中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

常識は偏見のコレクション

あえてこの時期に2018年を振り返ることはない!

なぜ、12月に、わざわざ1年を振り返るのか理解できない。もっと早い段階で振り返り行動を起こした方が有意義では?

イヤな言い方になりますが、一年に一回しかやらない振り返りなんて無意味だと思います。

私はというと、ホボホボ毎日、寝る前に、次のビジネスはどうしようか考えてからじゃないと寝れない。でも、まぁ次その通りにビジネスをやることは、ほとんどないんですけどね(笑)面白そうなビジネスモデルを見聞きしたら、気になって徹夜して調べちゃうこともあります。その人ならではの哲学というか、そのビジネスをどういう方向にもっていくのか、スゴく興味がある。

このように自己を振り返る時間には意味があると思うのですが、一年に一回しかやらない振り返りは非効率だと思います。

 

適度に振り返ることで「古き良きビジネスモデル」と「新しいビジネスモデル」は、割と紙一重だと実感できるようになりました。

何故にこの話を持ち出したかというと、中国上海で起業した個人事業主の13年目を迎えましたが、それこそ昔やったことのあるビジネスモデルが今の時代の本流になっています。「コンサル」と「内装」の会社を経営しており、コンサルの仕事は守秘義務があるため具体的な内容をお伝えできないのですが、昔やっていたビジネスモデルがそのまま今の時代にピタリとはまっている。

詰まるところ、「古き良きビジネスモデル」と「新しいビジネスモデル」に大した差異はない。普遍的なモノを積み重ねていき、自分なりの哲学を組み込んでいくと、そのビジネス自体に独創性が生まれるため、第三者からすると目新しく感じるのでしょうね。

私は兎にも角にもビジネスが大好きなので「これは面白い、こう模倣しよう」と考えることがチョイチョイあり、頻繁に振り返っています。

少し話が逸れますが、模倣というと、悪い印象を受ける方もいらっしゃるでしょうが、世の中に存在する大多数の会社に独創性はありません。人と違うことをして利益を上げている会社は少数派。

世界トップレベルの会社は別にして、一般的なビジネスには然程オリジナリティは必要ありません。そりゃ、誰にも真似できない独創性のあるビジネスは素晴らしいですが、それよりも自分がやっているビジネスに市場が存在しているのか、努力次第で勝利を得られるのか、などなどが大事になってきます。

市場の存在が確定していれば、やることは明確でして、競合他社から顧客を奪う、だけの話。具体的に言うと、基礎の部分は模倣して、ある特定分野は他社競合よりも特化して、顧客を頂戴する、以上。
これらの話は、目新しさゼロのお決まりの陳腐な手法のため、独創性は必要なく、模倣の延長線上の戦い方です。

 

結局のところ何が言いたいのかと申しますと、「人と違うコトをする」という考えに固執する必要はなく、自然体で好きになれるモノやコトを見極めることが大事だと思うんですよね〜。
私のやり方は単純明快でして、やれる範囲(勝算の見込める範囲)の中で一番好きなコトをやっているだけ(笑)凡人的な手法ではありますが、13年間、会社経営(起業家ライフ)できちゃうんです。

人と違うコトをしたい、といった欲求はなく、自分がしたいコトをしたい。ただただ当たり前のことを当たり前にしたい。その私にとっての当たり前が他の誰かと同じであれば、私は人と同じであるコトが悪いとは思いません。

 

そりゃ、ビジネスの基本は人と違うコトをやることだ!という言葉に異論はありません。

が、しかし、常識に囚われるな!常識を疑え!という常識(偏見)に囚われすぎるのは感心しません。

何故やるのか?本当やりたいのか?なるべく振り返ってみてください。きっとイイことがあります。

振り返りとは、過去の実績を評価して、次に繋げるための行為です。一年に一回しか振り返ったらダメという呪縛はなく、一年に一回しか振り返らないのは勿体ない!!!たった一回の振り返りだと改善できることは限定されてしまいます。

上手な振り返りは良い学びを生みますが、下手な振り返りは学びを生まず、時間の無駄にしかなりませんよ。

ビジネスにおける振り返りの目的とは、仕事の結果やその過程を整理し、気づきを得て、具体的に行動を変えること。重要なことは「行動を改善すること」の一点のみ。いくら行動の結果を整理したところで、明日以降の行動が変わらなければ、結果は何も変わらない.....。
 

そんなこんなの理由から、年末に一年に一回しか振り返らない人にロクな奴はいない、と思うわけですよ。こういうタイプに限って、自分は常識に囚われない人間だ!と豪語しているような気がしなくもない(笑)

なにはともあれ、毎日は難しくとも、毎週、毎月、いくらでも振り返る機会はあるはずです。

どうせやるなら早めにやりましょう!!どうせやるなら楽しくやりましょう!!

時間は有限です。時はその使い方によって金にも鉛にもなります。どうせやるなら金にしましょう!!

 

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。

貴方の2019年が素敵な一年になりますように。

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