、社長としての責任もあり、結果を出し続けなければなりません。
このような生き方を24歳から今(今年38歳)まで続けているのですが、今の働き方があと何年続くのだろうか、と不安になる日もあります。
まあまあ心が消耗するため、生きることに意欲的になれず、何もかも投げ出したい、と思うこともあります。
 
ご存知の方も多いでしょうが、企業生存率(起業の成功率)は残酷でして、1年40%・5年15%・10年6%・20年0.3%、です。
起業したところで、5年経てば85%の企業が倒産、10年を超えるのは一握り、20年を超えるのは無に等しい。
 
あくまでも私の憶測ではありますが、そう遠くない未来では、会社も人も二極化するでしょうね。
ザックリ言うと、「大企業・個人事業主に近い会社」と「起業家(起業家のように企業で働く人を含む)・それ以外」。
「勝つ経営」でも「負けない経営」でも、欲しい人材は「起業家(起業家のように企業で働く人を含む)」の類になるでしょう。
そこで着目して欲しいのは、「人の数」なんですよね。
 
人は最低限でいいんですよ。リーダー的なハブがいれば。
 
もはや、上場などを狙っていない限り、「固定費を下げて、変動費に切り替える」会社が増えるでしょう・・・・
固定費を下げて変動費に切り替えておけば、天災(有事)が起きた場合でも、一定期間は耐えることができます。
未曾有の「コロナ不況」に突入する可能性大ですから・・・・
負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まります。
 
経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。
負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
間違いなく、「人件費の変動費化」が加速化します!!!
 
世界の主要国が鎖国状態ですから、海外事業も厳しい・・・・
改めて言うまでもありませんが、急激に業績が落ち込む会社が続出します。
事業の先行きを考えた「黒字リストラ」は今まで通りに行われ、コロナによる「賃下げ→人員削減」が追加されます。
そのため、会社員として働くにしろ、独立起業するにしろ、どのみち「起業家のように働く」時代が到来します。
 
「雇う側」がコロナ不況で負けないようにするためには、「固定費を下げて、変動費に切り替える」方法が手っ取り早い。
「雇われる側」がコロナ不況で負けないようにするためには、「経営(管理)できる人材」になるのが手っ取り早い。
ここでいう「経営(管理)=マネジメント」でして、「リーダー的なハブになれる人」を指しています。
 
人は最低限でいいんですよ。リーダー的なハブがいれば。
 
必要とされるか否かは、固有の価値を見いだされている人材、という一点のみ。
つい最近(コロナ前)は売り手市場でしたが、今から(コロナ後)は求人倍率が超下がります。
とりわけ中小企業となると、「使える人間=結果を出せる人間」以外は雇いたくないのが本音。
権利主張し義務果たさない人から順番に職を失うでしょう・・・・
 
私が考えられうる限り、最も楽観的なコロナ終息後の未来予想図は、だいたいこんなかんじ・・・・
 
人は人だし、自分は自分だから、別にどーでもいいんですが、能天気にご用心!!!
そんな時代だからこそ、少しくらい自分の思うままに生きてもいいのでは?
ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」。
 
人生は難しく解釈するから分からなくなる・・・
たいていの人は、本当に何がしたいのか、心の中で分かっている気がします。
直感に耳を傾けない人が多いだけ。
 
「真面目に働く」という定義は、時代とともに変わりますし、好きなことや遊びが仕事になることも沢山あります。
大事なのは、目標を持つとともに、それを達成できる能力と体力を持つこと。
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。
良くも悪くも、自分基準で考えれば迷わない。
今は時代の変化がめちゃくちゃ早く、価値観もガラリと変わるため、細かい話を気にしたところで無意味。
価値観や人生観は時間と共に変わりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」というのは普遍的ではないでしょうか?
 
若い人からすると、チャンスだと思うんですけどね。
私は1982年生まれ。ちょうど「就職氷河期」でした。
もし望んでいた会社に入社していたら、今の立場は手に入らなかったでしょう。
いま思うと、超幸運!!!
 
別に悲観的な話ではなく、優秀な人からすると、今の方が昔より「働きやすい」時代。
昔と比べ、企業も柔軟になりましたから、自分の頭で考えて行動できる人は、やりたいことが実現しやすい。
権利主張し義務果たさない人から順番に職を失い、求人倍率が下がる、ということは、ライバルが少ないためチャンスがある、と言い換えることができます。
 
「失敗してもいい」と思えば、意外や意外、簡単に行動できますよ!!!
死ぬこと以外かすり傷、とは言いませんが、人は何度でも立ち上がれます(多分)
 
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
時が物事を変えると言うけれど、実際は自分で変えないと何も変わらない気がします。
 
我々いい大人ができることは、自分が犠牲になって人を幸せにすることではないため、まずは自分の人生を愛しましょう!!
とはいえ、無責任な自己中はダメ。ゼッタイ。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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続・真理は醜いもの

新型肺炎コロナウイルスの影響で会社が倒産するなら、所詮その程度のビジネスだということ

私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、オーナー社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
 
あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超えるでしょう。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
悲しい話ではありますが、負の連鎖(減給・倒産・失業・自殺)が始まるでしょう。
 
だからこそ、「どのような生き方でもいいから、胸を張って生きるべき」だと強く感じます。
起業家や個人事業主の類は、好きなこと(やりたいこと)を仕事にしているため、ソコソコ自由です。
好き勝手に自由に生きているわけですから、馬鹿の一つ覚えみたいに「補償」を求めるべきではありません!!
起業家や個人事業主の類が、補償を求めるのは、お門違い。
補償してほしいなら、就職しなさい、と思うわけですよ。
 
会社員は、オリからは出られないけど、仮に結果が出せなくとも、餌が与えられ生存は保障されている、動物園の動物。
起業家は、自由ではあるけれど、自から餌を探し求めて動き回らなければ、明日は生きられるかどうかもわからない、野生の動物。
 
我々のような起業家や個人事業主は、好きなことをして生きているため、どれだけ苦しくとも自己責任の範疇だと思うんですけどね。
新型肺炎コロナウイルスの影響でダメになるモノやコトならば、淘汰されるべき運命だったのでしょう・・・・
 
いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
固定費は発生するため、いま現在は大赤字といった具合。
「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていきます。
今の状況が一年ちょい続けば、私の会社は倒産するでしょう・・・・
人はいつだって、いろんなことにサヨナラを言わなければなりませんから、しょーがない。
 
起業家や個人事業主の類は、「結果が全て」でして、それ以上でもそれ以下でもない。
24歳から今(今年38歳)まで、自己資金かつ無借金で会社経営をしています。
結果を出すことが「当たり前」であり、結果を出さなければ「廃業」するだけ。
 
起業家や個人事業主の類は、好き勝手に生きているわけですから、公費で助けてもらうなんて、めちゃくちゃダサくないですか?
これらの嘆きは、ウンザリするほど月並み・・・・雨は一人にだけ降り注ぐわけではないのに・・・・
そんなダサい生き方をするくらいなら、起業家という生き方を諦めて、会社を自らの手で潰しますけどね。
オーナー社長の友人がソコソコいますが、私の周りには「補償」を求める社長はいません(多分)
「いい日」は幾らでもあるんですが、手に入れるのが難しいのは「いい人生」ですから、恥ずかしい生き方はしたくない。
 
ブログをご覧いただければお分かりだと思うのですが、一般的な人よりは、良いモノを身に付け、良い生活をしていると思います。
私自身の身の丈にあった生活をしていますが、世間一般からすると贅沢な生活だと思います。
ハイリスクでハイリターンの生き方を選んだのは、自分自身。
平時となると一般的な人より良い生活をしているため、有事となると「助けてください」「補償してください」とは口が裂けても言えません。
自分自身が選んだ生き方が特殊な立場ですから、一定の状態を保護されるような立場ではありません。
 
人生にも経営にも波があります。上がる時も下がる時もある。良い時も悪い時もある。
私の起業家人生は、壊れた時計のようでして、短いようで長く、長いようで短い。
半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにあるような時間でした(笑)
昨日から学び、今日を生き、明日へ期待する、日々でした・・・・
どんな結果になろうと、私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値はあるはず・・・・
 
起業家や個人事業主の類は、格好つけてナンボの世界、でしょ。
一般的な会社員みたいに毎朝出勤することもなく、休みたい時に休んでいるわけですから、仮に「補償」されるとしても最後。
優先されるべきは会社員でして、そんなに好きな仕事ではなくとも、有事の際の安心(補償)がありそうだから、自分を殺して生きている方も多いでしょう。
あくまでも私の個人的な意見ではありますが、最も「保証されるべき対象は一般的な会社員」だと思います。
 
そもそもの話、自営業が「収入がなくなるから、補償しろ」という要求が通るなら、起業する日本人が増えます(笑)
 
自営業は、有事の際に「補償」されるべきではないため、平時の際に「お金を蓄える」必要があるかと。
会社員は、有事の際に「補償」される必要がありますが、平時の際に「給与が上がらない」と文句を言うべきではないかと。
 
どちらにも魅力があり不便がある。
自営業の方で、補償してほしいなら、就職しなさい!!
会社員の方で、給与を上げたいなら、独立しなさい!!
めちゃくちゃ単純な話かと。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、人の本性や本質が露骨になりますね。
なにはともあれ、「どのような生き方でもいいから、胸を張って生きるべき」だと強く感じます。
いや、ほんと、人生は己を探す旅ですよね。
 
めちゃくちゃ素朴な疑問なのですが、日本って後進国でしたっけ?
権利主張し義務果たさない愚かな集団に成り下がった、とは言いませんが、無責任で無自覚なアホとバカ増えましたね。
国の政策は、最大公約数的な発想になるわけで、中小零細企業や個人商店を見てるわけではなく、「どんだけコスパよく多くの人を救済できるか」を考えています。
それを、ニュースでは、居酒屋のオーナーにインタビューして「客が来ない、このままだと閉店しなければならない」みたいな内容を垂れ流しています。
でも、オーナーの仕事は経営ですから、それなら銀行に行って借入するとか、日頃の経営努力でのリスク管理するとか、最悪は閉める(撤退)などの判断をするだけ。
 
賛否両論あるでしょうが、私は「日本政府は優秀」だと思います。
が、しかし、ちょっと世の中を舐めている日本国民が増えた気がします。
 
世界で60万人くらいが新型肺炎コロナウイルスに感染しました。
その勢いが止まらず、さらには薬が開発されておらず、感染経路も不明。
「だから外出は控えてね」「仕事は家でやるように努力してね」などなどの当たり前の話を、考えることを忘れてしまった日本国民に丁寧に教えています。
さらには、お金までくれるんですよ!!!!
ただただ、至れり尽くせり、ではないでしょうか?
でも、文句言うのが日本人・・・・
冷静に客観的に考えれば分かると思うのですが、マジでヤバくないですか?
日本政府からすると、マジぴえん・・・・
 
そんななか、中国では鎖国を実行して、その間に経済回復政策をどんどん打ち出して、この失われた時を取り戻そうと動き出しています。
結論をいうと、経済復調する中国に今後も日本は依存しないと生きていけないでしょう。
その格差は、コロナ前よりも、さらに大きくなっている、と思います。
 
誤解がないように申し上げますが、私は、親日派でもなければ、親中派でもありません。
好きな日本人もいれば、嫌いな日本人もいる。
好きな中国人もいれば、嫌いな中国人もいる。
ハッキリ言って、どーでもいい。
 
今の段階では、私が起業家生活15年目を迎えられる保証はありません。
ゆえに、第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。ダサいことはしたくない。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
今も昔も、不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
 
思った通りの人生にはならないかもしれないが、良かったと言える人生にしたいですね。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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真理は醜いもの

 「中国政府の世論のコントロール」と「日本政府の世論のコントロール」を比較すると、「日本政府の世論のコントロール」のほうが一枚上手

俗に言う「世論操作」なのですが、どこの国も「世論操作」しているため、そんなにギャーギャー騒ぐ話ではありません。
 
大変残念ですが、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、東京五輪が延期となりました。
 
ですが、冷静に考えれば分かると思うのですが、これも世論のコントロールです。
わざと結論を出さないで、東京五輪が延期になっても致し方ない、というを空気感をつくったうえで、東京五輪の延期を発表しました。
そうすることで、「中止にならなくて良かったね」「みんなで頑張ろうね」という意見を引き出せます。
とてもウマいやり方でして、巧みな情報管理かと。
 
「中国政府の世論のコントロール」は、良くも悪くも、道筋が整然としていて分かりやすい。
「日本政府の世論のコントロール」は、良くも悪くも、用意周到のため分かりにくい。
大なり小なり、世界中の国が「世論コントロール」をしているため、世論操作はダメ、と決めつけるのはバカバカしい・・・・
 
誤解がないように申し上げますが、私は、親日派でもなければ、親中派でもありません。
好きな日本人もいれば、嫌いな日本人もいる。
好きな中国人もいれば、嫌いな中国人もいる。
ハッキリ言って、どーでもいい。
日本にいれば、日本のルールに従う。
中国にいれば、中国のルールに従う。
郷に入れば郷に従え。
 
あくまでも私の憶測ですが、東京は既に新型肺炎コロナウイルス による感染爆発が起きているのではないでしょうか・・・・
症状が出ると公表されるため、無申告または普通の肺炎扱いで処理している可能性も少なくないかと。
 
近いうちに、東京を一旦封鎖するでしょう・・・・
ただ本音を言うと、今すぐにでも封鎖すべき、だと思います。
「自粛」となると、本気で封じ込める意思が感じられません。
少々非難の声はあがるでしょうが、政府の緊急事態宣言こそ実効性があります。
 
コロナで亡くなる方よりも、コロナを原因とする経済的困難によって亡くなる方のほうが多くなるかもしれません。
おそらく今でさえ、コロナで亡くなる方より、自殺で亡くなる方のほうが多いでしょうから・・・・
 
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
そのため、全く他人事ではありません。
 
少し話が逸れますが、いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
固定費は発生するため、いま現在の「2020年・中国ビジネス」は大赤字といった具合。
「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていきます。
今の状況が一年ちょい続けば、私は絶対に自殺を選択しませんが、私の会社は倒産するでしょう・・・・
 
私は上海起業14年目なのですが、起業した頃は、お金が全然なかったので、超貧乏生活をしてました。
狭いマンションで共同生活をして、光熱費を抑えるために冷蔵庫のコンセントを抜いて、毎日ローカル飯を食べていました。
最下層の生活を一定期間経験しているため、生活水準を落としても対応できる自信があるんですよね。
それと不思議なのですが、お金が無くなっても、また何かやれば稼げる、と思っちゃう楽観的な自分がいます(笑)
24歳から今まで、自己資金かつ無借金で会社経営をしているため、なんだかんだ「生きてく強さ」があります。
 
話題を戻しますね。
都知事が言うように、東京を一旦封鎖するのはアリ、だと思います。
世の中を舐めている日本国民を目覚めさせる、という意味でも効果的!!
 
日本って、「育休とりたい」と言ってたのに、「在宅」「休校」となったら、「子供の面倒をどうするんだ」と言うわけです。
無論、それぞれに事情がありますから、一概にダメと言いたいわけではありません。
 
が、しかし、ちょっと世の中を舐めている日本国民が増えた気がします。
ザックリ言うと、「無い物ねだり」になっていませんかね?
誰もが納得する完璧な「コロナ対策」なんてありませんから・・・・
長年、海外で生活している私からすると、日本は世界で一番住みやすい国だと感じます。
正確に言うと、住みやすい国であり、生きにくい国である、と思っています。
 
私は日本人ですから、日本という国を誇りに思ってます。
日本に生まれて良かった、と心底感じています。
ですがですが、軽い錯乱状態に陥りトイレットペーパー不足になる、いまだに大規模イベントを開催する。
権利主張し義務果たさない愚かな集団に成り下がった、とは言いませんが、無責任で無自覚なアホとバカ増えましたね。
 
「無責任で無自覚なアホとバカが増えている」ということは、「日本国からすると国民をコントロールしやすい」ということです。
 
で、話題を「中国ビジネス」に焦点をあてると、とても興味深いことに気がついちゃいました。
ネットやテレビなどで比較的容易に世論をコントロールできる日本。
そんな日本に本社がある企業の子会社が中国にあります。
上海でいうところの、在上海日系企業
 
つまり、今後、めちゃくちゃチャンスがあります!!!!
中国上海ビジネスを戦う我々からすると、ものすごく大きなビジネスチャンス到来、ということなんです。
私は、上海に拠点を構えていますから、地の利を活かした戦い方ができます。
 
ん?全然ピンとこないですよね・・・・
 
とりわけ日本の中小企業となると、自分で情報を集めない、情報弱者の決裁者が日本本社にあります。
その手先である駐在員を帰任させ、出張ベースにすると、駐在員の経験値は現時点で終わって、昔話や過去の経験を元に判断するようになります。
そうなれば、当然ビジネスは失敗しますから、現地にいる会社に少々割高でも依頼するしか選択肢がなくなります。
結果として、会社規模というより、個人の価値に重きを置くしかなくなりますから、即時判断できるオーナー企業が勝ち残る可能性が高いわけですよ。
つまり、今後、めちゃくちゃチャンスがあります!!!!
 
正直なところ、今の時点では「コロナ後」の話なんて、どーでもいいんですけどね。
経済状況や自分のビジネスも心配ですが、それもこれも、命あってこそ。
ただただ、日本の危機感の低さを心配しています。
 
良くも悪くも、日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいでしょう。
が、しかし、無責任な評論家や自称教養人の印象操作に騙されることなく、我々ひとりひとりが意識すべき問題だと思います。
 
先ほど述べましたが、近いうちに、東京を一旦封鎖するでしょう・・・・
今の時点での「日本のコロナ対策」は、感染者をゆっくりダラダラ伸ばす、いわゆるワクチン待ち。
されど、「のらりくらり外出抑制」では、コロナに負ける気がします。
残念ながら、日本と日本人がヘタレになったから、「のらりくらり外出抑制」が限界なのでしょうね。
 
めちゃくちゃ素朴な疑問なのですが、日本って後進国でしたっけ?
 
悲しい話ではありますが、日本国内の感染者は間違いなく増えるでしょう・・・・
五輪問題が片付いたから、各方面に忖度することなく、情報を公開できるようになりました。
近いうちに、さらに踏み込んだ発表をする、と思います。
大まかな筋書きは、既に完成しているでしょうから・・・・
  
なにはともあれ、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。 

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アナタを救う中国ビジネス最新事情・上海コンサル市場編

猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス元年だから見極めが肝心です!

日本企業が中国事業で苦戦している背景には、「日本のやり方」がそのまま中国でも通用する、と思い込んでいる部分が大きいかと。
 
道を知っているのと、実際に歩くのことは違うため、実際にその道を歩いた経験者の方が強いのですが、その経験を活かすことができない。
実力のある日本人駐在員でさえ、意味不明な日本本社のルールに縛られているため、良いアイデアがあっても実行しにくい。
仮に、日本本社のルールが中国ビジネスに適していなくても、赴任中は半永久的に日本本社のルールを守らなくてはダメというのはバカバカしい。
 
ザックリ言うと、効率が悪すぎる・・・・
いくら実力のある日本人駐在員でも、現地に適さないルールに縛られていると、本来の実力を発揮するのは難しい・・・・
 
当事者意識を持っているかいないかは、仕事の場面においてはとても重要なこと!!
私自身は、中国ビジネスを成功させる秘訣は知りませんが、成功した人は当事者意識で動いています。
が、しかし、出る杭を打つ会社に所属していると、当事者意識が強い人ほど、不当な評価をくだされる可能性が高い・・・・
となると、「よいしょ主義」になり、現地を見るよりも、上司の目を気にするようになる。
成果を上げるための活動時間より、本社への報告に割く時間のほうが多いとなると、だめだこりゃ(苦笑)
出る杭は打たれるのが当たり前になっている企業風土だと、「自分で考えて行動するタイプ」を疎ましく思う人が多いのも事実。
 
中国ビジネスだけでなく海外ビジネス全般にいえることですが、日本の常識でモノゴトを考えると、あらまし痛い目にあいます。
中国で仕事や商談を行うのであれば、意思決定権を現場スタッフに下ろすことが必要不可欠!!
中国ビジネスではスピードが超大事でして、中国の民営企業は意思決定が超速く、そのスピード感に合わせなければ話になりません。

どんどんと駐在員に中国ビジネスの権限を移譲して、それに対する責任を明確にすべき、だと思います。
「権限と責任のセット化」は、仕事のスピードを上げることに繋がるため、生産性が向上します。
「権限と責任のセット化」は、「スピード重視の中国ビジネス」との相性がめちゃくちゃ良い!!
 
実力のある日本人駐在員であれば、自己判断で最適な方法を選ぶことができるはず。
逆に、それができないのであれば、駐在員としての実力が不足しているだけ。
 
前例がなくとも、今まで以上に良いアイデアがあれば、現地法人に一任すべき!!
結果としてはダメなら、それ相応の責任を負えば済む話であり、それこそ「成果主義」「実力主義」ではないでしょうか?
 
何故にこの話を持ち出したかというと、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、今まで以上に日本本社の余裕がなくなるため、赤字垂れ流しの海外支社に対する圧力が強くなります。
 
日本事業で稼いだお金を回しているから、海外事業が赤字でも何とか運営できているわけでして、日本事業がキツくなると海外事業を支援する余裕がなくなります。
 
これを機に、在中国日本人駐在員の総数が大幅に減少するため、一部の業務を外部委託する、という選択肢が生まれます。
 
外部委託先は既に「ノウハウとセキュリティー」を含めた企業環境があるだけでなく、なんだかんだ経費削減できます。
ザックリ言うと、「厚生年金・雇用保険・賞与」などなど払う必要がなく、外注費を払うだけ。
使えない(仕事ができない)と判断すれば、気兼ねなくサヨナラできるため、いつでも身軽になれる。
ウマくハマれば、「労働生産性は上がり、固定費は下がる」ため、企業側の得るモノは絶大といえます。
 
そんなこんなの理由から、いま現在、コンサルタントが「中国上海ビジネスで密かなブーム」なのです。
 
ちょっとそれは問題発言でしょう!と冷や汗な皆さま、残念ですが、在中国日本人駐在員は減り、アウトソーシングが増えます。
 
とはいえ、ですよ。
たとえアウトソーシングのほうがコスト削減が図れると判断しても、丸投げはダメ!!! 
あくまでも業務を委託するだけであり、業務内容の決定や業務結果の評価は、自社でやるべき。
アウトソーシングの目的のひとつは、より作業的な部分を選んで外部リソースを活用して、自社リソースを重要な領域にあてること、だと思います。
やみくもにコストを削減するのは危険すぎる・・・・
 
上海には儲かる商売ネタがあるため、実態不明の会社や人が集まりやすい環境でして・・・・
大した知識や経験がないのに指導や助言を行う、うさんくさいコンサルタントが結構います。
この手の類のコンサルタントは、「自分自身で稼ぐ力がない」ため、「人のビジネスにただ乗り」したがる傾向が強い。
加えて、処理を全てローカル企業に丸投げして、仲介手数料を取るだけで、何もできない場合が多い。
詰まるところ、「悪徳コンサル」「にわかコンサル」にハメられないように気をつけましょう、という話。
経験や知識の乏しいコンサルタントに任せてしまうと、それらの対応管理に忙殺されるため、本業に悪影響しか及ぼさない。
 
中国で起業する日本人は、初期投資の少ない「コンサル会社」を設立しがち。
ノーリスクでアドバイスを行い、お金を貰えるから、経済力がない人でも起業しやすい。
大した知識や経験がないのに指導や助言を行う、日本語が話せるだけの日本人コンサルタントが結構います。
人生には、幸福よりも不幸のほうが二倍多いようなので、疑ったほうが賢明です。
 
「経営者」「社長」「カリスマ」の類に資格がないように、「コンサル」にも資格はありません。
コンサルタント」は、名刺に「コンサルタント」と刷れば「〇〇コンサルをやっている〇〇です」と名乗れます。
お察しのとおり、この手のタイプは、「中国ビジネスのノウハウ」がなく、中国人相手の商売は難しいため、日本人を騙そうとします。
ネットの普及がウソを助長しており、実態のない会社(人)を増加させました。
 
何も難しく考える必要はなく、回りくどい口説き文句よりも、百聞は一見に如かず。
相手が嘘をついているかどうかを見破る具体的な方法は、相手のオフィスや家にお邪魔して、品評すること。
「実績があるコンサルタント」「能力があるコンサルタント」「結果を出すコンサルタント」なら、それ相応のオフィスや家=財政能力がないと、どう考えても辻褄が合いません。
 
既にお気づきでしょうが、口だけ出して何もやらない(できない)、評論家やコンサルの類が大キライ。
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、創業社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
能力の低い自称経営コンサルタントくらいなら簡単に論破でき、言いたいことをハッキリ言うため、悪徳コンサルやポンコツコンサルから嫌われます。
これはスゴく良いことでして、会社の責任者である私がこんな性格ですから、変な人は自然と会わなくなります(笑)
 
先ほど述べましたが、たとえアウトソーシングのほうがコスト削減が図れると判断しても、丸投げはダメ!!! 
あくまでも業務を委託するだけであり、業務内容の決定や業務結果の評価は、自社でやるべき。
アウトソーシングの目的のひとつは、より作業的な部分を選んで外部リソースを活用して、自社リソースを重要な領域にあてること、だと思います。
 
いま現在、コンサルタントが「中国上海ビジネスで密かなブーム」です!!!
が、しかし、中国ビジネスの救世主は、実はものすごく身近な所に居ると思いますよ。
どのように中国上海ビジネスと向き合うべきか、と問われれば、日本本社は日本人駐在員を信用すべき、と答えます。
信頼できる社員を「現地法人の責任者」に任命し、責任だけでなく、権限も与えるべき。
日本本社のグローバル化が進んでいないと、「日本はこうだから、現地もこうあるべき」と決めつけがちなのですが、そうなると駐在員は本社と現地の板挟みになる。
となると、期待された力を発揮できないのは何故?
本人の問題?
本社の問題?
 
中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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アナタを救う中国ビジネス最新事情・上海アパレル市場編

ここ上海では、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、景気は総じて悪化傾向

消費が停滞していると嘆いたところで、どうしようもない・・・・

そもそもの話、可処分所得が減るのに、消費活動が活性化するわけがない・・・・
「若者の〇〇離れ」といった話は滑稽でして、経済的余裕がないため諦めざるを得ない。
「若者の消費離れ」ではなく「お金の若者離れ」という表現が適切ではないでしょうか?
要するに、「買わない」人が増えたのではなく、「買えない」人が増えました。
 
日本の20代は、物心ついたころから不景気でした。
中国の20代は、物心ついたころから好景気でした。
 
ですがですが、「日本の20代」であれ「中国の20代」であれ(物心ついたころの経済状況は異なりますが)本当に欲しいモノは買う傾向が強い、と思います。
本当に好きなモノじゃないと要らない、本当に欲しいモノじゃないと要らない、ということは、消費者としては賢い選択といえます。
 
あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超えるでしょう。
いわゆる「コロナ不況」に突入するため、これを機に、「売れるモノやコト」「売れないモノやコト」の更なる二極化が進みます。
 
とはいえ、ですよ。
コロナ云々関係なく、中国ビジネスで大苦戦しまくりの日系アパレル企業が多すぎる。
モノが悪いのか、ヒトが悪いのか、どうなんでしょうね・・・・
アパレル産業は、不況の煽りをガチで食らう産業(泣)
景気が悪くなると、まず個人消費者が節約するのが衣類。
衣食住のなかで、一番ダメージが大きい!!
 
中国アパレル市場をザックリ解説しますと、需要のあるモノは即売れる、需要のないモノは値段を下げても売れません。
日本よりマシではありますが、本当に好きなモノ(必要なモノ)でないと、売れない時代に突入しています。
消費者は賢いので、購入するまえにスマホで調べて、他のモノと比較するため、消費者にとって価値のないモノは売れません。
ザックリ言うと、日に日に消費者は賢くなっているため、無能な会社は倒産します。
 
私自身、日本のアパレル企業とは「店舗設計」や「店舗内装」の仕事でしか接点がないのですが、イタリア企業とアメリカ企業の「ラグジュアリーブランド」のコンサルを10年以上やっています。
 
中国上海で売れる商品には、3つの法則が存在します。
❶「普遍」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
❷「個性」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
❸「凡庸」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
 
❶「普遍」=変わらないからこそ最先端、という考え方。
❷「個性」=何者にも属していない自分、ちょい人とは違う自己表現、という考え方。
❸「凡庸」=万人が気に入る無難なモノが良い、という考え方。
 
「普遍」「個性」はファッション寄り、「凡庸」はアパレル寄り、といえます。
アパレルは、既製服を表すことから、商業的な要素が強く、沢山の人たちに売れるものを意識して作られ、トレンドに合わせて消費されるもの。
ファッションは、全体の雰囲気やトレンドを表現するモノであり、特定のアイテムを指すモノではなく、組み合わせで生み出される雰囲気そのもの。
カンタンに言うと、「アパレルセンスが良い」とは言わず、「ファッションセンスが良い」と言いますよね。
 
ここ上海ビジネスでは、「普遍」「個性」「凡庸」の違いはあれど、「ラク(機能的)」「インスタ映え(WeChat映え)」は、「売れるアパレル」と「売れるファッション」の合致する点。
となると、「日本のアパレル企業は中国市場で売れる」はずなんですけどね・・・・
 
少し話が逸れますが、本日着用している「ジャケット・ニット・シューズ・ハット・バッグ」は大凡10年前に購入しましたが、まだまだ現役バリバリ。
❶または❷に該当するブランドといえます。
 
先ほど、中国上海で売れる商品には、3つの法則が存在します、と申し上げました。
❶「普遍」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
❷「個性」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
❸「凡庸」×「ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」
 
もし私が、在上海日系アパレル企業の代表なら、❸は避けて、❶か❷で勝負します。
ラク(機能的)」×「インスタ映え(WeChat映え)」は、どのアパレル企業でも少なからず意識したうえでモノづくりをしているため、とりわけ気にする必要はないかと。
「普遍」「個性」は、ブランドコンセプトに左右される部分が大きいため、とりわけ気にする必要はないかと。
もし、これらの理由から「売れない」と言うのであれば、自社ブランドの全否定に等しい・・・・

日本中国(業界)問わず、「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスが変えたモノとコト」に焦点をあて、次代(コロナ後)の潮流や変化を見極める必要があるかと。
要するに、「コロナ前の〇〇が売れるワケ」と「コロナ後の〇〇が売れるワケ」に着目すべき。
 
では、そんな視点から改めて「2020年・上海ファション市場」「2020年・上海アパレル市場」を見つめ直すと、やっぱり「コロナ前の〇〇が売れるワケ」と「コロナ後の〇〇が売れるワケ」に「大きな変化はない」と思います。
「上海アパレル市場」と「上海ファッション市場」は、ほぼほぼ変わらない、というのが私の見解です。
 
不景気による消費の停滞は間違いなくありますが、「コロナ前に売れていたモノはコロナ後も売れる」「コロナ前に売れていないモノはコロナ後も売れない」。
本当に好きなモノじゃないと要らない!!本当に欲しいモノじゃないと要らない!!
 「好かれるモノ(平均60ー70点)」よりも、「惚れられるモノ(貴方にとっては10点かもしれませんが、私にとっては100点満点)」が絶対にウケる!!!
好きと惚れるは、まったくの別物。
 
同じようなモノを売っているのに、「儲かる会社」と「儲からない会社」がありますが、人材の能力差を抜きに語れません。
「中国市場に合わないモノやコト」だから売れないのではなく、「中国市場に合わないヒト」だから売れない可能性はないでしょうか?
すべては誰がやるかに尽きる!!!

中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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アナタを救う中国ビジネス最新事情・上海内装市場編

ここ上海では、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、自宅で過ごす時間が大幅に増加しました

コロナ前とコロナ後では、「家づくり=室内内装」に対する価値観が変わり、新しい需要が生まれます。
室内で過ごす時間が長くなるのであれば、居心地のよい内装や家具が不可欠なのは言わずもがな・・・・
そして何よりも、「基本的な衛生管理がしやすい内装」こそ、「中国内装業界」の潮流となるでしょう。
つまり「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」という文化が醸成された次第。
 
快適な空間をつくるカギというのは、「家づくりのプロ=内装会社」にあります。
「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」を実現できる空間をつくり、室内で過ごす時間を有意義にすることが、「2020年・中国内装業界」の一大トレンドとなるでしょう。
そんな事情からも、「2020年・中国ビジネストレンド」を中国人だけに独占させておく手はありません。
 
過去のブログ記事にて再三申し上げておりますが、「中国ビジネス成功」には進化または変化という側面が欠かせません。
「生き残る在上海日本人起業家」や「生き残る在上海日系企業」の多くは、過去の「仕事の仕方」に頑なに固執したりせず、常に時代の空気をとらえて小規模な改善を重ねています。
ブレない芯がありつつも柔軟に変化または進化できるからこそ、顧客の言いなりにならず対等な関係を得ることができます。
 
少し話が逸れましたが、そんな「家づくり」で是非参考にしたいのが、私の経営するインテリアデザイン会社が手掛けた「上海住宅内装」。
室内で過ごす時間が楽しすぎて「もうここから動きたくない♡」とは言わないでしょうが、「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」の空間をつくるなら、まず手始めに↓に注目してくださいな。
中国での内装の良し悪しは、「内装会社の選び次第」で変わります。
今回覚えて欲しいのは、「中国の施工現場」は「日本の施工現場」とは比較にならないほど、現場管理が難しい、という事実。
「はちゃめちゃ」という言葉がピッタリかも!?
中国の施工現場においては、「中国語が話せない日本人」や「中国の文化的背景や歴史的習慣を理解できない日本人」は戦力外!!
実にカンタンにいうと、「コンニチハ」「サヨナラ」「ガンバレ」くらいの言葉しか話すことができない日本人現場監督は役に立ちません。
だからこそ、理想の内装を実現するなら、まず手始めに↓に注目してくださいな。

shanghaispacedesign.hatenablog.com

 

突然ですが、私の名前は「白木優志」でして、経営する設計施工会社の社名は「上海白優装飾設計有限公司」です。

もしや?と思われ方、ご名答。
「白木優志」から「白と優」の二文字をとり、「上海白優装飾設計有限公司」という社名になりました(笑)
上海で会社登記をしたのでアタマが「上海」、私の氏名から「白と優」の二文字、内装と設計が主な業務のため「装飾設計」、社名のケツが「有限公司」。
注)中国では、〇〇株式会社という名称がないため、〇〇有限公司となります。
 
「上海白優装飾設計有限公司」を中国語で読むと漢字そのままの発音なのですが、「上海白優装飾設計有限公司」を日本語で読むと煩わしい。
日本語だと、シャンハイ「ハクユウ」ソウショクセッケイユウゲンコウシとも読めますし、シャンハイ「シロユウ」ソウショクセッケイユウゲンコウシとも読めます。
いや、まぁ、ほんと、どーでもいいのですが・・・・
とはいえ、「シラキユウジ」なので、シャンハイ「シラユウ」ソウショクセッケイユウゲンコウシにしようかな・・・・
 
話題を戻しますね。
日本中国(業界)問わず、「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスが変えたモノとコト」に焦点をあて、次代(コロナ後)の潮流や変化を見極める必要があるかと。
要するに、「コロナ前の〇〇が売れるワケ」と「コロナ後の〇〇が売れるワケ」に着目すべき。
 
では、そんな視点から改めて「2020年・中国内装市場」を見つめ直すと、やっぱり「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」+「コスパ」となるんですよね。
 
実にカンタンな例として「上海オフィス内装(リフォーム)」をあげると、「フローリング」が増え「カーペット」が減る、というのが既定路線かと。
金額差が然程ない、という前提ではあるのですが、「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」の「安全=衛生面」に着目すると、より具体的にイメージできるかと。
「掃除が面倒なカーペット」と「掃除が簡単なフローリング」でしたら、どちらが衛生的(安心安全)だと思いますか、という単純な話。

shanghaispacedesign.hatenablog.com

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当然ながら、フローリングだけでなく、変化球となりえる他のやり方もあります。

但し、↓の方法は、家には適さないため、あくまでもオフィスや店舗。

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まだまだ他にも沢山「売れ筋の変化」があるのですが、わざわざ競合他社に「コロナ後の〇〇が売れるワケ」を教えるのも癪に障るため、これ以上は言及しません(笑)

改めて言うまでもありませんが、コロナの影響あるなしに関わらず、マーケットの変化は常に起きています。
昨今のマーケティングにおいては、「いま消費は所有価値(モノ)から使用価値(コト)へ変化している」といった内容が人気銘柄でした。
モノ消費・コト消費・トキ消費・イミ消費などなど・・・・「〇〇消費」という名称でイッパイ(苦笑)
ハッキリ言うと、どーでもいい名称でして、難しく考えすぎ。
ザックリ言うと、「どう楽しく」「どう快適に」「どう安全に」+「コスパ」の調和がキモでして、それ以上でもそれ以下でもない、と思います。
 
いま現在の中国の事情を考慮すると、業種問わず、ほかにも色々と比較的有利にモノゴトを進めやすいビジネスモデルが存在しています。
良くも悪くも、そんなことを改めて気づかせてくれる、上海です。
 
過去を振り返ると、デザインや建材など、さまざまな要素を融合させて斬新な内装を生み出してきました。
私が提案する内装とは、単に使えるだけの実用品だけでなく、過ごすことを楽しみ空間を楽しむ「ファッション性を備えた内装」だと自負しております。
実はここだけの話、心の中では「ときめきメモリアル内装」と思っています(笑)
 
あ〜、ときめきたい!!!!あ〜、胸キュンしたい!!!!
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・
 

続・アスペルガーのもつ普遍的な性質をビジネスで表現する

果たしてアスペルガーは障害なのか才能なのか?

私とアスペルガーの共犯関係も今年で早38年。
そこから見えてきたのは、やっぱりアスペルガーはこれからだ!ってこと♡

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世間一般では、「常識=正解」「非常識=不正解」みたいな固定概念がありますが、果たしてそうでしょうか・・・

何が常識で何が非常識なのか、と問われれば、それぞれの国や立場で常識と非常識は異なる、とこたえます。

「日本の常識は世界の非常識」と言われますが、これは日本に限った話ではなく、「他の国の常識も世界の非常識」になりうるわけでして・・・
日本とアメリカの常識は違う、日本と中国の常識は違う、日本とイタリアの常識は違う・・・
 
日本だと、「アスペルガー自閉症スペクトラム)と非常識」がワンセットに語られることもあるのですが、海外だと認識が少々異なります。
長所と短所は、見る人の視点や考え方によって、カンタンに入れ替わるという、めちゃくちゃ曖昧なもの。
 
どんな感じかと想像してみると・・・・
 
アスペルガー自閉症スペクトラム)の人は、遠回しに発言することが苦手のため、言い方がキツく、ストレートな発言になりがち。
日本で仕事をすると、日本人特有の「本音と建前」が定着している割合が高く、「ストレートな表現=礼節が欠如している」と評されがち。
海外で仕事をすると、日本人特有の「本音と建前」が理解できない割合が高く、「まわりくどい表現=意思疎通が難しい」と評されがち。
要するに、海外で仕事をすると、言語の問題もあり、曖昧な表現はトラブルのもとになるため、ストレートな表現が好まれます。
 
 ❷
アスペルガー自閉症スペクトラム)の人は、何事も極端のため、好きなことはトコトンやり、嫌いなことはトコトンやらない。
日本で仕事をすると、日本社会特有のバランス感覚を求められる傾向が強いため、「平均的な人間=仕事のデキる人」と評されがち。
海外で仕事をすると、日本社会特有のバランス感覚を求められることはないため、「専門的な人間=仕事のデキる人」と評されがち。
要するに、海外で仕事をすると、成果主義実力主義が一般的(結果が全て)のため、結果を出せる専門性の高い人材が好まれます。
 
と、まぁ、ザックリしていますが、たいだいこんなかんじ・・・・
ウチの顧客は、日本企業と中国企業アメリカ企業とイタリア企業でして、それ以外の国との仕事経験がないため、あくまでも4カ国での比較となります。
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、創業社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
 
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
 
アスペルガー自閉症スペクトラム)は、3つの自分ルールを確立することで、「アスペルガー巧者」になれます。
ウマくハマれば、あらゆるビジネスで適応できる(多分)
 
自分に合う世界をつくる = 自分本位でいられることがアルペルガー的「究極の自己実現
 
自分のブランドをつくる = 現代的かつ自分らしいアスペルガー的「ひとつの解答」
 
自分だけの秩序つくる =時代に融合しながらも変わることのないアスペルガー的「共存共栄」
 
もう少し深掘りすると・・・・
 
❶「自分に合う世界をつくる」は↓がヒントになるかも。
自分自身が今の世界に合わないなら、自分に合う世界を創る!!
❷「自分のブランドをつくる」は↓がヒントになるかも。
自分自身にブランド価値を与えて、周りと区別する!!
❸「自分だけの秩序つくる」は↓がヒントになるかも
 自分自身の利益に走らず、どれだけ苦しくとも、自分が貫き通したい(正しいと思う)ことは譲らない!!
と、まぁ、ザックリしていますが、たいだいこんなかんじかと・・・
 
アスペルガー自閉症スペクトラム)の性質をウマく使えば、自己実現をノンストレスで叶えてくれる、心強〜い味方になりますよ。
私とアスペルガーの共犯関係も今年で早38年ですから、ソコソコ信憑性あるかと。
 
少し話題が逸れますが、私は「鬼滅の刃」「ワンピース」「キングダム」「進撃の巨人」などなど愛読しております。大ファン。
これから述べる話は、あくまでも個人的な感想なのですが、主要な登場人物はアスペルガーの性質を持っていませんかね。
 
実にカンタンな例をあげてみると・・・・
 
「柱」や仲間たちに、アスペルガーの性質があるように見受けられます(炭治郎は違う気がする)
一部例外を除き、どんだけバランス感覚ないねん、極端すぎるやろ、と思いませんか?
他にも、「十二鬼月」「鍛冶屋」も・・・・普通ではないですし、自分が正しいと信じることを貫く。
それこそ「鬼舞辻無惨」なんて、アスペルガーの極み、ではないでしょうか?
病気が治らないからという理由で医者を殺め、己が太陽を克服すべく鬼を増やす。
良くも悪くも、自分らしく生きています。
IKKOさんがいたら、鬼舞辻無惨に対して「背負い投げ~」と言うかもしれません。
 
❷ワンピース
「ルフィー」や仲間達に、アスペルガーの性質があるように見受けられます(ジンベイは違う気がする)
一部例外を除き、どんだけバランス感覚ないねん、極端すぎるやろ、と思いませんか?
他にも、「四皇」「海軍大将」「世界政府」「革命軍」も・・・・普通ではないですし、自分が正しいと信じることを貫く。
それこそ「光月おでん」なんて、アスペルガーの極み、ではないでしょうか?
外の世界を見たい一心で海に出て、白髭に恩があるにも関わらず、ロジャーに頼まれると面白そうという理由で別の船に移る。
良くも悪くも、自分らしく生きています。
IKKOさんがいたら、光月おでんに対して「どんだけぇ~」と言うかもしれません。
 
❸キングダム
「信」や仲間達に、アスペルガーの性質があるように見受けられます(河了貂は違う気がする)
一部例外を除き、どんだけバランス感覚ないねん、極端すぎるやろ、と思いませんか?
他にも、「秦の六大将軍」「趙の三大天」「魏の火龍七師」も・・・・普通ではないですし、自分が正しいと信じることを貫く。
それこそ「嬴政」なんて、アスペルガーの極み、ではないでしょうか?
自分の理想の国をつくるために武力での中華統一を目指し、世の中のためになるのはコレしかないと決めつける。
良くも悪くも、自分らしく生きています。
IKKOさんがいたら、嬴政に対して「まぼろし~」と言うかもしれません。
 
「エレン」や仲間達に、アスペルガーの性質があるように見受けられます(ピクルス司令は違う気がする)
一部例外を除き、どんだけバランス感覚ないねん、極端すぎるやろ、と思いませんか?
他にも、「エルディア国」「マーレ国」「ヒィズル国」も・・・・普通ではないですし、自分が正しいと信じることを貫く。
それこそ「エレン」なんて、アスペルガーの極み、ではないでしょうか?
自分の大切な仲間を守るためには他の犠牲を厭わず、幸せになるためになるのはコレしかないと決めつける。
良くも悪くも、自分らしく生きています。
IKKOさんがいたら、エレンに対して「しんげき〜」と言うかもしれません。
 
結局のところ何が言いたいのかと申しますと、長所と短所は、表裏一体、紙一重
長所と短所は、見る人の視点や考え方によって、カンタンに入れ替わるという、めちゃくちゃ曖昧なもの。
そんな不確かなものに、一喜一憂するのはバカバカしい、と思いませんか?
要するに、長所や短所なんて、どちらも自分の性質ですから、あまり気にする必要はありません。
人は人、自分は自分。
 
私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だと思っています。
不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
 
もし、家族にアスペルガー症候群の症状が見られたら、障害ではなく才能(ギフト)と伝えてあげてください。
人は、言葉で傷つき、言葉に救われる、変な生き物ですから・・・・
 

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アスペルガーのもつ普遍的な性質をビジネスで表現する

果たしてアスペルガーは起業に向いているのか?

何故にこの話を持ち出したかというと、私はアスペルガー自閉症スペクトラム)だから(笑)
 

普通の人は、仕事をする(選ぶ)うえで、似たような道を歩みがちのため、他人との競争になりがち。

変わった人は、仕事をする(選ぶ)うえで、自分の道を歩みがちのため、自分との競争になりがち。
 
あくまでも一般論ですが、普通の人は「起業しない」傾向が強く、変わった人は「起業する」傾向が強い。
誤解がないように申し上げますが、どちらが良い悪い、どちらが上か下か、という話ではありません。
 
とはいえ、ですよ。
帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になるため、起業という生き方に熱い視線が注がれるでしょう。
 
これは、そもそもなぜ私が24歳で起業してから37歳の今でも会社経営を続けられたか、という話にも関わるのですが、起業家にある元来の魅力は世俗的風習に反抗する気概によるもの。
 
あ、そうそう。
短いながら、会社員を経験しています。
少し話が逸れますが、起業した当時は、自分が優秀だと心底思っており、会社と個人のチカラを混同した勘違い野郎でした(苦笑)
 
お察しのとおり、大企業の看板を失った途端、めちゃくちゃ苦労しました。
大企業の看板力はブランドですから、私のことが嫌いでも(心の中では無能だと思っていても)、私の雇用主である〇〇会社と付き合えば「良いことあるかも」といった魔法が効いています。
まぁ、今となれば、若いうちに自分の無能さに気づけて良かったですが・・・
 
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
 
起業家として生きる理由は何ですか、と問われれば、絶望的なまでに会社員に向いていない性格だから、と返答します。
 
私はアスペルガー自閉症スペクトラム)のなかでも、ソコソコ重度なアスペルガーです。
両親から聞いた話だけでなく、正確な診断を受けるべく複数の発達障害専門の医師に見てもらいました。
 
私は、全てにおいて度合が強く「YESかNOか・白か黒か」ハッキリさせないとダメな性格。
 
仕事は、やる時は滅茶苦茶やるけど、やらない時は滅茶苦茶やらない。
人間関係は、好きな人は大スキだけど、嫌いな人は大キライ。
物は、好きなモノにはコダワリまくるけど、興味がないモノには驚くほど関心がない。
お金は、興味があるコトやモノには出し惜しみしませんが、興味がないコトやモノには一円も払いたくない。
髪型は、坊主か長髪と極端。
洋服は、ハイブランドしか購入せず、クローゼットの中に気に入らない洋服があるとイライラする。
家やオフィスは、内装だけでなく、家具や植物や香りに至るまで、自分にとって居心地が良くないとダメ。
 
何をするにも極端でして、良い方向にハマれば強いのですが、興味関心がない分野には全くハマりません。
良く言うと、こだわりが強く、妥協したくないため、やり遂げる意思が強い。
悪く言うと、こだわりが強く、柔軟に想像思考できず、協調性がない。
得意分野と苦手分野の差が異常に激しく、能力を平均値で判断されると、私は「仕事ができない人」に分類されがち。
 
結局のところ、興味の範囲が限定的のため、その他のことに関心が持てず、やる意味を見出せない・・・
全てにおいて、こうと決めたらスパッと切り替えることが出来るため、熱しやすく冷めやすい・・・
 
いい大人ですから、少しはマシにはなりましたが、それでも下記のような症状がみられます。
やらなければいけないことが急激に増えると、ミスを連発しやすく、ものすごく投げやりになる。
成果に結びつかない仕事をする(される)と、不快感をあらわにする。
大切なモノを批判されると、感情のコントロールが下手クソなので、後先考えずに喧嘩する。
悪気はないのですが、事実を口にしてしまい、相手に不快な思いをさせることがある。
遠回しな言い方や曖昧な表現が煩わしいので、抽象的な話を聞きたくない。
団体行動が大嫌いなので、なるべく少人数で行動したい。
 
そんなこんなの理由から、絶望的なまでに会社員に向いていない性格なんですよね(笑)
となると、今あるところにムリして自分が合わせて苦労するよりも、起業して自分のような人間が生きやすい居場所をつくるほうがラク
ザックリ言うと、自分自身が今の世界に合わないなら、自分に合う世界を創る!!
猫の呼吸、壱ノ型、ニャンとかなる・・・犬の呼吸、壱ノ型、オンリーワンワン・・・
 
過去を振り返ると、大人のアスペルガー自閉症スペクトラム)よりも、子供のアスペルガー自閉症スペクトラム)の方が辛い、と思います。
アスペルガー症候群は、言語障害や知的障害の症状はないので、周りからは「変わった人」と思われがち。
 
型にはめられた教育との相性がクソ悪いため、小学校入学くらいから高校卒業くらいまでは、なんだかんだ戸惑うことも多いでしょう。
日本の教育は「こうあるべき、こうすべき」といった判断や見方が主流のため、少し変わった人からすると息がつまる・・・
大人になれば長所と短所は表裏一体だと気づくのですが、子供だと人と同じことができない劣等感に苛まれることもあるかと。
 
子供の頃を思い出してみると、意味を理解するのが苦手でした。
実にカンタンな例をあげると、「頑張ってください→何を頑張るのでしょうか」「しっかりしなさい→何をしっかりするのでしょうか」「アレコレソレ→どれやねん」などなど。
他にも、鉛筆で線を真っ直ぐ描けない、靴紐を結ぶのが苦手、名前と顔が一致しない、整理整頓が出来ない、喜怒哀楽が激しい、先に結論が知りたい、などなど。
 
あくまでも私の感覚ですが、このような特性は大人になっても然程変わらないため、「向いている仕事」と「向いていない仕事」がハッキリわかれます。
得意分野は、「極端に自由度の高い仕事」か「極端に自由度の低い仕事」だと思います。
 
私は、上海在住15年目、上海起業14年目、現在37歳。
コンサルとインテリアデザインの会社を経営しており、起業家であり、創業社長であり、コンサルタントであり、デザイナーでもあります。
 
世間の尺度でいうと、働き手としては成功者の部類に入るのでしょう。
バランスの欠けた少し変わった人なのに、社長や起業家が務まっているのは変だな、と思われる人もいるでしょう。
バランスの欠けた少し変わった人だから、社長や起業家が務まっている可能性大かと。
 
原因と結果が逆の場合もあるのですが、私の場合はバランスが欠けているため、起業という生き方を選びました。
本当にやりたいことがあるのであれば、バランスなんて考えちゃダメでして、極端な方が成功しやすい。
 
良くも悪くも、こだわりが強く、妥協したくないため、ハマれば自己実現しやすい。
ハマれば・・・ですけどね。
打たれ強く、感情に流されず、論理重視でビジネスをしないと、起業家としては生き残るのは難しい。
されど、良識が欠如しているわけではなく、冷淡なわけでもなく、罪悪感がないわけでもありません。
ただ単に、好き嫌いがハッキリしている、だけ。
 
私の経験上、嫌いなことが本当にイヤなので、こればかりは改善しようがないんですよね・・・
興味を持つ範囲が極めて限定的・・・興味あれば無我夢中でやり、興味ないと一切合切やらない。
私の場合は、お金で解決できる問題(嫌いなこと)は、お金で解決した方がラクという考えなので、お金で「心の平穏」と「時間」を買っています。
 
信じるか信じないかはアナタ次第ですが、アスペルガーと起業は好相性、というのは間違いないでしょう。
 
アスペルガーの症状をプラスの方に向けると、「集中→夢中」「頑張る→楽しむ」「真剣→面白い」に変化させやすく、労働生産性が飛躍的に向上します。
思考や行動を「意識→習慣」することで、今まで意識して頑張っていたことが、無意識で頑張らなくとも自動的にできるようになります。
要するに、少ない労力と時間で成果を上げやすくなる、ということです。
 
アスペルガーですが、中国上海で起業14年目を迎えることができました。
アスペルガーだから、中国上海で起業14年目を迎えることができました。
私は、ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」生きたい!!
 
長所と短所は、表裏一体、紙一重
長所と短所は、見る人の視点や考え方によって、カンタンに入れ替わるという、めちゃくちゃ曖昧なもの。
そんな不確かなものに、一喜一憂するのはバカバカしい。
要するに、長所や短所なんて、どちらも自分の性質ですから、あまり気にする必要はありません。
人は人、自分は自分。
 
もし、家族にアスペルガー症候群の症状が見られたら、障害ではなく才能(ギフト)と伝えてあげてください。
人は、言葉で傷つき、言葉に救われる、変な生き物ですから・・・・

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続・一寸先は闇か光か?大人の中国起業物語

ここ最近、「働き方改革」という言葉を耳にする機会が増えました

多様性と自由化の波に揉まれるわけですから、今を生きる我々としては、さまざまな変化に臨機応変に対応すべきかと。
 
実のところ、起業家と働き方改革って間違いなく好相性。
カンタンな例をあげると、休みを選べる、出勤時間を選べる、付き合いを選べる、仕事を選べる、などなど。
 
良く言えば、自由。
悪く言えば、協調性がない。
 
起業すれば、全ての責任が自分にあるため、自分のやり方でやっていきたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
ある意味、これぞ起業家の正しい温故知新、といえなくもない。
 
世間一般では、そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。

何故にこの話を持ち出したかというと、そんな「少し変わった人」が新時代のお手本になる可能性があるからです。 

whitetree.hatenadiary.jp

あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超えるでしょう・・・
いわゆる「コロナ不況」に突入するため、これを機に、旧来型の雇用形態に変化が生じます。
賛否両論あるでしょうが、中国が肺炎になると、日本は危篤になる、と思っています。
 
誤解がないように申し上げますが、私は、親中派でもなければ、親日派でもありません。
好きな中国人もいれば、嫌いな中国人もいる。
好きな日本人もいれば、嫌いな日本人もいる。
正直なところ、どーでもいい。
 
少し話が逸れましたが、未曾有の「コロナ不況」に突入する可能性大ですから、労働者の二極化が進むでしょう。
ザックリ言うと、結果を出せばOK、物事が進む過程は関係ない、まさに実力主義成果主義の典型例。
独立起業するにしろ、会社員として働くにしろ、どのみち「起業家のように働く」時代が到来します。
なぜなら、経済が急速に縮小するため、守りに入る企業が多くなり、利益を生まない労働者は減らしたい。負債になるから・・・
余裕がなくなれば、経営者が人員整理に踏み込みたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
 
ご周知のとおり、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、「リモートワーク(テレワーク)」が浸透しました。
で、ここから述べることが、この話のキモなんですが、従業員と経営者の双方が重大な事実に気づいちゃいました!!
 
従業員は、会社に行かなくても意外と仕事できる、と気づく。
経営者は、あの人が会社にいなくても別に変わらない、と気づく。
私は「コンサル会社」と「インテリアデザイン会社」を経営しているのですが、どこもかしこも「働き方改革」が加速度的に進んでいる様子。
机上の空論ではなく、実体験を交えてご説明します。
 
❶コンサル会社の実例
ウチの顧客の9割が所謂「ラグジュアリーブランド」のため、顧客はイタリアとアメリカと中国になります。
どこもかしこもリモートワークをやっています。
 
❷インテリアデザイン会社の実例
ウチの顧客の10割が中国国内で活動しているため、顧客は中国国内にいる中国人および外国人になります。
どこもかしこもリモートワークをやっています。
サプライチェーンにおいては、再開の目処が立たない、休業中の会社がソコソコあります。
 
で、先ほど述べましたが、従業員と経営者の双方が重大な事実に気づいちゃいました!!
従業員は、会社に行かなくても意外と仕事できる、と気づく。
経営者は、あの人が会社にいなくても別に変わらない、と気づく。
 
国を問わず、ますます帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になるでしょう。
となると、企業に勤めていても「起業家のように企業で働く」時代になります。
そんなこんなの理由から、起業家が新時代のお手本になる可能性大、というわけです。
誤解のないように申し上げますが、起業を推奨したいわけでもなく、自慢話をしたいわけでもありません。
起業家であれ会社員であれ、「お金を稼ぐ力」が不可欠だと伝えたいのです。 
 
アナタは会社の看板なしで勝負できますか?
会社の看板が外れたときのアナタは、どれほどの価値がありますか?
「看板力がある時」と「看板力がない時」では、相手の反応は違います。
会社経営14年目を迎えるのですが、起業した当時は24歳でした。
ソコソコの期間、意思決定を誤れば会社が潰れるかもしれない、生きるか死ぬかの真剣勝負の世界にいます。
若い頃から、自分の力でお金を稼いできた経験があるため、「自分の身は自分で守る力」はある方かと。
その経験から断言できるのですが、事業のステージと経営者の能力は必ずしも連動しません。
起業は選ばれた人がやるもので勇気がいる、と勘違いされる人が多いのですが、それは誤解です。

あくまでも私の感覚ではありますが、「古き良きビジネスモデル」と「新しいビジネスモデル」に大した差異はない、と思います。

普遍的なモノを積み重ねていき、自分なりの哲学を組み込んでいくと、そのビジネス自体に独創性が生まれるため、第三者からすると目新しく感じる、だけ。 

世界トップレベルの会社は別にして、一般的なビジネスには然程オリジナリティは必要ありません。

そりゃ、誰にも真似できない独創性のあるビジネスは素晴らしいですが、それよりも自分がやっているビジネスに市場が存在しているのか、努力次第で勝利を得られるのか、などなどが大事になってきます。

市場の存在が確定していれば、やることは明確でして、競合他社から顧客を奪う、だけ。

具体的に言うと、基礎の部分は模倣して、ある特定分野は他社競合よりも特化して、顧客を頂戴する、以上。
これらの話は、目新しさゼロのお決まりの陳腐な手法のため、独創性は必要なく、模倣の延長線上の戦い方です。

そりゃ、ビジネスの基本は人と違うコトをやることだ!という言葉に異論はありません。

が、しかし、常識に囚われるな!常識を疑え!という常識(偏見)に囚われすぎるのは感心しません。

 

私が起業した理由は単純でして、「上へ上へ」駆け上がる人生は楽しそうだけど、「横へ横へ」思うがままに歩む人生の方が向いている、と感じたから。

そもそもの話、世の中には優秀な人が沢山いるため、同じ土俵で戦ったところで、私が勝ち残る可能性は極めて低い。
私は、人と違うコトをしたい、といった欲求はなく、自分がしたいコトをしたい。
ただただ当たり前のことを当たり前にしたい。
その私にとっての当たり前が、他の誰かと同じであれば、私は人と同じであることが悪いとは思いません。
典型的なアスペルガーのため、得意分野と苦手分野の差が異常に激しく、能力を平均値で判断されると、私は「仕事ができない人」に分類されがち。
となると、ある種の脅迫概念的な「正しい大人」を演じるよりも、もっと自分に正直に「自分らしく」生きたい!!
 
私は弱い人間なので、「自分が自然体で居られる場所(お山の対象でOK)」と「自分が王様で居られる場所(裸の王様でOK)」がないと、自分の存在価値を見出せない・・・
自尊心の高い人は「肩書き」「服装」などで自分を大きく見せる必要がないのですが、私は「ブランド品」で自尊心を満たしながら、権威としてブランド品を利用するタイプ。
 
え、なに?なんか可哀想な人だなぁ〜と思いましたか?
別にどう思われようが気にしません。同情するなら金をくれ(笑)
金の呼吸、壱ノ型、一獲万金・・・
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。自分基準で考えれば迷わない。
そういう生き方をしていると、第三者から批評される機会が増えますが、気にする必要はありません。
 
有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかり・・・
今は時代の変化がめちゃくちゃ早く、価値観もガラリと変わるため、細かい話を気にしたところで無意味。
価値観や人生観は時間と共に変わりますが、「人生は楽しんだ者勝ち」というのは普遍的ではないでしょうか?
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
 
我々いい大人ができることは、自分が犠牲になって人を幸せにすることではないため、まずは自分の人生を愛しましょう!!
 
とはいえ、無責任な自己中はダメ・・・単なるワガママと個性的は違います。
なにかしらの社会との折り合いをつけた抑制の意識があり、なおかつ脱ブナンに仕上げる「マイ(自分)ブランド」こそ、俗にいう「個性的」だと思います。

whitetree.hatenadiary.jp

否応にも、そんなことを改めて気づかせてくれる、上海です。

ゆえに、第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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一寸先は闇か光か?大人の中国起業物語

中国ビジネスで活躍する起業家は、偏愛的で感性も個性的・・・・

国籍問わず、起業家って気難しい一面もあったりするのですが、付き合いを重ねれば、本当の友人のように接するタイプが多い。

そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。
 
ここ中国上海ビジネスシーンでは、いかにも「変わった人」というのもある意味ありですが、時にキッチリしているのだけど、実はヤンチャ、というほうが、より生き残る可能性が高いことも。
これがキマれば勝ったようなもの、とは言いませんが、個人をブランド化する最短経路の一つ。
人は常識外のことに、強いインパクトを受けるもの。
そんな心理を最大限利用する方法の一つが「マイ(自分)ブランド」。
 
個人をブランド化すると、特徴が明確になるため、第三者から批評される機会が増えます。
個性やセンス、そして人となりを曝け出すため、好き嫌いが明確にわかれ、友人知人の人事異動が起こりがち。
自分のレベルが上がれば、友人知人の人事異動が起こり、波長が合う人との関係が近くなります。
どちらが上下の話ではなく、ただ単に合う合わない、というだけの話。
 
何故にこの話を持ち出したかというと、そんな「少し変わった人」が新時代のお手本になる可能性があるからです。
 
少し話が逸れますが、私は上海起業14年目を迎えましたので、「リーマンショック」のときも、もちろん経営者でした。
過去を振り返ると、「リーマンショック」のあとに、「中国起業ブーム」が起きました。
 
あくまでも私の憶測ですが、新型肺炎コロナウイルスの打撃は、リーマンショックを超える、と思います。
 
突然ですが、ここで究極の2択です。
なんでもかんでも完璧に揃った市場と、なんだかんだヌケモレがある市場。
もしアナタが起業するなら、どちらを選びますか?
 
10数年以上前は、日本の方が進んでいたから、中国に日本のビジネスを持ち込めば稼ぐことができ、人件費も安く商売の旨味がありました。
が、今は、多くの分野で逆転され、ビジネスに食い込むのが容易ではなく、人件費も高く商売が難しくなりました。
要するに、「お金を稼ぐ力のない日本人」の居場所が失われつつありました。
 
が、しかし、ですよ。
今回注目したのは、つい最近までの上海は「なんでもかんでも完璧に揃った市場」でした。
が、これからの上海は「なんだかんだヌケモレがある市場」となります。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスによって、「会社倒産・自己破産・人生転落」が起きつつあるため、市場に変化が起こります。
この状況を耐え抜けば、いくつかの競合他社が倒産または縮小している兼ね合いから、ビジネスチャンスが生まれます。
 
そんなこんなの理由から、新型肺炎コロナウイルス終息後に、「中国起業ブーム」が盛んになるのは必定かと。
されど、上海は中国最大のビジネスエリアのため、「なんだかんだヌケモレがある市場」の状態は、どれだけ長く見積もっても一年くらい。
 
事実、日本国内で活動する日本人経営者の類から、「上海でのビジネスを考えている」、といった問い合わせが増えています。
フツーに考えれば、そんな人を「変わった人」と呼びますが、少し変わった人だから「起業家」という生き方を選んだのでしょう。
 
良くも悪くも、「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス」によって、市場の新陳代謝が加速化しています。
中国に限った話ではなく、どこで仕事をするにしても、自分なりのやり方でどうやったら「お金を稼ぐことができるのか?」を考える時が来ていますね。
 
私を例に説明しますと、いま私が経営している「コンサル」と「内装」で勝負すべきなのか、はたまた「コンサル」と「内装」と「新しいプラスワン」を加えて勝負すべきなのか、悩んでいます。
「じゃあ、やれば」というツッコミが聞こえてきそうですが、私の場合は既存事業である「コンサル」と「内装」の固定費が足枷になっており、いま新規事業に投資するのは考えもの・・・・
加えて、中国上海ビジネス戦線において、やるべきことは既に全部やったはずなので、いま打てる手は博打になってしまいます。
その結果、今の段階では、私自身は特に何もしません・・・・
日々、もぐもぐタイムのため、ただただ急速にメタボ化が進んでおります。
願わくば、食の呼吸、壱ノ型、爆上げ基礎代謝・・・・
 
世の中を変える新しい価値観というのは、常に枠にとらわれない出来事から生まれるもの。
「猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス」によって、上海では爆発的にリモートワークが普及しました。
良くも悪くも、強制的に「働き方改革」を推し進める結果となり、現在では「リモートワーク」が定着するほどに拡大。
中国で「リモートワーク」が定着すると、それに付随した更に進化したIT社会が構築されるため、新しいビジネスが生まれます。
 
日本にしろ中国にしろ、「新しい生き方」「新ルール」などなどがチョイチョイ出てきます。
ますます帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になるため、起業という生き方に熱い視線が注がれるでしょう。
数年後には就職するよりも起業する方がフツーになる、とは言いませんが、起業活動が増えます。
 
なにも難しく考える必要はありません。
少しくらい自分の思うままに生きてもいいのでは?
人は人、自分は自分。
年齢なんて所詮社会的分類上の目安でしかないため、やりたいことをやるだけ。
自分の年齢に惑わされず、人生を楽しむために貪欲になりたいですね。
 
私は、泣きながら生まれて、文句を言いながら生きて、失望しながら死ぬ・・・・そんな人生を望みません。
コロナの影響あるなしに関わらず、相対的評価によらない絶対的価値のある経営者を目指しています。
思った通りの人生にはならないかもしれないが、良かったと言える人生にしたいですね。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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