中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

祝・上海会社経営10年目突入!!

上海起業・創業して、やっとこさ辿り着いた10年目の称号。
ま、本当は3ヶ月ほど前ですが、目に見える成果をだしたのが、2006年10月23日(記念日)。

起業した会社は、1年で5割くらいなくなり、10年もつのが1割くらい。
小生が生き残れた理由 = 運がイイ。

「人事を尽くして天命を待つ」とはよく言ったもので、
めちゃくちゃ完璧なプランでも、運に見放されると成功できない!

時をさかのぼり、私は24歳.............上海起業を決意。
自信過剰・天狗・自惚れ、そんな言葉がピッタリな社会人でした(失笑)

大手日本企業の上海支社・営業部に配属され、ソコソコ自由気ままに仕事をする日々。
上海支社だけでも350−400人ほど社員がおり、日本人も常時30-40人ほど在籍していた。
1ヶ月の家賃3000$〜5000$の「日本人駐在員向けのマンション」の契約がガンガン取れた時代。

時代が時代ゆえ、顧客ターゲットは大企業のみ。
バブリーであっても、マンションの家賃に3000$〜5000$(1ヶ月)払える企業は限定される。

中国経済がイケイケというこもあり、営業成績も良く、「仕事ができる優秀な人材」と思い込んでいた。
後々気付くのですが、「社会的信用」のある「大企業の看板」があればこそ.......

恥ずかしいハナシ、全ての成果がジブンの「実力」であり「努力」だと、信じて疑わなかった。

詰まるところ
「若さゆえの無謀な行動」(後先考えない未熟者)ゆえ、起業を決断できた、のです。

その頃「上海ビジネス」は、まさに「チャイニーズドリーム」の全盛期!!
資産を次々に「不動産投資」につぎ込む........個人投資家たちが熱狂した時代。
いわゆる「上海マンション・購入」ブーム。
昨今、「株式市場」につぎ込む「中国人個人投資家たちの熱狂と幻滅」が話題になりましたが、
その先駆け。

当時、外国人の不動産購入に制限がなく、いくつ買ってもOK。
金持ちが「上海・高級マンション」を買い漁り、日本人は「上海・低価格マンション」に目が向いた。
低価格といえど、今現在は「億ション」に近い。

当時の私からすれば、めちゃくちゃキビシイ金額でした(頭金のみ準備)

少々話題が脱線しましたね。
話題を「上海起業」に戻しますと、起業したての頃は、安定的な収入がない(汗)

金がないから、色々とツテを頼る.......
好意にさせてもらった方々に、なんかアテはないか尋ねたところ
「中山公園・龍之門」の向かいにある「兆豊ビル」のオフィスを「又借り」させてもらえる事になりました。
大学教授のご好意もあり、激安価格でオフィスを使用させてもらい、ヤリクリする典型的な貧乏経営者。
一番シンドイ時期に、イイ感じのオフィスを又借りできたのは、幸運以外の何物でもない。

幸せは長くは続かない。
ありがちな話なのですが、大学教授がオフィスの契約延長しないコトになりました。

じぇじぇじぇ、ですよ、マジで。

オフィスがなければ、兎にも角にも困るため、
サラリーマン時代の先輩に、かくかくしかじか伝えたところ、開発途中の「紅坊(Red Town)」を紹介されました。
開発途中というコトもあり、今では到底信じられないような値段で契約できた。

振り返れば、上海起業して最初の1年〜3年目がハチャメチャ。ジェットコースターみたい。
「このまま会社経営を続けるのは、無理かも..........」何度思ったことやら。

あ〜無理!も〜無理!
いっそうのコト、日本の田舎に移住しよう(自分のことを誰も知らない場所)。
農業とか、カフェ経営とか.........などなど、結構リアルに考えた(笑)

が、テンション下がり気味の時に、イイ感じの仕事が入り、モチベーションが高まる。

されど、そう簡単に、上昇気流に乗れるハズもなく、赤と黒の境目をフラフラ。
不安な日々が続く。

そんなある日の午後のハナシ。
前職でお世話になった、親分肌の総経理の言葉が、胸キュンすぎる。
トトロの猫バスみたいな顔で、ニカー笑って、エエ話するんですわ。
「起業しても失敗するのがフツウだから、ダメなら出戻りOKだよ」

いやいや、泣くで、ほんま。

運良く、素敵な出会いに恵まれ、いつも誰かが手を差し伸べてくれた。

で、ナンヤカンヤ頑張っていると...........
な・な・なんと、ノリで手にした「マンション」が驚きの金額に化けた(笑)
労せずに「幸福」が訪れたワケです。

運も実力のうち。

その後も、決して平坦な道ではなく、喜怒哀楽の怒と哀が8割りの、一筋縄ではいかない日々でした。
周りと衝突することもあるし、落ち込んだり、悩んだりする日も多かった。
怒りや哀しみに打ちのめされるオマケが多すぎるのが、少々シンドイのですが、別に死ぬワケじゃない。

ま、ソンナコンナで、上海起業10年目(笑)

人の輪が広がれば、全員といつも一緒にいるコトはできず、稀にしか会えない人もいます。
が、久方ぶりに再開し、互いの成長や活躍を喜び称え合ったりできる関係は最高です。

ソレゾレがジブンの世界で新たな「人の輪」を築くようになると、互いに魅力的な人を紹介しあえる。
そーすれば、自分でも予測しきれないほどの、ハンパない勢いで、世界が広がる!

成功を祝って飲む酒は、めちゃくちゃ、ウマイ!!!!!!
美酒を味わうためなら、少々の苦痛はヘッチャラです。



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