中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

猛威をふるう新型肺炎がもたらす悪夢

中国上海の話題の主役といえば、なんといっても新型コロナウイルス

なにしろ新型コロナウイルスの拡大が経済にとって一番大きな不確実性ですから、終結宣言の時期次第で今後のビジネスのやり方が決まります。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、中小零細企業は死活問題に直面しています。
聞けば、「3ヶ月程度の運転資金しかないため、資金ショート目前」といった会社が相当数あるようです。
となると、早くて3月中旬〜下旬、遅くて4月、といった具合。
 
個人経営に近い「お店」は、かなり厳しい状況にあります。
実にカンタンな例をあげると、「アパレル」「飲食」「マッサージ」「美容院」などなど。
2020年2月19日の時点で、再開の目処が立たない状態が続いており、固定費の見直しが大きな課題となるのは必定。
「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていきます。
そのお金が底をついたとき倒産となりますので、「入金を増やし、出金を減らす」ことが肝要。
 
善いことはカタツムリの速度で動くため、なかなか状況が好転しません。
2020年2月19日の時点で、新型肺炎による中国国内の死者数が累計2000人を超えました。
中国の人口の約半分にあたる7億8千万人ほどが移動制限のもとで生活をしています。
ウイルス感染の拡大を防ぐために、自宅待機を推奨、などなど。
正しい判断ではありますが、「お店」は客足が途絶えるため、小規模企業に経済的打撃が及んでいます。
 
とはいえ、ですよ。
これだけの制限をかけられることはスゴすぎる。日本の人口の約7倍が移動制限。
賛否両論あるでしょうが、統率力があり、リーダーシップを遺憾なく発揮している、と思います。
 
少し話が逸れましたが、いまも上海の街は閑古鳥。
冒頭に述べましたが、大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、中小零細企業は死活問題に直面しています。
いずれにしても、生き残るためには、「入金を増やし、出金を減らす」しか方法がありません。

時が物事を変えるって人はいうけど、実際は自分で変えなくては、おそらく生き残れないでしょう。

我々のような起業家からすると、「勝ち負けではなく」「生きるか死ぬか」の状況です。
近い将来、多かれ少なかれ、「会社倒産・自己破産・人生転落」といった状況を経験する方々が大幅に増加するでしょう。
 
運良く、私は上海起業14年目を迎えました。
過去を振り返れば、なんだかんだ苦難の連続でしたが、ここまで悲惨な状況は経験したことがありません(苦笑)
経験がないため、「こういう段階だからこうすべき」とかいう法則性を見つけられていません。
率直に言うと、「さすがにちょっと・・・・。」と弱気な気持ちになる日もあります。
 
今の段階では、起業家生活15年目を迎えられる保証はありません。
ゆえに、第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。

大切なのは自分が望んだように生きること。

そして、それを続けること、だと思います。

私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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