中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

古い常識を覆す

日本では何かと話題な「パラレルキャリア」ですが、上海では「副業」は見慣れた光景です。

パラレルキャリア = 複数の肩書を持ち、複数の専門性を有すること。

一つの専門性だけでは生き残れない時代なんだから、副業解禁は良いこと、だと思います。
いつ会社が倒産するか分からない、不確実な時代ゆえ、自分の身は自分で守らないとダメ、という話。

少し話題が逸れますが、
会社や上司に不満や文句(会社で自分の商才を発揮できない。会社は自分を認めてくれない)ばかり言う人こそ、
だいたいにおいて、仕事ができない人です。

副業で稼げるなら、
「会社で自分の商才を発揮できない」「会社は自分を認めてくれない」という主張は的外れではない、かも。
十分にやっていける、という手応えがあれば、起業(独立)の道に進むのもありでしょう。

副業で稼げないなら、
会社や上司に不満や文句ばかり言うのはやめて、前向きな気持ちで本業に取り組むべき!!
つまらないプライドを捨てて会社にしがみつけ、とは言いませんが、副業で稼げない人が起業したところで....。
「納得のいかない状況」という理由から、力を出しきれないのであれば、
満足のいく環境(理想の環境)に行ったとしても、力なんて出せません。

未だに、多くの日本企業では、就業規則によって「収入を伴う副業は禁止」されています。
とはいえ、近い将来、副業が認められるでしょう。
現実的な問題として、「副業を認める社会」にしないと、「消える仕事」が沢山あるため、多くの人が職を失います。

私は中国上海で起業した個人事業主の11年目なんですけど、起業して3年目くらいから、
中国人スタッフの「パラレルキャリア」を容認しています。

大きくわけて、2つの理由があります。
1)一説によると、中国では4割の人が副業をしてるらしい。
2)副業をすることで、スタッフは弊社とは違う価値観に接することができ、何かしらの「気づき」が生まれる。

中国人スタッフに対して、組織への忠誠心や協調性は求めません。
なぜなら、会社に対する忠誠心は期待できませんが、個人に対する忠義心は強烈に発揮するからです。
キチンと仕事(本業)さえこなせば、あとは副業であろうとなかろうと、やりたいようにやればいい。

経営者としては、「成果給 < ダラダラ働く人の残業代」という構図は、絶対に避けたいところ。
私は「労働生産性」を重要視しており、長時間職場でダラダラと働くスタッフが嫌い。
時間管理をして、テキパキ仕事をこなすべき。仕事が終われば、さっさと帰宅してほしい。

近い将来、「会社に守られていた時代」から「自分自身の真価が問われる時代」に変化します。
これまで以上に、弱肉強食の時代になり、所得格差はますます広がっていきます。

冒頭に述べましたが、一つの専門性だけでは生き残れない時代なんだから、副業解禁すべき!!
単に副業で収入を増やすのではなく、意思次第では、副業を通じて自分を磨くこともでき、一挙両得といえます。
その結果、組織に残ろうが、転職しようが、独立しようが、全て自分次第。

本音を言えば、
完全実力主義で「全て自分で決められる副業」にて「自主的に複数の専門性を身につけてもらい」
そのまま会社に残ってもらいたいですけどね(笑)

副業をすることで、自分自身にどのくらい値打ちがあるのか、知ることができます。
仕事とは人生に味をつける塩みたいなモノですしね。

勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。何のためにせっせと働くかが問題です。

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