■

トレンドと昔ながらの上海を両方感じられる「リノベーション」物件が人気！
http://d.hatena.ne.jp/WhiteTree/20151031　つづき

不動産価値を向上させるため、古びたオフィスビルの「リノベーション」が活発なんです。
なんでオフィス？
リノベーションマンションのほうが需要がありそうでは？

ま、そーなんですけど、
古びたマンションの「リノベーション」となると、住人との兼ね合いもあり、そう簡単にコトが進まない。
マンション全体ではなく、フロアの大改装なら、チョクチョク見かけます。
20階建てのマンションの18階をまるまる「中古不動産ブランド」にする計画etc。

「世界でいちばん好きな場所づくり」が大好きゆえ、「中古不動産ブランド」のデザインをやりたい！！
大人のプレステージを保ちつつ、アクティブなライフスタイルを実現する、「上海お洒落マンション」づくり。
http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/20141225
↑のような「マンションデザイン」は、スゴく大変だけどスゴく楽しい創作活動。

仕事柄（インテリアデザイン）、古びたマンションの「リノベーション」の問い合わせがチョイチョイあります。
要するに、おたく「マンションの内装デザイン」やれますか、的な連絡。

で、ナンヤカンヤあり、「中古不動産ブランド」のコンペ当日。

朝からテンションが超低い........。コンペは緊張するから苦手なんです。
「行きたくない」と思いウジウジしていると、スタッフから「男は言葉少なく、行動で示せ」と説教されました。

ぐうの音も出ない（苦笑）
仰せのままに従います（冷汗）

おしゃべりな口だけの男 ＋ 余計なことをポンポン口走るワタシからしたら耳が痛い。
乗り気じゃないけど行き、会場に到着。アレヨアレヨしていると、私の出番。

チョイとした挨拶を挟み、ウチの会社概要の説明を求めらました。

私の経営する「内装設計」と「コンサル」会社は、無駄なモノを徹底的に排除した組織。
それゆえ、ホームページがなく、カタログやパンフレットの類がないのです。
ウチの実績が知りたければ、http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/　見ればOK。

３０秒くらいで説明を終えたから、皆さんキョトン状態。
その場でURLを伝え、スマフォやノートPCで「内装ブログ」を読んでいる。異様な光景。

２,３分すると、
相手「中国語の説明ないの？」
自分「ないよ。」
相手「中国人の客はいないの？」
自分「いるよ。」
相手「じゃあ、どうしているの？」
自分「勝手に翻訳しろと伝えてる。」

ちょびっとバカシ、自分の台詞がオモシロくて笑っちゃったら、みんな吊られて笑っちゃいました（笑）
その後、一般的な中国語会話は問題ないため、適度にジョークを混ぜ、ナンダカンダ10分近く話す。

自分「もう話すコトないよ。」
相手「結果を後ほど伝えるため、WeChat教えて？」
自分「俺、WeChat嫌いだからやってない。」
相手「え！！WeChat便利だからやりなよ。」
自分「悪いけど、電話かメールして。」
相手「日本人ぽくないね。でも、楽しそうだね。」
自分「昔からコンナ感じだから、上海ビジネスは楽しいよ。お金大好きだから契約してね。」

ソンナコンナでコンペも無事終わり、タクシーを拾おうとしたが、なかなか捕まらない（怒）
イライラしまくりの中、電話が鳴り、見知らぬ中国人が一方的にまくしたてる。
ウザッ、いつもの営業の電話と思い、不要（ブーヤオ）と伝え、電話を切る。

すると、また電話がかかってくる.......マジで苛つく。

下手くそな日本語でワタシの名字を口にする..............ん？んん？んん？
冷静に話を聞いたところ、先ほど参加していたコンペの会社でした（汗）

おー！！！！マジか！！！！
ゴメンと伝え、どないしたと尋ねたところ、ウチでデザインをするらしい！？
先ほど、不要（ブーヤオ・いらん）と伝えたから、そこにいた人達が大爆笑したらしい。
祝福の電話なのに、「要らんわ！！！」と怒鳴られ、電話を切られた。
人生初体験だったそうな。（反省）

で、笑いながら、本当に不要（ブーヤオ・いらん）なのか？
と、聞かれたため、ソンナ阿保な話あらへんで、要要（ヤオヤオ・やるやる）に決めってるやん！！

「短気は損気」。言葉には消しゴムは使えないですね（笑）

２０１６年夏頃、
リノベーションマンション３２室（４フロア）の「上海マンション・デザイン」案を「内装ブログ」にアップできそうです。

どんなデザインを提案したかと申しますと、正々堂々と快楽を追求しちゃいましょう、です（笑）
上海（大都会）の生活のなかにこそ、むしろ開放感やリラックス感を持ち込むべき！
自分の気持ちに正直になって、余裕をもって生きたほうが、なんかオモロイやん。

「アイテムの紹介」
Borsalino（ボルサリーノ）のハット
http://www.borsalino-japan.com

GUCCI（グッチ）のジャケット
http://www.gucci.com/jp/

BALLANTYNE CASHMERE（バランタイン・カシミヤ）のニット
http://www.ballantyne.it/

Dior Homme（ディオールオム）のパンツ
http://www.dior.com/couture/hk_ct

GUCCI（グッチ）の靴
http://www.gucci.com/jp/