中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

お金を生まない時間は、お金を使って節約する

私にとって節約とは、「お金」と「時間」を最大限活用すること。

お金を貯める方法は2つしかなく、「支出を抑える」「収入を増やす」のいずれか、もしくは両方を可能にすること。
時間を貯める方法は2つしかなく、「お金を払って時間を買う」「自分自身がやらないことを決める」のいずかれ、もしくは両方を可能にすること。
 
「時は金なり」ですから、「お金」と「時間」は表裏一体。
お金持ちであれ貧乏人であれ、時間は平等であり、1日は24時間しかありません。
となると、「足し算の仕事」ではなく、「掛け算の仕事」にしなければなりません。
時間を売る仕事をやめないと、「お金」と「時間」の節約はできません。
 
詰まるところ、「時間節約のために上手にお金を使う」+「お金の節約のために上手に時間を使う」という話。
賢い時間の使い方が分かれば、賢いお金の節約方法が分かるため、お金と時間は表裏一体の関係になります。
注)私はオーナー社長ですから、お金と時間の関係はトレードオフの関係ではありません。
 
会社の経費削減アイデアは、簡単な方法から全社的な取り組みまで多種多様。
が、しかし、安易な節約(経費削減)は、必ずしもメリットだけではないため、単純なコストダウン論は好きではありません。
 
経費削減は企業を救う抜本的な措置にならない場合が多く、そんなチマチマしたことをやるくらいなら、売上を上げることに尽力すべし、というのが私の基本方針。
ウチの会社を例に説明しますと、頑張って経費削減したところで、もともと使っている経費が大きな金額ではないため、節約したところで効果は大したことありません。
ちょびっとばかし節約できるでしょうが、スタッフのモチベーションが下がるだけ。
無駄なことに労力を割き、仕事をしているつもりになって疲労したところで、なんの成果も生まれない。
闇雲なコスト削減なら、阿呆でもやれます!
 
企業は利益が出てナンボ!
今の売上を前提にして、経費削減(節約)ばかり考えたところで、業績は上がりませんよね。
「人・モノ・金・情報」の経営資源は取り返しがつきますが、過ぎ去った時間は戻ってきません。
 
結局のところ、「ビジネス」=「時間の取引」なんですよね。
人を雇ったり外注するということは「金で時間を買う」ということ。
お客様がウチから買うのは「自分でやるよりも時間とお金を節約する」ということ。
 
私はムダな行為が大嫌いですから、必要に迫られるまでコスト削減を待つようなことはしません。ムダだと感じる体系的なモノは、気づいた時点で廃棄するため、コスト削減を日常の仕事に織り込んでいます。
 
私の節約術は、とにかく時間を作るために金を使って、作った時間でどんどん勉強して、先のビジネスを確保する、といった単純な循環過程。
そんなこんなの理由から、ウチのスタッフには、相手を金額だけで判断したらダメ!と口煩く言っています。
そこそこ安心できる会社であれば、敢えて高いお金で発注してOK(お金で安心を買う)
 
自分の専門で稼いでいる人達がいるため、他の専門はその道の専門家に任せた方が良いに決まってる。
ものすごく専門的な話やニッチな話は、ネットで調べたところで分からない(もしくは間違っている)ことが多いため、その道の専門家にお金を払った方が効率的なのは言わずもがなです。
 
お金を払って、自分の専門外のところはプロに任せた方が、たいてい節約できますからね。
要するに、お金と時間を天秤にかけて、どちらを節約した方が得するか、という話。
 
無論、「消費より倹約」の精神を持つべきですが、「消費より投資」という精神を忘れてはなりません。
コストを抑えて節約できるところはすべきですが、ケチは最終的に必ず損をします!!!
大半の成功者は、お金を使うことに積極的であり、それを如何に効果的に使えるかを重要視しています。
成功するには、お金を使うことが必要不可欠であり、「何に使うか」がキモとなります。
 
賛否両論あるでしょうが、私の経験が少しでも参考になり、新たな中国上海ビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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