中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

強いリーダーはチームの無意識を動かす

業界情報の不足と環境変化への対応が不適切なのは、経営者の高慢や経営能力の過信によるもの。

外部要因により企業倒産するコトはあるのですが、とりわけ小規模な会社であれば、内部要因が企業倒産の主な原因(多分)

ここ中国・上海ビジネスも不景気ではありますが、
結局のところ、自社に内在する内部要因こそが会社がダメになる、主な理由だと思います。

経営者の高慢や経営能力の過信が起因となり、社員教育の不備、事業目的や計画性の欠如......。
こんな経営状態であれば、業界情報の不足や環境変化への対応ができない。新商品(サービス)の欠如や遅延も生じる。
ということは、社長の経営哲学が間違い?社長の決断力や実行力の欠如?

既にご周知の事実かと思いますが、中国・上海ビジネスでは、スピードを重視する場面が多岐に渡ります。
ゆえに、スピード重視・責任明確なスタイルでなければ、マーケットの動き(変化)に追いつけない。
お察しのとおり、頭で分かっていても実行しない(有言不実行)会社組織となれば、環境変化への対応が不適切になりがちです。
生き残ったのは、強い人(会社)でも賢い人(会社)でもなく、常に変化し続けた人(会社)。

多少のリスクがあっても、メリットや効率を重視すべく、素早く決断・実行できる会社でなければ、環境変化への対応が追いつかない。
なぜ日本企業の中国ビジネス戦略は失敗してしまうのか、と問われれば、選択と集中が曖昧だから、いちいち時間がかかる。
双方の商習慣を比較すると、「プロセス重視の日本ビジネス」と「成果主義中国ビジネス」。
コレを言っちゃ、元も子もないのですが、互いの相性が悪いのでしょう。

もう少し詳しく比較をしてみると、
中国企業は意思決定は早く、上司は責任を持って部下に自由を与え、迅速な意思決定を重視します。
要するに、権限と責任がセットだから、リーダーシップや決断力を求められる。
日本企業は意思決定が遅く、階級を追って意思決定がなされていくから、多数のミーティングや書類準備に追われる。
「誤差は悪」とする企業文化であれば、スピード重視に切り替えるのは、なかなかハードルが高い作業といえます。
正確であることを重視するため、リスクに対して慎重にならざる得ない。
100%に近い可能性を追い求めるのが、日本企業の特徴(良い面もたくさんある)ゆえ、どうしても慎重になる(スピード不足)
その反面、中国企業であれば、50-60%程度の可能性があれば、ホボホボ「できる」と応えるでしょう。

中国ビジネスを攻略するキーワードの一つが、スピード感覚、です。
確かさバカリ求めてグズグズしている人には、大きなことは決してできないのが、上海ビジネスの特徴です。
ビジネスがうまくいかない理由のなかには、外部要因もあるでしょうが、まずは自社に内在する内部要因を解決すべき、かと。
一説によると、中小零細企業が倒産する主な理由は、実のところ、内部要因バカリだそうです。
構造上の問題を解決せずに、運良く結果が出たとしても、内容が伴っていなければ、そのビジネスモデルは長続きしません。
成功した人は、自分のできることをした人。
成功しない人は、できることをしないで、できもしないことを望んでバカリいる人。
内部要因の問題を解決しない限り、持続的な成果は出ません。本気でやれば、目指す道が切り開かれます(多分)

組織は上から腐る(企業は従業員からは腐らず、社長から腐る)から、上が腐ったら、終わりの始まり。

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