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若い「日本人起業家」が「上海ビジネス」で失敗した。
実際に「失敗」を目の当たりにすると、やっぱり悲しい。

が、
遅かれ早かれ「失敗」するのは、誰の目にも明らかだった。
のため、「会社を辞めて起業する」と相談を受けた際に、全員が「やめたほうがイイ」と止めた。
反対した人間（8人全員）は、「上海・会社経営」歴が5年以上ある日本人創業者。

勝算が50%程度あれば「勝負する価値がある」ハズですが、
勝算が10％にも満たない「ビジネスモデル」に「人生を賭ける」のは、
「勇気のある行動」ではなく、無謀で無知な「幼稚な行動」に映る（苦笑）

目隠しされたまま生きてきた子なので、
「救いの手」を差し出されているコトにさえ気がつかない。

冒頭に
「会社を辞めて起業する」、このような相談されたと書きましたが、
正しくは「会社を辞めて起業する」という決意表明。
うーん、相談じゃないよね.........だって既に「答え」が出てるワケですから（苦笑）

「相談」なのか「決意表明」なのかハッキリしてほしい。

「相談」であれば、「どちらにしようか迷っている状態」のため、
止める事はできたかもしれない。
「決意表明」であれば、「答えが出ている状態」のため、何を言ったところで聞く耳を持たない。

起業して失敗した子は、
ソコソコ有名な会社の「上海・駐在員」だった。
無謀な勝負に挑まず、期が熟すのを待てば、金もキャリアも捨てずにすんだ、かも。

当たり前のハナシですが、日本の大企業は「すごい組織」ですから！！
「戦略能力」と「遂行能力」が高いゆえ「大企業」。
それに「異能異才」 ＝ 組織に多彩な人材を備え、「価値を生み出し続けている」。

長年積み重ねてきた「組織の力」と「ブランド」は、確固たる「社会的信用」を築いている。
信頼があるため「大企業」の「安定」は、「ベンチャー企業」と比べモノにならない。

で、「上海ビジネス」で失敗した子は、組織の「カベ」に当たってしまい、
「会社を辞めて起業する」路を選択。

「社会的信用」のある大企業で働いていたので、「仕事がデキる」と勘違いしたのでしょう。

最大の武器は、その子の「能力」や「人柄」ではなく、悲しいかな「名刺」が唯一の武器。
目隠しされたまま生きてきた子なので、「会社の看板」と「自分の価値」を混同しちゃったんだろうな〜。
「起業」＝「自分で稼ぐ力」ですから........

ま、可哀想だけど、しゃーない、次また頑張るしかない！

という、チョイ悲しい虚しいハナシがありました。

別に、ジブンの株を上げるつもりは毛頭ございませんが、
人を「会社で判断しない」。なんか、そーいうのは、どーでもイイ。バカらしくて（笑）

が、
世の中は汚いから、人間的な評価はイマイチでも、勤め先がソコソコの規模であれば、
取るに足らない人間でさえ「利用価値がある」ってハナシでしょ？

「名刺」が唯一の武器か...............

ちょっと羨ましいな〜。ウチも歴史がありそうな社名に変更しようかな〜。

株式会社 京六波御所一三三八らっこノ宮室町社中。

お〜！！！！！！！！
なんか、歴史ありそう（笑）

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