中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

自社の利益を少々下げても、常に頭の隅のほうに、日本メーカーとの取引がある。

上海インテリアデザインの経営者http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/ゆえ
中国内装に関連する、色んな国のメーカーと仕事をしているのですが、
できるだけ「価値観」の近い日系企業と組みたい!
そー、思っていたのですが..........
ココ最近、日系の建材メーカー&代理店のレベルが低下している........

「日本人駐在員が帰任」したら、徐々に会社がオカシクなる、「日本企業らしさ」が消えていく。
「時間を守らない」など、しょっちゅう起る(怒)
少々割高だろうが、日系メーカーと取引する理由って、商品の質+「安心感」なんですけどネ。

中国経済の変調により、「上海日本人駐在員の帰任ブーム」なのですが、「後任がいない」ケースが目立つ。
つまり、帰任する駐在員が担当していた一連の業務を、ローカルスタッフが引き継ぐカタチ。

ぶっちゃけた話、
「現地化」という言葉を聞くにつけ、俄然気になってくるのが、いつ中国ビジネスから撤退するんだろう(苦笑)
なんとなく「現地化」するから、プロジェクトの進行をフォローできず、徐々に評判が落ち、「客離れ」が加速する。
↑のような現象が、「上海ビジネス」で続出中!?

中途半端にヤルくらいなら、さっさと撤退や清算するのが、ズバリ正しいと思いますよ(笑)
外資日系企業」のくせに、やってることは「ローカル」と変わらない.........ダメすぎるでしょ。

別に、少々値段が高くてもイイわけですよ。そのぶん「安心」できればネ。

中国ビジネスにおいて、計画立案に意味のない部分もあるけれど、できるだけスケジュール通りに進めたい!
だからこそ、少々割高であれ、「安心感のある日系メーカー」に発注するワケ。
にも関わらず、急な予定変更、多すぎ。「現地化の悲惨な現状」@上海ビジネス。

内装工事なんて、一社遅れると、すべての工程に支障が出る!

少々のミスであれば、さほど気にしないのですが、ドタキャンが2ヶ月で5回ね.....ヒドイ。
原因は「人手不足」、かと。

あくまでも「上海内装業界」の話ではございますが、「現地化」という言葉を聞くにつけ、嫌な予感がする。
最近トラブル続きの会社も、「上海・日本人駐在員」がいた頃は、すごくマトモな会社だった。
きっと、現地責任者(駐在員)の「目に見えない貢献」=「人や企業文化を支える努力」があったのでしょう。

えー、
結局のところ、何が言いたいのかと申しますと
「上海日本人駐在員の帰任ブーム」なのですが、後任がいなければ、一連の業務をローカルスタッフが引き継ぐ。
キチンと「引き継ぎ」ができ、ある程度は問題なく対応できれば、コストの削減にもなるため、ベターな選択。

が、しかし、ですよ。
駐在員が抱えていた一連の業務を、ローカルスタッフに任せられるのかな?

数字では計れない、「目に見えない貢献」があったハズ。

「チームの業績を上げる努力」は、数字に表れやすい。
「人や企業文化を支える努力」は、はっきりとしたカタチとしては見えてこない。

が、どちらも大事!!!!

日本本社は、
「上海現地法人の動向」を目を凝らして感知する努力をしているのだろうか.........
仕事をしやすいよう、周囲を整理整頓している人に気づいているのだろうか.........

そりゃ、「業績面の努力を評価」するほうがラクだけど。

「人や企業文化を支える努力」は、はっきりとしたカタチとしては見えてこない。

でも、スゴク大事でしょ?

部下や後輩の育成、不正を許さない姿勢、手を抜かない姿勢など、これぞ「日本企業の強み」では?
中国ビジネスや上海ビジネスで成功したいなら、良い面での「日本企業らしさ」を捨てたらダメ。
ココは譲れない最大の強みでは?



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