中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

義理と人情

海外駐在員で会社のサポートが受けられない方はいますか?

日本本社は、海外駐在員を「捨て石」にするな、と強く申し上げたい!!!!

当たり前の話で恐縮ですが、人間が働くのは、お金のためだけではありません。
そりゃ、お金は超大事ですが.......。

中国ビジネスは簡単ではない理由の一つが、日本本社の存在(敵は本能寺にあり)というのは、あきまへん。
加えて、成果を上げるための活動時間より、本社への報告に割く時間のほうが多いとなると、だめだこりゃ。
そんな井の中の蛙、お山の大将的な構えでは、熾烈さ増す中国上海ビジネスで勝てませんよ!!!

日本本社が駐在員を正当に評価していなければ、やる気が出にくいです。
だいたいにおいて、悲惨な影響を及ぼします。

会社という組織に属する上では、日本本社のガチなサポートなしでは、中国上海ビジネスは成功しない、と思います。

グローバルビジネスの成長スピードが早まっている昨今ではありますが、
日本本社のグローバル化が進んでいないと、「日本はこうだから、現地もこうあるべき」と決めつけやすい。

要するに、経営戦略の重要な部分に鎮座する本社に「わかった気になるお手軽な知識人」がいると、
「海外ビジネスを支援する」ではなく「厄介な本社」にしかならない、という話。
これ、全然珍しい話ではなく、日本企業にありがちな中国ビジネスチャンスを逃す典型例。

中国上海ビジネスを成功させるためには、海外に行った人だけがグローバルを意識するのではなく、
日本で仕事をする人こそグローバルな視点を持っていなければならない、と思うのです。
そうすることで、個の力だけでなく、組織の力を活かせます。

な・ん・で・す・け・ど
上海在住日本人駐在員の多くが、自分は職場で認められていない、と感じている、らしい。

日本と違って、何事もスムースに進まないのが中国であり、日本の外は全て似たようなものです。
中国上海で起業した個人事業主の12年目の私でさえ、いまだに中国ビジネスの商習慣に戸惑うことがある。
余程の理由がない限り、日本本社は実際にその道を歩いている駐在員の声に耳を傾けた方がいいですよ。
「OKY」と言われたら困るでしょ。

きちんと権限を与え、駄目なら責任を取らせる。
できるなら、どんどんと駐在員に中国ビジネスの権限を移譲して、それに対する責任を明確にすべき。
「権限と責任のセット化」は、仕事のスピードを上げることに繋がるため、生産性が向上します。
「権限と責任のセット化」は、「スピード重視の中国ビジネス」との相性が良い。

最悪なのは、責任は取らされるが、それに見合った権限を与えられない、というウンコ環境。

悲しいかな、日本では、海外勤務は本社に比べて気楽なものだと思われている節がある。
海外では、刺激的で充実した生活を体験できる一方、さまざまな苦悩や失意に苛まれる場面が沢山あります。

海外ビジネスに無関心な本社だと最悪!!!
だってさ、駐在員に対する赴任期間中の支援が期待できないだけでなく、帰任後のキャリア形成への配慮が全然ない。

一般的な日本企業となると、3年から5年経つと、日本への帰任命令があります。
現地社員との間に信頼関係が生まれ、現地市場について土地勘が働くようになり、いろんな人脈が構築できた.....
そんな頃、帰国命令が出ますよね?

賛否両論、一長一短あるでしょうが、駐在員の任期は10年くらい必要だと思います。

長期同じところにいると、不正が分かりにくくなるため、駐在員の任期を短くしようとする気持ちは理解できます。
が、しかし、中国ビジネスを成功させるためには、真のグローバル人材が必要不可欠!!!!

「適度な現地化」には賛成なのですが、「過度の現地化」や「名ばかりの現地化」はムダの極み。
そんなことよりも、中国ビジネスの最前線に送り込んだ日本人駐在員を大切にしなはれ。

中国ビジネスを成功させるための最大戦力である駐在員を「捨て石」にしたらダメ。絶対。
私の経験が少しでも参考になり、新たな中国上海ビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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