■ - 中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

中国の場合は、一般庶民らが常に「楽に稼げる」チャンスを探しています。
HOTな話題である「中国株」にせよ、「楽に稼げる」気がするから多くの人がハマる。

今も昔も、「楽に稼げるのが一番」、気質が強いのです。

それゆえ
「フランチャイズ加盟」が人気なのも、何となく分かりますよね？

この手のビジネスは、「標準化された業務フロー」「マニュアル」「物流」etcがキモ。
要するに、ある程度「マニュアル化」「システム化」されているので、
誰であろうが一定水準の仕事がこなせます。

日本人であれば、独創性のあるビジネスを展開したい！
そういう熱い気持ちから、「起業」を決意する人も多いハズ。
が、そういう中国人は少数派（多分）
そんなコトよりも楽して稼ぎたい！！

中国人は「社長」志向・「起業」志向が強いです。
しかし「起業する環境」は、年々厳しさを増しているコトを理解しています。
コレは、「上海ビジネス」だけでなく「中国ビジネス」全体に言えますけどね。
チャンスらしいチャンスといえば、ホボホボ抜け目なく大企業がおさえている。
「スキマ」＝「ニッチ」な市場も、年々縮小している。

で、あれば、どーすれば「楽に稼げる」のか？
一昔前は「フランチャイズ加盟」や「不動産投資」であり、最近は「中国株」だった。

少々ハナシが逸れますが、
最近なにかと注目されがちな「中国株」について触れてみましょう。

「中国株は80％が個人投資家」らしいのですが、
なぜココまで人気に火がついたのでしょうか？
株で「儲かった」「損した」よりも、小生が気になる点はココなんです！

結論。スマートフォンの普及が大きい。
いつでも手軽に株式投資ができる環境が整ってる＝「やりたいときにやれる」。
「楽に稼げそうかも」要素がテンコ盛りだった。
（既にご周知の通り、至福の日々は長くは続かない。）

が、イケイケガンガン時代に比べ、
個人投資家の「中国株」に対する「熱」は落ち着くハズです。
であれば、「熱」は何処に向かうのか？
今、「不動産投資」する？.....微妙。
「フランチャイズ加盟」に流れる可能性は？？.....むむむ、期待できる！

http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150105　
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150305　
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150702　
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150720　
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150721
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150727
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20150803

「中国・フランチャイズ加盟が人気」の理由、知っていますか？
↑で紹介したお店は、味はウマイ、コスパも高い。現地責任者が超優秀etc企業努力がハンパない！
↑のような会社であれば、そりゃ人気になりますよね。仕事をさせてもらって、スゲーと思うもん。

ではなく、普通のモノであれ、「中国・フランチャイズ加盟が人気」なのです。
なぜか？
「楽に稼げる」＋「黒字化しやすい」イメージを持っているからです。
↑は、一説によると、大陸に進出して一儲けした「台湾人」の影響らしい。

ほんで、「中国・FC・ビジネス展開」における決め手まだあります。
中国人特有の「面子」だと思うんです！

どーいうことかと申しますと
FCオーナーになる → 自分の店をもつ → 自慢できる！
俺老板、ココ俺の店、すごいでしょetc見栄張れる！

多くの中国人にとっては、「面子の維持はプライス・レス」。

冒頭のハナシに戻りますが、
中国の場合は、一般庶民らが常に「楽に稼げる」チャンスを探しているのです。
いちいちジブンの頭で「ビジネスモデル」を考えるのが、
ダルイ・めんどくさい、と捉える人が多いのです。