中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

韓国は嫌いだが学ぶべき所は学ぼう

上海ファッションビジネスは、韓国ブランドから学べ!?

世界各国のブランドとの競争に勝ち抜くことは難しいのですが、
本来は日系ファッションって強かったハズなのに、今や韓国と中国に次ぐ、四番手という雰囲気があります。

一番手はラグジュアリーブランド・二番手は韓国ブランド・三番手は中国ブランド・四番手は日本ブランド....

日本系アパレルとラグジュアリーブランドでは土俵が異なるので、直接的な競合とは言えないのですが、
韓国系アパレルや中国系アパレルに負けちゃダメ。絶対。

そんな日系ファッションですが、コレはイケそう、と思えるブランドもあるのですが、いかんせんスピード感覚がない。
中国上海ビジネスで苦戦する理由は、商品力の差ではなく、経営力の差だと思いますよ。
ファッションという本質の競争力では、韓国ブランドや中国ブランドに負けていません。

韓国ブランドが中国ファッション市場で成功した理由は、ズバリ「経営力」があるからです。
ここで言う「経営力」とは、「経営能力」というよりも「経営姿勢」を指します。
良くも悪くも、韓国ブランドはファッションにしろコスメにしろ、飛ぶ鳥を落とす勢いで中国市場を攻めています。
そして、中国人のトレンドセッターをターゲットにしているのは明々白々。

一昔前ほど、中国市場での韓国ブランドの勢いは強くないのですが、
それでもまだまだ勢いのある韓国を前にして、日本は徐々に自信を喪失しつつあります。
ファッション激戦市場の上海で日系ブランドが苦戦しまくりです。

先ほど述べた通り、日本アパレルの本質の競争力(商品力)は、韓国アパレルに負けていません。
その反面、本質の競争力とは別の部分においては(贔屓目に見ても)完敗と言わざるを得ない。

中国ビジネスに積極的に目を向け、スピード感と決断力に長けた経営体質を構築した韓国企業の長所を真摯に学ぶべき。
魅力のない商品でさえ、少し見方を変えたり、工夫を凝らすことで、魅力的なものに変えることができる、お手本です。
ご拝読いただいた方は既にご理解いただけたかと思うのですが、「良い商品」と「売れる商品」は違います。

韓国のアパレルブランドの中には「良い商品」もあるのでしょうが、私は韓国アパレルに魅力を感じません。嫌い。
されど、「微妙な商品」を「売れる商品」に変えるアノ手コノ手の手練手管については、尊敬の念に堪えません。
そこで見つけた「妙」があれば、ちょっと拝借しちゃいましょう。
そのまま真似をする必要はないのですが、自分とは違うスタイルを見ることで、上海ビジネス攻略のヒントが見つかります。

ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、
私の経験が少しでも参考になり、新たな中国上海ビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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