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上海ビジネス・苦戦中の日系企業を観察すると、
「戦略」を立てずに、やみくもに仕事を進める会社が多い気がする。
流行りの「節約」一辺倒になる前に、
「会社経営の本質」（経営学のような難しい理論ではなく）について、再考すべきではないでしょうか？
ダメな会社の共通点として、モノゴトが複雑化しており、何が何だかサッパリわからん（苦笑）
日本国内ならソコソコ大きな組織であっても、上海支社となると小規模な組織も多い。
にも関わらず、なんでもかんでも「複雑」な状態に陥っているにはワケがある。
対中国ビジネスにおいて、日本企業が「シンプル・イズ・ベスト」じゃない３つのワケ。
１）コンサルタントが「お金儲け」をするために、やたら複雑な提案をした結果では？
２）現地責任者が経営のド素人ゆえ、なんとなく色んなコトに手をつけた結果では？
３）本社がバカ丸出しの支離滅裂な無茶苦茶な要求をするが、バカな本社に逆らえない結果では？
↑の３点を改善すれば、誰がどう考えても、今よりはマシになるハズ！
ラッコの「上海ビジネスブログ」を見ただけで、全ての問題が解決しましたね（笑）
１）コンサルタントの立場で考えてみると、
複雑な提案をしなければ、商売にならない側面が少なからずある。
雇い主２）３）もバカなのですが、「一見難しそうなモノ」には、価値を感じがち。
シンプルな話だと、お金を払うことに躊躇しがち。
要するに、雇い主が「ありがたみ」感じないのであれば、コンサルからすれば仕事にならない。
その結果、
実行難易度「低」×効果「大」＝「最善策」ではなく、
実行難易度「高」×効果「小」＝「劣化版」プランになりがち。
ね、バカなハナシでしょ？
色んなコトが複雑化する。無駄な労力と金、そして希少価値の最も高い「時間」をドブに捨てる。
いや、ほんと、バカバカしい話ですよね？
無駄なモノに金を払い、本当に必要なモノに金を払わない......
なぜ、儲からない会社ほど「シンプル・イズ・ベスト」が浸透しない？伝わらない？理解できない？
ってコトで、諸悪の根源は、「日本本社」か「現地責任者」のどちらか（笑）
コンサルタント・アウトソーシング先etcなんて、成果が乏しければ、キレばイイだけ。
それゆえ、問題は「取引先」ではなく、すべて「自社」にある！
儲からない理由を「他社のせい」にするのはナンセンスであり、「選ぶ」も「キル」も雇用主の裁量次第。
改めてお尋ねしたいコトがあるのですが、
上海会社経営の目的は、中国ビジネス（上海ビジネス）で利益を上げるコトですよね？
小規模な会社組織であれば、ぶっちゃけ↓の２つに、リソースを集中させるべきでは？
１）より多くの利益を出す。
２）潰れないようにする。
↑を実行するためのプロセスは無数に有るから、あとは「取捨選択」するセンス。
そもそもの話、大企業と同等の経営資源があるワケないんだから、やれる（やるべき）コトは限定されるハズ。
人も会社も「流されやすい」生き物ゆえ、ドッシリした「軸」がないと、本当の目的を見失う！！
次から次へと、新しい考え（経営手法）が生まれは、消えてゆく。
当然、コンサル会社も商売のネタを探しているため、十人十色な会社に対して、多種多様な提案をしてきます。
情報社会の現代ゆえに、コンサルタントは「目新しい提案」をしやすく、対象者は「目新しい提案」に流されやすい。
その変化に翻弄され、何をするにも中途半端......意外や意外、こういう会社が少なくない（苦笑）
結果、ダメな会社の共通点として、モノゴトが複雑化しており、何が何だかサッパリわからん！
だからこそ、「初心に戻る・初心に帰る」＝「基本のキ」を徹底すべき！
創業時は、邪念も少なく、ひたすら中国ビジネス・上海ビジネスでの商売の仕方をイメージしたと思います。
費用を一定にして、売上を上げる、ためには？
売上を一定にして、費用を下げる、ためには？
結構、シンプルに考えたハズ........。
てか、上海ビジネス苦戦中の日系企業からすれば、大事なのはコレでしょ？むしろココだけでしょ？
中国ビジネス・上海ビジネスと真剣に向き合う企業（現地と本社の共有認識がとれている）であれば、
ココを突き詰めモノゴトの取捨選択すれば、状況はヤンワリジワジワ改善されるハズ。
ま、ソンナコンナの理由から、
流行りの「節約」一辺倒になる前に、
「会社経営の本質」（経営学のような難しい理論ではなく）について、再考すべきではないでしょうか？
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