中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

ライバルチェックを極めて中国ビジネスで勝つ

競合となり得る相手を正しく評価しない構えでは、成熟を極めていく中国・上海ビジネスで勝てません。

実際のところ、競合相手を絶対に過小評価すべきではない。

競合の戦略を想像して、よ〜く学ぼうではありませんか!
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と言われるように、ライバル企業を知ることは競争に負けないための要因。
競合他社の販売プロセス・広告戦略・価格・顧客満足度を分析することで、成功事例や失敗事例が見えてくる。

顧客は誰なんだろうか?顧客のどのようなニーズを満たすのか?どのような点で差別化しているのか?
市場規模はどの程度なんだろうか?どういうプロセスで成長するのか?どのようにして競争力を維持するのか?
これらを何よりも真っ先に考えます。競合の戦略を想像するときは、いつも新鮮で楽しい。
競合相手との競争に勝つための戦略を立て、実行すれば、結果がどうであれ、元気になれます。

今はもっぱらローカルの競合他社を分析してますが、一昔前は日系の競合他社を分析していました。
が、今は日本企業の勢いがなく(私が知らないだけかも)、目新しい戦略を目にする機会が少ない。
自画自賛しすぎるのは野暮ですが、今となっては、ウチが分析される対象なのかもしれませんね。
先に申し上げておきますが、悪戦苦闘の昨日、四苦八苦の今日、波乱万丈の明日....そんな毎日の繰り返しです(苦笑)

話題を戻しますと、他社競合(日系企業)の目新しい戦略や中長期的な戦略を目にする機会が少ないのは、
駐在員制度そのものに問題がある、かもしれません。
一例をあげると、3年の任期(駐在)であれば、長期戦略というよりも、短期戦略を重視しがち。

短期的に企業の業績が良いかどうかは、QPSがキモです。Quality(品質)Price(価格)Service(サービス、その他)
大多数の顧客は、相対的に自社と他社のQPSを見比べる。絶対的な基準はなく、都合のイイほうを決める。
先行き不透明な今日この頃ですから、QPSのなかでも、Price(価格)の影響力がめちゃくちゃデカイ!
どんだけ足掻こうが、ガイジンがローカル企業と価格勝負をしたところで、勝ち目はございません。
価格競争に頼らないアイディアが、中国・上海ビジネス成功の鍵を握る、かもしれませんね。

ライバルの状況を十分に分析していないから、中国・上海ビジネスがうまくいかない日本企業が少なくない。
それでは、勝てる戦いにも勝てません。中国ビジネスを舐めたらアカン。
上海ビジネスは変化するスピードが異常に早いため、自分や会社も変化成長しなければ、けちょんけちょんにされます。
結構痛感しております。上海で起業した個人事業主の10年目ですが、未だに、三歩進んで二歩下がる、ですから。
結局のところ、一歩一歩地道に進め、というコトなんでしょう。

結構シンドイのですが、安西先生いわく「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」なので、先生の言葉に従います。
が、そりゃ、本音を言えば、「安西先生ラクがしたいです...。いや、ほんと、ラクがしたいです!」

とはいえ、私に分かっているコトはと言えば、私が何も知らないというコトですから、勉強が欠かせません。
私は凡人+未熟者ですから、その程度の人間が努力をあきらめたら、そこで試合終了なのは、ごくごく自然な流れ。
とにかく、「もっとうまくやれる方法があるはずだ!それを探し出せ!」です。
中国・上海で起業した個人事業主の10年目の挑戦と葛藤は続く.......

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