中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

ファッション企業の業績悪化を耳にしますが、日本のアパレルは本当に大丈夫なんでしょうか?

今必要なのは、アパレルビジネスを変える新概念では?
じゃ、ないと、止まらないアパレル倒産!?

ご周知のとおり、上海ビジネスに苦戦中の日系アパレル企業が大多数。
でも「売れない」「儲からない」理由は、
中国経済の変調により中国人消費者の購買意欲が落ちた」からではないハズ。

上海で生活をしていますが、今のところ、実体経済への影響は感じられない。

上海ファッション業界のトレンドセッターでもある
GUCCI」「HERMES」「LOUIS VUITTON」etcや「I.T」「JOYCE」「Lane Crawford」etc
であれば、中国経済の変調による影響はあるハズ。

が、
一般的な日系アパレル企業が「上海ビジネス・失敗」のワケは、
これらのブランドやセレクトショップが直面している問題とは、
別次元の話ではないでしょうか?

少々失礼な表現になりますが、
中国ビジネス・上海ビジネスに真剣に向き合っておらず、放置プレーが目立つ(苦笑)
中国人消費者の♡をつかむ企業努力をしていない、かと。

と、考えれば、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングはスゴイ!
柳井正会長兼社長は記者会見で
中国経済は輸出から内需中心に変わっていく。消費財を主にした企業には大きな市場だ」と述べ、
中国事業の拡大に自信を示した。

色んな人が、好き勝手に批判的な発言をしていますけど、やっぱり「ユニクロ」は強い。
が、日本のアパレル企業の多くは、ユニクロとは比較にならないほど弱い!

どーいうことかと申しますと、
アパレル企業だけでなく、日本の中小零細企業に言えることですが、 上層部が「上海ビジネス」「中国ビジネス」を知らない。
「海外で勝負できる有能な人材」を派遣したところで、会社がヒトを上手に活用できていないケースが目立つ。

具体例を挙げますと、
「上海ファッションビジネス」における、「リアル店舗」の主流=「ライフスタイル提案型のショップ」。
日系アパレル企業の「ライフスタイル提案型のショップ」@上海ってあるのかな?

いや、すごく、もったいない、と思うのです。
「ライフスタイル提案型のショップ」においては、上海ファッションビジネスの「トレンドセッター」になれたのでは?
アパレルだけでなく、インテリア、雑貨、カフェやバーetc融合した「リアル店舗」を生み出せる力があるハズ。

アパレル(洋服)だけでは、ヨーロッパブランドには勝てない!
ちなみにインテリア(家具)も同様。
上海ファッションシーンにおいては、日本アパレルの立ち位置は、韓国アパレルよりも下!!

残念ながら、これが現実です。

海外生産が多数を占める日本アパレル企業からすれば、苦しい時期が続くハズです。
円安傾向が続く中、想像以上に消費の回復が進んでいない.........
円安で企業コストが上がるワリには、価格転嫁がしづらい.........

色々と大変な時期が続きますが、
経済云々を気にするよりも、ブランド戦略・デザイン・企画力の低下、なんとかしないと相当マズイのでは?

「上海・ライフスタイルショップ」「上海・コンセプトショップ」「上海・セレクトショップ」を始めていれば、
今頃「中国フランチャイズビジネス」の芽が.........



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