中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

苦戦するファッション業界

中国あるいは上海市場において、日本のアパレルは苦戦していますね。

結局のところ、「所詮、中国」の意識から抜け出せず、上海進出で成果を出せない日本企業が多いのでしょう。
すごく昔であれば、日本ブランドは出せば売れました。地元消費者の日本ブランドへの憧憬がありました。
が、今となれば、「外資の参入」と「地場アパレルメーカーの台頭」により、日本ブランドの人気は低迷中。

当然ながら、金も人も使って市場調査していると思うのですが、外部委託先の選定が下手クソ。
「正確な情報」がないため、まともな外部委託先を知らず、意味不明な情報に踊らされ、赤字垂れ流しの会社が多い。
要するに、かなりの部分が「行き当たりばったり」ゆえ、商売がうまくいかないのです。

改めて言うまでもありませんが、
国内にしか目が向かない日本企業は、ホボホボ中国上海ビジネスで失敗します。
売り手側の自由気ままな幻想や思い込みが、上海ビジネスの成功を妨げています。

いやはや、世界的ファッションブランドの中国市場への目配りを知らないんでしょうか?
今のままでは、退化著しい日本ファッションビジネスは、進化する中国ファッションビジネスに取り残されてしまう。

では、いったい、どうすればいいのか、と申しますと
何十年もアパレル畑を歩んできた50歳オーバーの日本人を活用すべし!(年齢はあくまで例え)
本物に対する執着から独自の進化を遂げ、オリジナルを凌駕するほどの「素晴らしいモノ」を世に送り出した世代です。
簡潔に言うと、洋服バカなんですが、バカのアイデアだけが世界を変えるのです。

今の「上海ファッション事情」は、昔の「日本ファッション事情」と共通点があります。
「今はこれしか買えないけど、成功したら欲しいものを買う!」と、まだまだ多くの中国人が思っています。

「モノ売りからコト売りに変えることが商品の付加価値を高める」と言いますよね?
が、しかし、ですよ。
「コト」=「お金じゃ買えない価値・目に見えない事象の価値」なんでしょうが、
「モノ」=「目に見える物質の価値」を知らずして、「コト」を伝えることはできません。
「目に見える物質の価値」を知っている人だけが、本物の「目には見えない事象の価値」を知っているのです。
ゆえに、何十年もアパレル畑を歩んできた洋服バカこそ、上海進出で成果を出せない日本企業の救世主だと思うわけです。

良くも悪くも、世界を変えるのは、いつだって大バカ野郎ですからね。

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