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仕事をしていて、思わぬ横ヤリが入る日もあるでしょう。
ストップがかかり、プランの修正や再考を求められる日もあるでしょう。

が、
どうしても「譲りたくない」部分があれば、ソコを残して、上手に補強すればイイだけ。
自問自答を繰り返し、今日も自分と戦ってください！
もっとジブンに期待すればイイ。

バカバカしい話なのですが、
未だに「上から下に一方通行で指示が出される会社」があります。
ほな「現地責任者」いらんやん........ホボホボ「上海ビジネス・失敗」しそうやん。

で、現地責任者が「上海会社経営」をする際に、
ただただ「上からの命令に従うだけ」であれば、下の人間に示しがつかないから、めちゃくちゃ気をつけてくださいね。
ローカルスタッフから「コイツ何も決めらへん.....」と思われたら、評価を覆すのは簡単やない！
どーせ、ココで話した事なんて実現しないんでしょ？すべて本社が決めるんでしょ？
みたいな、イヤーな雰囲気が会社全体に蔓延.........最悪。

中国ビジネス、とりわけ「上海ビジネスで負けないため」には、「上と下の同時説得」を心がけるべき。
いつの時代も、プロジェクトの中心人物以外 ＝ 上と下は余所見しがち。
上海ビジネスを成功させるには、とにかく敵と味方を見極めなアカン。
「敵は本能寺にあり」にならぬよう、明智光秀のような扱いをされないよう、主君とのホットラインは重要（苦笑）

で、今からすごくイイ話をしますが、
上からの圧力に簡単に屈して、方向性をコロコロ変えるリーダーのもとで、誰が本気で働きますか？
そりゃ、自分自身や家族etc守るべきものがあるから......、いちいち喧嘩したくない気持ちも理解できる。
が、中国人のローカルスタッフは、ナンダカンダ「人」を見ていますからネ。
いくら「夢のあるビジョン」を唱えたところで、中国人のローカルスタッフは「可能性の追求」をしているのです。

本当かな？、できるのかな？、コイツで大丈夫かな？
つまり「リーダーの器」なのかな？って探っている。

「可能性の感じる言葉」は心に響く。「可能性の感じない行動」も心に響く。

一度、中国人のローカルスタッフにみせてあげるべき、「夢が叶う瞬間」ってヤツを。
百聞不如一見、が、手っ取り早い。

中国ビジネスは未だに「信用コストが高い」＋「人間不信が基本スタンス」ゆえ、ココが気になるハズ。
コイツは有言実行 or 有言不実行、どっちだろう？
ローカルスタッフは気にしているハズです。

「上海日系企業」なら尚更。
ローカルスタッフからすれば、あくまでもガイジンの会社だから.........
上海ビジネスをする際に気をつけるべきことは、ガイジンが上海で商売をさせてもらっている、そんな気持ち。
であれば、中国の人たちが慎重になる理由も分かるハズ。疑心暗鬼になる理由もネ。

あなたがリーダーであれば、チームの人間に見せてあげましょう、「夢が叶う瞬間」を！
大層な夢でなくとも、小さい夢でもイイから、ナルハヤで想いが形になる瞬間を見せる。
言葉より早くわかりあえる。

もうすぐ上海会社経営者歴10年目を迎えますが、
「必要とし、必要とされていること、それが全て」に思える。

何はともあれ、貴方がリーダーなら、自問自答を繰り返し、今日も自分と戦ってください。
じゃないと、優秀な人間が去り、あまり戦力にならない人間ばかり残る。

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