中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

現状維持は衰退です

ますます競争が激しくなる中国(上海)ビジネスで生き残るためには、老いも若きも誰もが、新しいコトを学ばなければならない、と思う。

中国・上海で起業した個人事業主の10年目(もうすぐ11年目)ですが、
私に分かっているコトといえば、未だに私が何も知らないというコト。
いつまでも無知でいたければ、自分の取るに足らぬ意見と知識に満足していればいいのですが......

一説によると、上海で生き残るのは中国で一番難しい、らしい。

中国・上海で起業した個人事業主の10年目の感想としては、
競争が激しい上海市場で生き残るには、勝つコトよりも負けないコトが大事!
競争がない市場で戦うことが、もっとも市場で勝てる理由の一つなんですけど、
そんな美味しいハナシはなかなか見当たりません.......

とはいえ、日本に比べ、上海は色んなことに挑戦しやすい土壌が育まれています。
上海特有の乱雑さが心に潤いをもたらし、理屈抜きで挑戦者の好奇心をくすぐるでしょう。
魔都上海は、志ある人を高みに導き、志なき人を蟻地獄に引き摺ります。

昨今、ネガティブな中国経済展望で溢れており、
中国から撤退して関わりを断つのが、日本企業の復活になる、という論調を耳にしますが、
その判断は間違っています。

行動を伴わないビジョンは夢であり、ビジョンのない行動は暇つぶしであり、
ビジョンと行動がそろって、はじめて日本経済が復活するのです。
とは言うものの、何も挑戦していない愚か者が、挑戦者を叩く、
という風潮が蔓延している日本ですから、よほど特別な何かが起きないかぎり、
日本経済が復活することはないでしょう。残念ながら。

少し話題が逸れましたが、
日本企業の中国ビジネスはなぜ失敗するのか、と問われれば、
日本人は中国人を真剣に知ろうとしていない、などなどの回答が一般論でしょう。
要するに、道を知っているコトと実際に歩くコトは違う。
こんな状態では、競争が激しい上海市場で生き残るには難しい、と思います。

で、これから述べることが、この話のキモなんですけど、
競争で負けた日本企業よりも、自ら自滅への道を歩む日本企業のほうが、絶対に多い!!
いったい、どういうことかと申しますと、
「分からない人」と「分からない人」が組んで「分からないコト」をやり続けた挙句、
中国・上海ビジネスから去っていく.........。

自分と関わりのない他人が、どんな姿勢で仕事をしようが、別に興味がないのですが、
「分からない人」と「分からない人」が組むのは、考え直した方がいい、と思いますよ。
これって、競争に負けた云々ではなく、自ら自滅への道を歩んだ、だけの話。
真実はこの世の中で一番面白い冗談、かもしれませんよ。

中国・上海ビジネスがうまくいかない理由=「内部要因」だとすると、報告するとき気まずいですよね。
中国・上海ビジネスがうまくいかない理由=「外部要因」にしとけば、報告するとき気持ち楽ですよね。
なんだかんだ、中国・上海で起業した個人事業主の10年目ですから、
時には嘘による、外には語られぬ真実もある事を、幸か不幸か私は知っています。

「主観」ではなく、常に「事実」を中心として、中国・上海ビジネスと向き合うべき!!
ゆえに、老いも若きも誰もが、新しいコトを学ばなければならない、と思う、今日この頃です。

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