中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

ため息まじりの日本

昨年度の企業倒産件数(日本)は9%減、7年連続でマイナスのようですが、めちゃくちゃ違和感を感じます。

結論から申せば、新規創業が年々減少しているから、倒産数も年々減少している、だけですよね?
倒産数が減少するよりも、新しい会社が生まれない、この状況がオカシイ。
さんざん内需を叩き潰してきたから、新しい会社が生まれにくい。
仕組みに欠落や偏りがあるため、新陳代謝を上げないと、ますます息苦しい社会へ.......

残念ながら、今の日本の方針に僅かな希望さえ見出せない。
バカバカしい金融緩和、くだらない通貨安政策.....
通貨安誘導(日欧)をしている間に、中国は世界の資本をグイグイ買い占めます。
中国のギリシャ最大港買収にしても、中国資本は高値で入札するので、他の国はホボホボ勝てないでしょう。

興味深いのが、中国の海外直接投資を補助(アシスト)する日本の金融政策。

通貨の価値が上がれば困るというのは、中進国の発想であり、先進国の発想ではないです。
言うまでもなく、外需依存度(中進国)・内需依存度(先進国)の関係。
日本を中進国に退化させたい、秘密のベールに包まれた影の組織が存在しているのでしょうかね。
今の日本のやり方(愚かな方策)は、中国にとって絶好の投資チャンス。いったい誰のための政策ですか?

愚痴は尽きないのですが、まだまだ疑問がある。旧来的なサプライサイドの刺激策バカリなのが気になる。
サプライサイド・デマンドサイド、どちらも大事ですが、デマンドサイドが問題。
加えて、株価・為替・金利のトリプルダウン。物価・消費税のダブルアップ。まあまあヤバイですよね?
マイナス金利は設備投資や個人消費を拡大させる狙い(らしい)ですが、結果は不発です。

当たり前のハナシで恐縮なのですが、日本の社会保障制度をザックリ解説すると
将来、年金がもらえるか.....もらえても年金だけでは生活ができない(であろう)不安しかない。
こんな状態ですから、金利が下がった、イエーイ、融資を受けちゃえ.........んなわけあるかい!
結局のところ、金利を上げるべき!景気が回復し、税収が増える。
金利を上げる→消費が回復→インフレ。プラス金利ならお金が増えるから消費が増える。

今のやり方だと、消費が回復する見込みがない。
1)マイナス金利の歪み 2)食品の値上げ増税 3)公共料金の値上げ 4)年金掛け金の値上げ、給付の額減。
可処分所得「減」ですから、日本の景気は回復せず、企業の業績悪化、株価は下落、テンションがた落ち。

金融緩和・マイナス金利政策は失敗ですから、同じやり方を続けるべきではない、と思うのです。
国民の消費マインドが底に落ちたら、日本社会の閉塞感が強まり、ますます息苦しい社会になる。
五輪のまえに、ご臨終......いや、ほんと、笑えない、から。

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