■ - 中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

起業とは、他になすべきことを持たない私の逃げ道でした（笑）
すなわち働け、もっと働け、あくまで働け、が信条でした。
起業して数年間、朝から晩までオフィスにこもり、無我夢中で仕事バカリしていました。

告白すると、創業当初は、忙しい状態であればあるほど、心（精神）が安定したのです。
なるべく不安なコトを「考えない」よう、
ジブンジシンに課題を与え、意図的に多忙な環境をつくりました。

起業すれば、悩み・不安でイッパイですから......

されど「希望のない恐れもなければ、恐れのない希望もない」ですよね？
希望を失わないで仕事をしていると、自然と知恵が生まれます。（知恵＝知識×経験）
また精神が集中することで、多種多様な福音が生まれ、それがビジネスになったりしませんか？

未来がどうなるか、アレコレ詮索しても無駄ゆえ、ただただ「今を生きる」。
そして時がもたらすものが何であれ、贈り物（結果）として享受する。
一日一日を懸命に生きれば、未来が開かれていく！
将来を見通すということは、今日を努力して生きることの延長線上にしかない！！

このような思い出を共有した場所こそ、「上海・红坊」（Red town）のオフィスです。
2007年2月から今日まで、毅然として「現実の運命に耐えた」場所。

今日をもって、人生で最も愛した場所、「上海オフィス」とお別れです（涙）
今まで本当にありがとう。友よ？嫁よ？
もうすぐ会えなくなるけど、貴方と過ごした時間は、一生忘れることはないでしょう！

なんですけど、新しいアノ子（移転先）に会いたいな〜。
消えゆくオフィスちゃん、悲しむことなかれ
二人のうち、どちらかがいる所には、いつも二人ともいるんだよ（失笑）

人は急いで結婚し、暇になってから後悔するモノですが、次のオフィスは大丈夫だと思う。
「新しいオフィス」に夢を見ている、今がナンダカンダ一番楽しいのでしょうね（笑）
恋（想像）は人を盲目にするが、結婚（現実）は視力を戻してくれる.....
「結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる」らしいですが。

「オフィス移転」や「結婚」というのは、「宝くじ」だと思うんです。
ただし、当たらなくとも、その券を破り捨てるワケにはいかない（苦笑）

とにもかくにも、なんかビジネスの運気が悪ければ、「結婚せよ」＝「オフィス移転せよ」です（笑）
もし君が「良い妻or夫」＝「素敵なオフィス」を得るならば、君は非常に幸福になるだろう。
もし君が「悪い妻or夫」＝「微妙なオフィス」を持つならば、君は哲学者となるだろう。
そしてそれは誰にとっても良い事なのです（笑）

ちなみに「2016年・中国ビジネス」のテーマは「新生」です。
「新しく生まれ出る」ためには、既存のモノが崩壊しなければなりません。
そのため、ここ「上海ビジネス」でも、多くの企業が淘汰されるハズ。
上海起業・上海会社経営10年目ですが、今年ほど「怖い」と感じた年はない.....ブルブル。
未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている。

本当に、今年は、今まで以上に「勝負の年」になりそうです！

それゆえ、ウチは「上海オフィス移転」します。
あー、つまり、何かと厳しいから、安いオフィスに引っ越すのね...........
遂にコイツの「上海起業家」ストーリーも終焉を迎えるのね、オツカレ！
と、思われる人もいるでしょう。

今の「上海・红坊」（Red town）の2倍の面積、2倍の家賃、市内中心部に移転します（笑）
春節休み及びオフィス移転に伴い、
内装会社・コンサル会社ともに、2016年1月30日（土）から2月21日（日）まで休業いたします。

「中国ビジネス」のドンヨリ感ハンパないのに、コイツ何を考えているの？
そう思われる人が少なくない。
あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄については何でも貶し、
自身を冷笑しないために、多くのものを冷笑するのですが、
無借金経営＆自己資本率100％の創業社長の英断（論理的思考）をナメんなよ！

「上海オフィス移転」の決め手となったのが、何を隠そう、「占い師」の助言。エッヘン。
「いずれにせよ全てにおいて小さくまとまらない生き方をしなさい」
「まずは、オフィスを新楽路に移転しなさい」
という、導き？啓示？助言？妄言？に従い、上海オフィス移転すんねん！！！！！！！！

ふふふ.........。これマジな話やから、オモシロイでしょ。

中国ビジネスでも上海ビジネスでも、幸せを語ればイイのです。
一個人の苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちている、から。

改めて言うまでもなく、「新楽路に移転しろ」と告げられた際には、
どんだけ具体的な占いねん！アホちゃうか！と心底恨みましたけどね（笑）
が、「今日が人生最後の日」と思えば、後悔したくなくて......
幸福とは、幸福を探すコトですしね。
それと、「やりたい時に、やりたいことができる、コレって幸せだなぁ」と思いました。
同時に、幸福であるという義務ほど、大多数の人が低く評価している義務はない、と感じた。

それはさておき、
事務所は会社で使用するモノだから、ウチの会社から家賃を振り込むのですが、
それ以外の費用は全てポケットマネーから捻出することにしました。
会社の金＝私の金ですが、占い師の助言による「オフィス移転」ゆえ、会社の金は使えません（冷汗）

想定外の「まとまった出費」ですから、恥ずかしいハナシ、
「Vacheron Constantin」（ヴァシュロン・コンスタンタン）の時計をキャンセルさせてもらいました（反省）
キャンセル料を請求される覚悟でしたが、
「事情が事情ゆえキャンセル止む無し」との温かい言葉を頂戴しました（涙）

知り合いの社長に伝えたところ、
「それ、やったら、アカン」と言われ、私がキャンセルした時計を買いに行ってくれました。
イイ時計選んだね。趣味イイね。ほな、大事に使うわ。そんな男前なセリフと共に..........

叱ってくれる人を持つことは、大きな幸福ですね。感謝感謝でございます。

それと、世の中、ヤッパリ、金、ですね！

「お金で貴いものは買えない」と言いますが、その方は現金キャッシュで「私の失った信頼」を買いました。
めちゃくちゃ感謝しているのですが、「貧しさは貧しいと感じるところにある」コトを再認識した瞬間でもあった。
正直なハナシ、自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
「貧困は恥ではない」と多くの人が口にしながら、誰一人、心では納得していない。
最高の賢者さえも、金を取りに来る人間よりは、金を持ってくる人間を歓迎する。
地獄の沙汰も金次第！
いや、ほんと、これが現実。何も知らぬコトこそ、最も幸福でしょうけど。

とまぁ、上海ビジネスで負けられない理由・上海ビジネスを続ける理由、が生まれた（笑）

今、上海起業10年目なんですが、10月23日が10周年となります。
起業した頃の目標の一つが、会社経営を10年続ける、でした。
ゆえに、10周年を区切りに「上海ビジネス」とサヨナラする事も考えていた。

が、「2016年・春節」があけて早々、新楽路×陝西南路に「上海オフィス・移転」するため、
まだまだ中国.上海を拠点にビジネスを続け、ハンパない喜怒哀楽を味わい尽くす（笑）

いや、ほんと、人生は奇天烈。
運命を避けようとしてとった道で、しばしば運命に出会う。
人間は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるモノではないですね...........

一説によると、
「運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる」らしいのですが、
すでに「運命の半分」をジブンジシンが統制したから、オレは負けない！！！！

幸運は大胆な人たちに笑いかけるハズ。幸運の女神は準備されたところにやってくるハズ。
やれるコトはやった。だって占い師の啓示に従い、かなりの額を投資したもん（笑）
後の運命を考えるのは「神様の仕事」ゆえ、ほんま頑張ってや、神様。

バカバカしい話だと思う人もいるでしょうが、これが私の生きる道、なんです。
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、自分自身に気に入られるコトを信条に生きています。
それゆえ、誰も称賛してくれる者がいなくても、自分のことは自身で称えます（笑）

自分の長所に自惚れることなく、自分の短所に劣等感を感じず、
長所も短所も天与の個性であり、これぞ「自分」（持ち味）なんです。

春節が終われば、勝負の一年が始まります。
年々、厳しさが増す「中国ビジネス」「上海ビジネス」ですが、共に頑張りましょう！
希望がなければ、何事も成就しませんから、きっと大丈夫ですよ、共に勝ちましょう！

希望は、目覚めている者が見る夢であり、強い勇気であり、新たな意志です。

「アイテムの紹介」
BALLANTYNE CASHMERE（バランタイン・カシミヤ）のニット
http://www.ballantyne.it/

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