中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

コロナウイルス!そんな時も慌てない上海起業14年目の私

猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスがもたらしたアレコレの局面は場面に微差はあれど、中国ビジネスを戦う我々にとっては、そのいずれもが勝負時

こと、中国在住日本人起業家にとっては、生きるか死ぬかの瀬戸際ですから・・・・
個々の状況に応じた「負け方」を意識するだけで、「2020年・中国ビジネス」の痛手を抑えることができる(多分)
 
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
だからこそ、上海在住日本人起業家の「次の一手」は、おそらく「少ない労力と時間と金で大きな成果を上げる」ような起死回生のワザになる、かも。
 
あくまでも一般論ではありますが、能力云々は別にして、会社員よりは起業家の方が危機感はある、という主張に異論はないでしょう。
会社員は、オリからは出られないけど、仮に結果が出せなくとも、餌が与えられ生存は保障されている、動物園の動物。
起業家は、自由ではあるけれど、自から餌を探し求めて動き回らなければ、明日は生きられるかどうかもわからない、野生の動物。
 
猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスがもたらした不利な局面を耐え凌ぐために、上海在住日本人起業家は如何なる「次の一手」を打つのか、ものすごく注目しています。
これを乗り越えたら、大きく飛躍する上海在住日本人起業家が誕生するでしょう。
 
と、まぁ、偉そうな言葉を並べていますが、私自身は何もしません(笑)
世間では天邪鬼なんて呼んだりしますが・・・・
コロナウイルスの影響あるなし関係なく、中国上海ビジネス戦線において、やるべきことは既に全部やったはずなので、いま打てる手は博打になってしまいます。
 
極端な話、ソコソコの期間、売上ゼロでも耐えられる体力があるため、自暴自棄にならずに冷静に客観的に戦い方を吟味します!!
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」なので、虎視眈々と「不思議な勝ち」を狙うのも一興かと。
 
これは、そもそもなぜ私が24歳で起業してから37歳の今でも会社経営を続けられたか、という話にも関わるのですが、起業家にある元来の魅力は世俗的風習に反抗する気概によるもの。
 
誤解がないように申し上げますが、好き勝手に自由気ままに、やりたい放題やっているわけではありません。
ここ上海で生き残る日本人起業家は、なにかしらの社会との折り合いをつけた抑制の意識があり、なおかつ脱ブナンに仕上げる「マイ(自分)ブランド」があります。
 
これ「上海起業成功」の常套手段でして、「キッチリ+ヤンチャ=只者ではない」がある日本人起業家は生き残っています。
憶測ではなく、本当に。
 
私は上海起業14年目。
加えて、上海在住日本人起業家(創業社長)の友人知人がソコソコいますから、あながち間違いではないでしょう。
 
「キッチリ+ヤンチャ=只者ではない」に見えるのは、とっても重要です!
あまりにもキッチリすぎると、ただただツマラナイと思われがち。
あまりにもヤンチャすぎると、ただただアタマオカシイと思われがち。
要は、サジ加減でして、絶妙なバランス感覚が求められます。
 
では、いったい、どのような塩梅なのか?
実にカンタンな例をあげると、オフィスです。
 
少し話が逸れますが、「中国は信用コストが極めて高い社会」であり「日本は信用コストが極めて低い社会」である。
中国ビジネスは、人間不信が基本スタンスのため、会社の拠点となるオフィスがないと、すごく怪しまれます。
疑心暗鬼の中国市場で「安心」を旗印にビジネスをやるためには、オフィスの在り方がキモとなります。
要するに、ちゃんとしたオフィスがあると、逃げられない、隠れられない。
中国国内で中国人相手にビジネスをする場合は、いわゆる薄利多売なビジネスモデルは除き、オフィスがあるというのは最低条件。
ただでさえ「信用コストの高い社会」ですから、よく分からない(地に足が着いてない)会社と付き合うのは怖すぎます。
 
どんな感じかと想像してみると・・・・
「上海で成功している日本人起業家」となると、それ相応の場所(オフィス)がないと変ですよね?
なんかスゴそに見える(で、実際スゴくない)けど、働いている場所を観察すると、「オフィスがない」「オフィスがしょぼい」「レンタルオフィス」といったことも有り得ます。
 
仕事のやり方は、技術革新や働き方改革により、日進月歩で進化を遂げています。
多様化する一方でその人の実態がむしろ分かりにくくなっているのも事実。
 
昨今話題の「フェイクニュース」に容易に騙される方々と似たような現象でして、ここ上海では日本人が日本人を騙すことは有り得るため、ソコソコ警戒が必要!!
なにも難しく考える必要はありません。百聞は一見に如かず。
実績や能力があるのであれば、それ相応のオフィスや家(財政能力)がないと、どう考えても辻褄が合わない・・・・
 
話題を戻しますね。
オフィス選びにおいて、どのような条件を優先するかは人(会社)によって異なります。
目的に応じて、それにふさわしい空間で仕事をするというも中国ビジネスを戦う我々にとっては、ひとつの醍醐味ですからね。
しかし、純粋に気持ちいい環境で仕事をするという点に関しては、私のオフィスは最高かと。
私のような起業家がオシャレなオフィスで働きたい、という願望を抱くのは、とっても自然なこと。
その素直な欲求に基づいて、ご紹介した「上海オフィス」になったわけですが、やはり「良いオフィス」とは何か一つに特化するだけではダメでして。
誰もが振り向くようなお洒落な空間で、スタッフが出勤しやすくクライアントが来社しやすい利便性があり、不測の事態にも対応できる。
そういう仕事環境こそが「中国ビジネス成功の鍵を握る」ため、私は「上海オフィス」にこだわっています。
 
結局のところ何が言いたいのかと申しますと、人よりも多くの普通を知っているからこそ、そのちょっと上というサジ加減を既にやっています。
この普通っぽいのに「ちょっと違う」というワザは、金と時間が絡むため、一朝一夕にして実現することはできません。
ほかにも沢山ハズしのワザがあるため、頃合いを見て、机上の空論ではない実体験を交えてご紹介します。
 
先ほど述べましたが、生き残る上海在住日本人起業家には、なにかしらの社会との折り合いをつけた抑制の意識があり、なおかつ脱ブナンに仕上げる「マイ(自分)ブランド」があります。
だからこそ、上海在住日本人起業家の「次の一手」は、おそらく「少ない労力と時間と金で大きな成果を上げる」ような起死回生のワザになる可能性を秘めています。
さらには中国ビジネスを戦う我々の視線も必至なわけで、これは注目しないわけにはいかないですよね!?
ウマくハマれば、間違いなく新時代のスタンダードとなるでしょう!
 
私の場合、コロナウイルスの影響あるなし関係なく、中国上海ビジネス戦線において、やるべきことは既に全部やったはずなので、いま打てる手は博打になってしまいます。
そんなこんなの理由から、今の段階では、私自身は特に何もしません・・・・
いま何かしら動いたところで、必然の糸に絡みとられる感覚があるのですが、「今はできない」だけであって、「絶対にできない」わけではありません(多分)
かつてないほどに大変な状況ではあるのですが、なんとかなる、と信じています(笑)
準備を整えて臨機応変に動きます。
 
とはいえ、ですよ。
過去を振り返れば、なんだかんだ苦難の連続でしたが、ここまで悲惨な状況は経験したことがありません。
願わくば、我に七易八楽を与えたまえ〜
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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続・コロナウイルスの脅威、真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカ

日本国内の新型肺炎コロナウイルス感染者が少ないのは、検査していないから、というのは周知の事実

 
「日本は安心」という印象を与えなければ、諸外国から「日本への渡航中止」が勧告され、東京五輪の開催が危うくなりますからね・・・・
 
良く言えば、症状が軽いと自宅養生になるため、院内感染や医療崩壊を防げる。
悪く言えば、印象操作であり、事勿れ主義である。
 
とはいえ、今の時点では、明確な治療法がないため、なんでもかんでも検査すべき、とは思いません。
別に楽観的なわけではなく、「医療崩壊で生じる問題」の方が圧倒的に怖い・・・・
なにが怖いのか、と問われれば、権利主張して義務果たさない方々の民度の低さによって生じる問題が恐怖でしかない、とこたえます。
 
検査云々の話も大事でしょうが、もっと他に気にすることがありますよね。
フワッと言うと、人の集まるイベントを開催するアホ、人の集まるイベントに参加するバカ。
いまの日本は民度が低下しているため、道徳や性善説に期待しない方がよろしいかと。
検査する検査しないに関わらず、どのみち感染拡大は既定路線でしょう・・・・
新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を遅らせるべく、学校の休校処置がとられたのですが、いまだに大規模イベントを開催しています。
 
諸事情があるのでしょうが、子供は自粛、大人は自由、では示しがつかない(苦笑)
数百人規模の学校は休校させて、数万人集まるイベントは中止しない・・・・
素朴な疑問なのですが、バカなんですか?アホなんですか?
 
で、なにかあれば、この方々も検査するでしょう。
その時には、2次感染3次感染が広がっている、と考えるのが妥当。
権利主張し義務果たさない愚かな集団に成り下がった、とは言いませんが、無責任で無自覚なアホとバカ増えましたね。
検査云々の話も大事でしょうが、もっと他に気にすることがあるのではないでしょうか?
 
どれだけ政府が優秀でも、平和ボケしている無責任で無自覚なアホとバカが暴れると、この事態を乗り切れません。
対策が後手後手との批判もありますが「不急不要の外出を控えて、人混みを避け、感染拡大の防止をしましょう」と伝えていましたから。
が、しかし、政府が苦渋の決断をしたところで、いまだに大規模イベントを開催しちゃう・・・・
政府が言ったところで、アホとバカは従わないわけですから、マジぴえん。
 
そりゃ、通勤や職場での感染は防止できない部分があるため、誰もが納得する完璧な「コロナ対策」ではありません。
ご周知のとおり、満員電車を規制するのは難しい。一極集中の弊害。
とはいえ、時間差出勤やリモートワークを促進させることで、多少の効果は見込めるはず。
各々の立場によって、優先順位は異なるため、賛否両論あるのも理解できます。
ですがですが、今できることを全てやったうえで、その後の結果を待つべき、ではないでしょうか?
 
少し話題が変わりますが、いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
毎日、新型肺炎コロナウイルスに関連するニュースを目にするため、変な感覚に陥ります。
なんか熱っぽいかも・・なんか体調悪いかも・・と錯覚しちゃうんですね。
で、体温はかると、なんてことはない平熱なんですが・・・・
 
少し話題が逸れましたが、ウチは会社は、週3日はリモートワーク、週2日は会社出勤(不要不急の業務がない場合は出勤しない)といったところ。
まだまだ休業中の会社が沢山ありまして、新型肺炎コロナウイルスの影響は計り知れません。
 
自転車操業の会社や個人事業主の倒産が増加しています。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
 
いま現在、上海に留まっている日本人が一定数いますが、身動きが取れません。
上海市人民政府外事弁公室より日本領事館に対して、本日3日以降、新型コロナウイルス感染症が広がっている国や地域(日本を含む)から上海市渡航される方については、14日間の自宅または指定施設での隔離をお願いする旨の通達がありました。
 
「犠牲になる地域・犠牲になる産業・犠牲になる企業」が沢山あるのは周知の事実ですが、目的のために足並みを揃えています。
日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいのですが、学ぶべきところはあるのではないでしょうか。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。

コロナウイルスの脅威、真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカ

新型肺炎コロナウイルス」によって、「リモートワーク」「学校の休校」「イベントの中止」など、「自粛」が広がっています。

経済に与える影響は計り知れませんが、今はとにかく「感染者を急速に増やさない」ことが大事なので、私は自粛に賛成!!
 
世の中に「万能な対策」なんて存在しませんから、批判しようと思えば、幾らでも批判できます。
各々の立場によって、優先順位は異なるため、賛否両論あるのも理解できます。
ですがですが「できることは全てやっていこう」「やらなくていいことは全てやめよう」という姿勢を評価すべき、だと思いませんか?
 
いま現在、私は上海にいます。
1月25日に上海に戻り、それから上海を離れていません。
ほんの少し前まで、「新型肺炎コロナウイルス」に対する認識が、日本と中国では雲泥の差がありました。
が、今では、日本も中国と同じくらい危機意識を持っている、と思います。
 
良くも悪くも、日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいでしょう。
が、しかし、無責任な評論家や自称教養人の印象操作に騙されることなく、我々ひとりひとりが意識すべき問題だと思います。
 
新型肺炎コロナウイルスは、その道の専門家でさえ、先が見えない、人類が初めて遭遇する未知のウイルス。
人類が初めて遭遇する未知のウイルスですから、感染拡大防止のために「できることは全てやっていこう」、感染拡大防止のために「やらなくていいことは全てやめよう」こそ、「新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を遅らせる」基本のキではないでしょうか?
 
が、しかし、昨夜とても残念なニュースを見ました。
人の集まるイベントが一番危険なのに、とあるバンドがライブを決行しました。
ライブは、人との距離が近く、閉鎖空間のため、ウイルスに感染しやすい環境。
 
自己責任で片付けられる問題ではなく、全く関係のない人たちに感染させるリスクがあるから、絶対にダメなのに・・・・
ライブ終了後には、公共交通機関を利用して帰路に着く方が多いでしょうから、2次感染3次感染の可能性が広がりました。
 
私だって本音を言えば、この2ヶ月間は売上が全然ないため、好き勝手に経済活動をしたい気持ちはあります。
収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます。
固定費は発生するため、いま現在の「2020年・中国ビジネス」は大赤字といった具合。
でも、できません。
だって、責任が取れませんから・・・・
 
日本や中国だけでなく、世界中が過敏になっている時期に、なんでライブを決行したのだろうか・・・・
何もかも中止にするのは些か疑問ではありますが、集団感染のリスクが非常に高い活動は中止すべき!!!
数名で食事するくらいなら、誰も責めませんが、これはヤバすぎる。
こんなことを許していたら、いつか、どこかで、パンデミックが起こります!!!
 
官民ともに、いろんな犠牲を払っている最中に、いったい何をやっているのだろうか・・・・
絶対に感染者を出さない、という確証があり責任が取れるなら、問題はないのですが、それが不可能だから中止するわけです。
 
この問題に関しては、いい大人だから自己責任、という考え方は通用しません。
なぜなら、危機意識のない無責任な方々がウイルスを撒き散らす可能性大!!!
真の懸念は無自覚で無責任なアホとバカでして、無知は経済を滅ぼす。
 
そりゃ、日本中国ともに、イベント系の会社は大変!!!
私はオーナー社長だから、気持ちは痛いほどわかります。
死活問題であり、倒産する会社もあるでしょう。
でもでも、いま感染拡大しないように、皆で協力しなければ、翌月も翌々月もイベントは開催できません。
 
くどくど言って恐縮ですが、感染拡大防止のために「できることは全てやっていこう」、感染拡大防止のために「やらなくていいことは全てやめよう」こそ、新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を遅らせる基本のキだと思うのです。
ワクチンが開発されるまでの時間稼ぎをしましょう!!!!
 
何も難しく考える必要はなく、不要不急のモノは今やらない、だけの話。
不要不急のモノは、延期または中止、という答えが正解であり、それ以上でもそれ以下でもない!!!!
 
あ、そうそう。
新型肺炎コロナウイルスによって、改めて「日本が遅れている」ことが露呈されましたね。
日本は素晴らしい国ですが、いつまでも世界最高水準の国だと思わない方がよろしいかと。
良いところは沢山ありますし、いまだに世界に誇れる国ではありますが、経済力と民度は低下しています。
 
中国は「会社出勤 → リモートワーク」「学校の休校 → ネット授業」「イベントの中止 → 即中止」と素早い対応が取れました。
なぜ、中国で実現できることが、日本では難しいのでしょうか?
 
日本というお国柄、中国と同等の「コロナ対策」を実行することは難しいのですが、理由はそれだけではありません。
これを機に、「茶番の働き方改革」ではなく、「本当の働き方改革」になれば、メチャ不幸中のチョイ幸い、になるかもしれませんね。
今の境遇は、未来の「前例」になるため、今後また未知のウイルスが発生した場合、この経験は役に立つと思います。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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見極めないと損!!リモートワークの新しい生き方、新ルール

先日、「猛威をふるう新型コロナウイルスによって、中国ではリモートワークが爆発的に普及しました」という記事を書きました

ザックリ言うと、リモートワークで働き方と存在意義がガラリと変わる転換期になるかも、といった内容です。
良くも悪くも、「成果しか見ない」というリモートワークが中心になるでしょうから、労働者の二極化が更に進みます。
成果(結果)を出せば、プロセスは問わない、まさに実力主義成果主義の典型例。
となると、近い将来、リモートワークで対応可能な部署の仕事の大部分が、アウトソーシング(外部委託)になるかもしれません。
「不景気+リモートワークの定着」によって、各々の存在意義がガラリと変わる可能性大!!!
 
経営者のなかには、アウトソーシング(外部委託)のほうが、「労働生産性は上がり、固定費は下がる」と考える方もいるでしょう。
従業員のなかには、↑の流れを読み、独立起業を検討する方が増えるでしょう。
仕事を振る側、仕事を受ける側、という単純な関係になります。
リモートワークは、「働き方を変える」という単純な話ではなく「個人の生き方を変える」という可能性を秘めています。
 
経営者からすると、「厚生年金・雇用保険・賞与」などなど払う必要がなく、外注費を払うだけ。
従業員からすると、「煩わしい人間関係・上司に対する不平不満・無駄な通勤」などなど気にする必要がなく、自分で仕事を選べる。
フワッと言うと、中国上海のビジネス文化は↑のようなところがあり、個人事業主や起業家の類が活躍しやすい土壌があります。
 
条件付きですが、双方に利点があり、「お金の節約・時間の節約・心の節約・体力の節約」などなど、節約し放題!!!!
 
とはいえ、独立起業するということは、これまでの安定した収入と労働環境を手放すことを意味します。
会社員は、オリからは出られないけど、仮に結果が出せなくとも、餌が与えられ生存は保障されている、動物園の動物。
起業家は、自由ではあるけれど、自から餌を探し求めて動き回らなければ、明日は生きられるかどうかもわからない、野生の動物。
どちらが良い悪いの話ではなく、どちらにも魅力があり不便がある。

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ワタシを例に説明しますと、中国上海起業14年目ですから、まあまあ野生の動物です(笑)クソ弱いですが。
が、しかし、「猛威をふるう新型コロナウイルス」によって、全然仕事にならないため、ここ2ヶ月ほど餌にありつけていません(泣)
はい、お察しのとおり、この状態が続くと、飢えて死にます。お陀仏です。バイバイキンです。
ただ悲しいかな、日々やることが少ないため、毎日の楽しみが食事でして、急速にメタボ化が進んでおります(苦笑)
少し話が逸れましたが、上海在住日本人起業家の多くが、今まさに「生きるか死ぬか」の分かれ目に立たされています。
その反面、大企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込めるだけでなく、結果の有無に関係なく、会社員は餌(給与)が与えられます。
 
これ、めちゃくちゃ有難い話、だと思いませんか?
だからこそ、起業を美化する風潮には違和感を感じます。
起業を決心すれば、良い面ばかりが頭に浮かんでくる、というのがフツウですが、失うモノもあります。
起業に失敗した人のなかには、資産を全て失い、最悪の場合は、自殺を選びますからね。
その時々の状況で、起業家は会社員を羨ましく思い、会社員は起業家を羨ましく思う。
 
が、しかし、ですよ。
先ほど述べましたが、リモートワークで対応可能な部署の仕事の大部分が、アウトソーシング(外部委託)になるかもしれません。
 
リモートワークを導入することで、従業員はサボりやすくなりますが、別にどーでもいい。
企業からすると、人がサボるのは織り込み済みのため、別にどーでもいい。
なぜなら、勤務態度云々で評価しようがないため、客観的な成果物で評価するしかありません。
要するに、「別にサボっていいよ、必ず結果だせよ、以上」ということ。

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となると、近い将来、リモートワークで対応可能な部署の仕事の大部分が、アウトソーシング(外部委託)になる可能性は低くないですよね?

遅かれ早かれ、企業に勤めていても、「起業家のように企業で働く」時代になります。
会社員からすると、どのみち「起業家のように企業で働く」のであれば、「自分で独立起業」するのはアリかもしれません。
その道の専門家であろうがなかろうが、「はてなブログのブロガー」の記事は密度が濃いため、アウトソーシング(外部委託)先にピッタリ!!
履歴書やホームページを見るよりも、その人のブログを読んだ方が、人柄・思想・性格・能力などなどヤンワリ把握できます。
 
おべんちゃら言うつもりはないのですが、「はてなブログ」には素晴らしいブロガーが沢山います。
ご拝読するのは、自分自身のビジネスに関連するブログだけでなく、犬や猫の記事・食事の記事・旅行の記事などなど多岐に渡ります。
はてなブログのブロガー」の記事を読んで、アウトソーシング(外部委託)の依頼をしています。
 
では、いったい、どのように「はてなブログのブロガー」にアウトソーシング(外部委託)したのか、実例を交えてご説明します。
 
 
クライアントが〇〇でイベントを開催するのですが、私は××の事情から行くことができません。
○月×日〜○月×日の期間内にイベントに参加して、普段更新されているブログのようなレポートをくれませんか?
 
××の店舗の壁面に△△のデザインを取り入れたいです。
○月×日〜○月×日の期間内に上海に来てくれませんか?
 
〇〇の市場に興味があるのですが、行ったことがなく、時間的余裕がありません。
現地で△△関係の仕事をされている方でお知り合いがおられるなら、○月×日〜○月×日の期間内にセッティングできませんか?
 
〇〇の市場に興味があるのですが、現地の言葉が話せません。
通訳をお願いしたいのですが、○月×日〜○月×日の期間内で通訳してもらえませんか?
 
クライアントが〇〇に旅行に行くのですが、私は××の事情から行くことができません。
つきましては、○月×日〜○月×日の期間内に観光のアテンドをしてもらえませんか?
○月×日のブログに掲載されていた場所、○月×日のブログに掲載されていた食事、などなどクライアントの好みです。
 
 
ザックリですが、これが「はてなブログのブロガー」にアウトソーシング(外部委託)した内容。
お金の流れは、諸経費は全額先払い、契約金額の50%を先払い。
はてなブログのブロガー」は、特定の物事に精通されている方が多く、依頼主からするとラクちん。
そんなこんなの理由から、「はてなブログのブロガー」の記事を読んで、アウトソーシング(外部委託)先を選んでいます。
 
私のブログをご覧いただければお分かりだと思いますが、「アフィリエイト収益」などなどに興味はありません。
「私がブログを書く目的は何ですか」と問われれば「自己紹介」「会社PR」「体験日記」+「外注先探し」と答えます。
それでは僭越ながら、これからも「アナタらしい」ブログを更新してくださいませ。
私が愛読するのは、「ワンピース」「キングダム」「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「パリピ孔明」「はてなブログ」なので、皆様のブログ更新を楽しみにしております。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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リモートワークで働き方と存在意義がガラリと変わります

猛威をふるう「新型肺炎コロナウイルス」によって、中国では「リモートワーク」が爆発的に普及しました

良くも悪くも、強制的に「働き方改革」を推し進める結果となり、現在では「リモートワーク」が定着するほどに拡大。
中国で「リモートワーク」が定着すると、それに付随した更に進化したIT社会が構築されるでしょう。
ここ上海では「新型肺炎コロナウイルス」と「働き方改革」は連動しています。
まだまだ沢山の会社が「休業」及び「リモートワーク」といったところ。
ぶっちゃけ家で「リモートワーク」すると、通勤がバカバカしく感じますよね?
体力と気力と時間の浪費がハンパない。
「もう出勤したくない」なんて言われちゃったら、その時はご容赦を(笑)
ハッキリ言うと、オフィスにいないと出来ない仕事なんて、現場を除けば、ほとんどない。
一部例外を除けば、工夫次第で何とでもなる。
毎日出勤する、という行為について、いまいちど冷静に考えたほうが賢明かと。
誤解がないように申し上げますが、会社には関係性やしがらみがあり、オフィスが要らない、といった頓珍漢な話ではありません。
とりわけ「中国は信用コストが極めて高い社会」(日本は信用コストが極めて低い社会)であり、人間不信が基本スタンスのため、会社の拠点となるオフィスがないと、すごく怪しまれます。
なにはともあれ、日本にしろ中国にしろ、オフィスは必要!!
とはいえ、在宅勤務できる業種は、どんどん「リモートワーク」を進めるべきではないでしょうか?
良い機会だと思います。わざわざ会社に行かなくとも済む仕事は結構ありますから。
 
私は「コンサル」と「インテリアデザイン」の会社経営をしておりますので、「リモートワーク」の可否についてソコソコ熟知しております。
机上の空論ではなく、私の実体験を交えてご説明します。
 
 
❶コンサル会社の実例
新型肺炎コロナウイルス」云々は関係なく、10年ほど前から「リモートワーク」をやっています。
ウチの顧客の8割強が所謂「ラグジュアリーブランド」のため、スタッフの半数は上海に住んでいません。
であるならば、上海に住んでいるスタッフもわざわざオフィスに出勤する必要がないため、自然な流れで「リモートワーク」になった次第。
嫌いなんです。意味のない会議の開催、無駄な資料作り。
そりゃ、仕事を進める上で必要な会議は存在しますが、ビデオチャットで事足りる。
通勤時間は減る、通勤手当は要らない、といった具合ですから、経営者と従業員の双方に利点があります。
ウチのような小規模な会社だと、成果の有無は簡単に判別でき、ちょい面倒な人間関係もない。
恥ずかしい話ですが、「リモートワーク」によって、私の最大の欠点をカバーできます。
❷インテリアデザイン会社の実例
事務作業は、「リモートワーク」で物事が滞ることはありません。
設計は、メールやビデオチャットでは微妙な意味合いが通じない場面が多々あるため「リモートワーク」では生産性が大幅に低下します。
下記のような、店舗デザインにしろオフィスデザインにしろ住宅デザインにしろ、私の中国語能力では、微妙な意味合いを伝えることが難しいのが実情。
工事に関しては現場作業のため「リモートワーク」できません。
ウチの「インテリアデザイン」は内装(現場)がウリなので、こちらに関しては「リモートワーク」しようがありません。
ワタシの経営する「コンサル会社」と「インテリアデザイン会社」を例に説明しましたが、「ホワイトカラーの仕事はリモートワーク◎」「ブルーカラーの仕事はリモートワーク×」といったところです。
 
ということで、ホワイトカラーの仕事で、なおかつ堅すぎない職業や立場的に許されるのなら「リモートワーク」を取り入れるというのも、ひとつの手。
ここ上海では「新型肺炎コロナウイルス働き方改革」は連動しているため、今後ますます「リモートワーク」が増えるのは必定。
 
が、しかし、日本はどうなんでしょうね?
「リモートワーク」によって、「待機児童問題」や「通勤地獄」が解消される反面、利用者が減るため「公共機関」ひいては「街」の維持が大変そう。
とはいえ、誰が感染しているか分からないのに満員電車(蔓延電車)に乗るのはバカバカしい話であり、派遣社員非正規社員は「リモートワーク」が認められないのはチャンチャラおかしい。
日本は「台風が来ようが出勤」「大雪が降ろうが出勤」「地震が起きようが出勤」「コロナウイルスが発生しようが出勤」「少々体調が悪かろうが出勤」だから「リモートワーク」が定着しなさそう(苦笑)
「リモートワーク」は成果主義の最たる例となるため、「仕事ができる人と仕事ができない人」「能力がある人と能力がない人」が明確化されます。
そうなると、当然のことながら、誤魔化しが効かなくなるため、さまざまな理由をつけて「リモートワーク」に反対するでしょう。
詰まるところ、「リモートワーク」を進めると、「会社にとって必要な人」と「会社にとって不必要な人」が炙り出されます!!
では、中国に進出している日本企業はどうなんでしょうね?
新型肺炎コロナウイルス」によって、多くの日本人駐在員が一時帰国しています。
良くも悪くも、「中国法人の現地化」と「海をまたいだテレワーク」が半ば強制的に進められているわけです。
これを機に、在中国日本人駐在員の総数が大幅に減少するでしょう。
日本中国問わず、「働き方改革」という視点のみで考えた場合、ある種の転換期になるかもしれません。
「リモートワークできない業種」もありますが、「リモートワークできる業種」ならコレでいいやん、と気づく方が増えるはずです。
 
となると、数年後には、「リモートワークと解雇規制緩和」がワンセットになるかもしれません。
理由は明々白々でして、「リモートワーク」が定着すれば、「リモートワーク」で補える仕事は、外部委託するという選択肢が生まれるからです。
倫理上、「リモートワーク」ができる部門となると、それら全てを「アウトソーシング」することが可能。
経営者のなかには、「アウトソーシング(外部委託)」すれば、無駄なコストが発生しない、と考える方が一定数いるでしょう。
外部委託先は既に「ノウハウとセキュリティー」を含めた企業環境があるため、いち社員に「リモートワーク」させるよりも環境が整っています。
国を問わず、ますます帰属意識は薄れていき、成果主義の自由労働になっていくでしょうね。
「リモートワークの促進」は、雇用を更に不安定化させる一手なので、日本人が忘れがちな「自分でお金を稼ぐ力」こそ最大の自己防衛になるのは言わずもがなです。

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なにも難しく考える必要はありません。少しくらい自分の思うままに生きてもいいのでは?人は人、自分は自分。

私を例に説明しますと、人と違うコトをしたい、といった欲求はなく、自分がしたいコトをしたい。
ただただ当たり前のことを当たり前にしたい。
その私にとっての当たり前が、他の誰かと同じであれば、私は人と同じであることが悪いとは思いません。
ワタシもアナタも思うままに生きられる(多分)
私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だと思っています。
不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

新規事業を生み出すチャンス到来!?中国と起業のイイ関係

突然ですが、私は「上海在住まる15年」「上海起業14年目」「現在37歳」でございます

「コンサル」と「内装」の会社経営をしており、「社長」であり「コンサルタント」であり「デザイナー」でもあります。
 
目下の悩みは、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルス
コロナウイルス感染拡大防止の観点から、いま現在も私の判断にて、会社は休業中でございます。
収入はないのですが、支出は平時と変わらずあるため、お金が湯水の如く消えていきます(泣)
いくら会社が冬眠中とはいえ、給与や家賃は発生するため、いま現在の「2020年・中国ビジネス」は大赤字といった具合。
 
幸いにして、一定期間は売上ゼロでも耐えられる体力があるため、自暴自棄にならずに冷静に客観的に戦い方を吟味しています。
新型肺炎コロナウイルスによって、中国各地で強烈な倒産の嵐が巻き起こるのは、もはや確定路線といえるでしょう。
ご賢明な皆様ならそのあたりのことは、よ〜くご存知なはず。
じゃ、私のような起業家が生き残るとなると、どうなるのかといえば、そりゃもう「新しい機会に着目して創造する」しかありません。
ただし、新型肺炎コロナウイルス終結まで耐え抜くのが絶対条件。
裏を返せば、この状況を耐え抜けば、いくつかの競合他社が倒産または縮小している兼ね合いから、ビジネスチャンスがあります。
危機的状況の「危機」には、「危=リスク」と「機=チャンス」が実在しており、ワタシの視点次第では「勝つチャンス」を引き出せるかもしれません。
 
いま私が経営している「コンサル」と「内装」で勝負すべきなのか、はたまた「コンサル」と「内装」と「新しいプラスワン」を加えて勝負すべきなのか、悩んでいます。
 
新型肺炎コロナウイルスによって、高まる需要があるわけでして、そこは間違いなく「中国のビジネスチャンス」となるでしょう。
「じゃあ、やれば」というツッコミが聞こえてきそうですが、私の場合は既存事業である「コンサル」と「内装」の固定費が足枷になっており、いま新規事業に投資するのは考えもの。
 
では、いったい、どのようなビジネスチャンスがあるのか?
実にカンタンな例をあげると、「セントラルキッチンのデリバリー」などは、いま現在の中国の事情を考慮すると、比較的有利にモノゴトを進めやすいビジネスモデルの代表格。
 
❶多くの人が感染拡大防止のために外出を控えている → いつも自炊だと飽きる → 需要あり
❷多くの人が感染拡大防止のために外出を控えている → 飲食店に人が入らない → 飲食店の倒産が続出 → 家賃が安くなる
 
まだまだ沢山の要因がありますが、上記❶❷の条件だけでも、ビジネスを有利に進めることができます。
 
ほかにも色々と、いま現在の中国の事情を考慮すると、比較的有利にモノゴトを進めやすいビジネスモデルが存在しています。
要するに、いま上海は起業しやすい状況でして、あくまでも起業という観点のみで考えた場合、昨年よりも好条件と言えなくもない。
物事は表裏一体。「破壊と創造」は「月と太陽」のような関係性を保ちます。
 
突然ですが、ここで究極の2択です。
なんでもかんでも完璧に揃った市場と、なんだかんだヌケモレがある市場。
アナタならどちらを選びますか?
 
良くも悪くも、そんなことを改めて気づかせてくれる、上海です。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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納得の理由で目ウロコな新型肺炎コロナウイルス対策

上海在住日本人起業家から紐解く「コロナウイルス対策」はコレ!

と、そのまえに、私は1月25日に上海に戻りました。
新型肺炎コロナウイルスによって変貌した上海」を文章で説明するのは難しい。
でも、「私自身の新型肺炎コロナウイルス対策」をお伝えするのは容易。
この問題が難しいのは、情報が多すぎるため、見極め、選択、利用する能力が問われることです。
要するに、現時点では、正解はコレ!という方程式が存在しません。
 
とはいえ、百聞は一見に如かず、です。
いま現在、上海に滞在している、私ならではの「納得の理由で目ウロコな新型肺炎コロナウイルス対策」をご案内します。
こうした現地の声をお届けすることで、「新たな新型肺炎コロナウイルスとの向き合い方」をお伝えできればと考える次第。
 
「サプリ」「飲料」「食事」「その他」の4つのジャンルに分けて推薦理由を紹介していきます。
この対策は、「新型肺炎コロナウイルス」だけでなく、「育毛」と「ニキビ」にも効果的かと(笑)
皆さん取り入れやすい半歩先の「最新・新型肺炎コロナウイルス対策(育毛とニキビ含む)」になるかもしれませんよ(知らんけど)
 
リコメンドする新型肺炎コロナウイルス対策は以下のとおり。
 
「サプリ」
❶「マルチビタミン」朝晩2回摂取
❷「ビタミンB」朝晩2回摂取
❸「ビタミンC」2〜3時間に1回摂取
❹「ビタミンD」朝1回摂取
❺「亜鉛」朝晩2回摂取
❻「コラーゲン」朝1回摂取
❼「ノコギリヤシ」朝1回摂取
注)1日の摂取目安量は守っていませんので、ご留意くださいませ。
 
「飲料」
❶「ミネラルウォーター」頻繁に飲む
❷「飲むヨーグルト」朝晩2杯
❸「トマトジュース」朝晩2杯
❹「アイスコーヒー」毎日3杯
❺「ウイスキー」晩1〜3杯
 
「食事」
❶「好きなものを食べる」1日2食
 
「その他」
❶「手洗」帰宅するたび
❷「うがい」頻繁にする
❸「マスク」外出するたび
❹「換気」暖かい日は窓を開けっ放し
❺「湿度」常に加湿器を使用
❻「散歩」2〜3時間は犬と歩く(悪天候除く)
❼「清掃」1日1回(殺菌消毒含む)
❽「睡眠」8〜10時間
 
 
と、まぁ、こんなかんじです。
お察しのとおり、「ウイルスを寄せ付けない」ではなく「ウイルスに負けない体づくり」を重点においています。
「ウイルスを寄せ付けない」ことを気にしている方が圧倒的大多数を占めるのですが、正直なところ限度があります。
無論、やれることはやるべきですが、必要と認められる注意や予防法を尽くしても、目に見えないウイルスを完全に遮断するのは不可能かと。
そんな事情から、私は「ウイルスに負けない体づくり」こそが大事だと思っています。
 
では、対策と効能をお伝えします(知らんけど)
 
1)「サプリ」
マルチビタミン」は「南極クリルビタミン」を愛用。
「ビタミンB」「ビタミンC」「ビタミンD」「亜鉛」「コラーゲン」「ノコギリヤシ」は「DHC」を愛用。
マルチビタミン」大まかな栄養素を補完するため「新型肺炎コロナウイルス」「育毛」「ニキビ」に◎
「ビタミンB」脂質の代謝を活発にして皮脂の分泌を適性にコントロールするため「ニキビ」に◎
「ビタミンC」全てに効果があると信じているため「新型肺炎コロナウイルス」「育毛」「ニキビ」に◎
ビタミンD」免疫力アップのため「新型肺炎コロナウイルス」に◎(インフルエンザには効果的らしい)
亜鉛」髪の形成に不可欠であり薄毛を予防する効果もあるらしいため「育毛」に◎
「コラーゲン」髪を太くする効果があるらしいため「育毛」に◎
ノコギリヤシ」AGAの原因物質を阻害する効果があるらしいため「育毛」に◎
 
 
2)「飲料」
「ミネラルウォーター」胃酸で菌が死ぬらしいので「新型肺炎コロナウイルス」に◎
飲むヨーグルト」免疫力が上がり風邪予防にもなるため「新型肺炎コロナウイルス」に◎
「トマトジュース」リコピンの強力な抗酸化作用を信じているため「新型肺炎コロナウイルス」「育毛」「ニキビ」に◎
「アイスコーヒー」カフェインにおける覚醒作用と利尿作用とポリフェノールにおける抗酸化作用があるため「新型肺炎コロナウイルス」に◎
ウイスキー」アルコール消毒を信じているため「新型肺炎コロナウイルス」に◎
 
 
3)「食事」
「好きなものを食べる」今は栄養補給が大事な時期なので1日2食ですが、元々は1日1食の生活のため、食べたいものを好きなだけ食べます。
新型肺炎コロナウイルス」の影響があるため、生物に該当する「馬刺し」「生牡蠣」などは控えています。
平時から肉中心の生活でして、ステーキ、焼肉、焼き鳥などで栄養補給。
 
 
4)「その他」
「手洗」「うがい」「マスク」は徹底。
「換気」「湿度」「清掃」は自社オフィスのため、好き放題に調整できる。
「散歩」「睡眠」は自営業のため、好き放題に調整できる。
 
 
と、まぁ、こんなかんじです。
冒頭に述べましたが、私は1月25日に上海に戻りましたので、おおよそ1ヶ月、「新型肺炎コロナウイルス」で変貌した上海にいます。
言うまでもなく、話題の中心は「新型肺炎コロナウイルス」一択。
否応にも、コロナウイルスの重症化率、回復率、死亡率などなどを気にしてしまいます。
ですがですが、「新型肺炎コロナウイルス」にかぎらず他の病気においてもですが、大袈裟な対策よりもむしろ、平時から小さな習慣を確実に積み重ねていく方が、長期にわたって安定すると思います。
 
今回の記事は「納得の理由で目ウロコな新型肺炎コロナウイルス対策」という表題ではありますが、実のところ「ニキビ対策」と「育毛対策」の兼ね合いから、私の習慣となっています。
但し、「手洗」「うがい」「マスク」「睡眠」に関しては、いつもより意識的にやっていますが、あとは何一つ新しい習慣ではありません。
結局のところ何が言いたいのかと申しますと、「平時から備えを」です!多分コレが一番大事かと。
 
今回ご紹介した「納得の理由で目ウロコな新型肺炎コロナウイルス対策(育毛とニキビ含む)」の具体的な効果をお伝えします。
ちなみに、大凡1年前からコチラの習慣を始めました。
1)「新型肺炎コロナウイル」対する効果は、今のところ◎でして、1年間は風邪をひいていません。
2)「ニキビ」に対する効果は、今のところ△でして、繰り返し同じところにニキビができて困りますが、以前より格段にマシにはなりました。
3)「育毛」に対する効果は、今のところ◎でして、髪の毛が増えて太くなりました。
 
信じるか信じないかは貴方次第ですが、一石二鳥ならぬ一石三鳥な「納得の理由で目ウロコな新型肺炎コロナウイルス対策」かもしれませんよ。
 
少々差異はあれど、ガチな「育毛対策」と「ニキビ対策」は、「コロナウイルス対策」に通じるものがある(知らんけど)
 
あ、そうそう、「仕事がストップしているため、わざわざ上海に戻る必要がないのでは」との質問をいただくことが多いのですが、上海にはジジ(犬)とテト(猫)とポニョ(猫)がいるため、コロナウイルスだろうがなんだろうが戻ります!!
万が一、私が感染したらワンニャンの世話する人がいなくなるため、気を緩めることはできません。
 
それでは、皆さま、猛威をふるう新型肺炎コロナウイルスに備えましょう!!!
皆さまの一層のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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猛威をふるう新型肺炎がもたらす悪夢

中国上海の話題の主役といえば、なんといっても新型コロナウイルス

なにしろ新型コロナウイルスの拡大が経済にとって一番大きな不確実性ですから、終結宣言の時期次第で今後のビジネスのやり方が決まります。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、中小零細企業は死活問題に直面しています。
聞けば、「3ヶ月程度の運転資金しかないため、資金ショート目前」といった会社が相当数あるようです。
となると、早くて3月中旬〜下旬、遅くて4月、といった具合。
 
個人経営に近い「お店」は、かなり厳しい状況にあります。
実にカンタンな例をあげると、「アパレル」「飲食」「マッサージ」「美容院」などなど。
2020年2月19日の時点で、再開の目処が立たない状態が続いており、固定費の見直しが大きな課題となるのは必定。
「入金が減少、出金が横ばい又は増加」のため、手元資金がガンガン減っていきます。
そのお金が底をついたとき倒産となりますので、「入金を増やし、出金を減らす」ことが肝要。
 
善いことはカタツムリの速度で動くため、なかなか状況が好転しません。
2020年2月19日の時点で、新型肺炎による中国国内の死者数が累計2000人を超えました。
中国の人口の約半分にあたる7億8千万人ほどが移動制限のもとで生活をしています。
ウイルス感染の拡大を防ぐために、自宅待機を推奨、などなど。
正しい判断ではありますが、「お店」は客足が途絶えるため、小規模企業に経済的打撃が及んでいます。
 
とはいえ、ですよ。
これだけの制限をかけられることはスゴすぎる。日本の人口の約7倍が移動制限。
賛否両論あるでしょうが、統率力があり、リーダーシップを遺憾なく発揮している、と思います。
 
少し話が逸れましたが、いまも上海の街は閑古鳥。
冒頭に述べましたが、大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、中小零細企業は死活問題に直面しています。
いずれにしても、生き残るためには、「入金を増やし、出金を減らす」しか方法がありません。

時が物事を変えるって人はいうけど、実際は自分で変えなくては、おそらく生き残れないでしょう。

我々のような起業家からすると、「勝ち負けではなく」「生きるか死ぬか」の状況です。
近い将来、多かれ少なかれ、「会社倒産・自己破産・人生転落」といった状況を経験する方々が大幅に増加するでしょう。
 
運良く、私は上海起業14年目を迎えました。
過去を振り返れば、なんだかんだ苦難の連続でしたが、ここまで悲惨な状況は経験したことがありません(苦笑)
経験がないため、「こういう段階だからこうすべき」とかいう法則性を見つけられていません。
率直に言うと、「さすがにちょっと・・・・。」と弱気な気持ちになる日もあります。
 
今の段階では、起業家生活15年目を迎えられる保証はありません。
ゆえに、第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。

大切なのは自分が望んだように生きること。

そして、それを続けること、だと思います。

私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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人生の岐路に立たされる

中国と聞いて、今まず思い浮かぶのは新型コロナウイルスでしょう

いつ終息するのか分からない状況が続いていますが、この状況を脱した時、きっと様子が変わっているはず。
 
中国ビジネスを戦う我々は、判断の岐路に立たされています!!
 
私は「コンサル」と「内装」の会社を経営していますが、とりわけ「内装」関連の仕事は手詰まり(苦笑)
端的に言うと、工事ができないため、売上が立たない。
コロナウイルスによって、施工に関する全ての見込み案件が延長または取り消しになりました。
仮に、延長または取り消しにならなかったとしても、移動制限の影響などで工員が確保できないため、現場作業は不可能。
今の段階では、人材確保も絶望的。
内装関連の会社は、どこもかしこも似たような状況でして、いつ連鎖倒産が起きても不思議ではありません。
そんなこんなの理由から、いま何をしたところで、手詰まり、というわけです。

shanghaispacedesign.hatenablog.com

中国経済の減速どころの話ではなく、中国経済の急停止ですから、多くの企業は一様に危機的状況を迎えた次第。

焦ったところで手の打ちようがないため、怠けることは悪とされがちですが、とことん怠ける、という贅沢な行為を満喫しています(笑)
極端な話、売上ゼロでも一定期間は耐えられる体力があるため、自暴自棄にならずに冷静に客観的に戦い方を吟味します!!

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結果、ジジ(犬)と散歩に行く回数と時間が大幅に増加し、テト(猫)とポニョ(猫)と遊ぶ回数と時間が大幅に増加し、皆さま頗るご機嫌です(笑)

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かなり前から先行き不透明な時代ではありましたが、今年の中国ビジネスは過去に類を見ないほど先行き不透明で不確実。

ただ、変な話ではありますが、私の心の中は、焦りもなく、とても穏やかです。
ザックリ言うと「勝てる」「足掻いたところで無意味」「負けた時の大義名分が立つ」の3つの感情がイイ感じで入り混じっています。
経営者として、今、私がやることは非常に単純です。
「この状況(負け戦)を如何に上手に負けるのか」「この状況を脱した時に何をするか」の2点のみ。

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当然ひととおり選択肢を準備して、おさらいの意味も込めて週に一回ほどオプションの更新をする日々。

無論いい大人ですから、いざという時に備えて変化球となりえる計画を用意しています!仕込みが肝要!
恐怖に打ち勝つのは、勇気より好奇心ですからね。
忍耐と熟考で困難に当たれば、その度に成長することができる気がしなくもない。
とはいえ、かなり暇なので、ブログの更新に精を出します!!

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2005年から上海に住み、2006年から上海で会社経営をはじめましたが、こんな上海を見たことがありません。
いま何かしら動いたところで、必然の糸に絡みとられる感覚があるのですが、「今はできない」だけであって、「絶対にできない」わけではありません(多分)

勘違いかもしれませんが、こんな状況のなかでも勝算がないわけではないのです。

だいたいにおいて、逆境に凹まない忍耐力と前向きな気持ちがあれば、光明が見えてきます。

過去を振り返ると、勝ったのは奇跡ではない。それだけのことをやったからです。

中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く・・・・

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上海在住日本人起業家が感じている不安

今週から企業活動を再開する予定でしたが、安全面を考慮して、スタッフには一週間の休業を通知しました。

企業活動の再開に伴い、多くの人が街に出るため、感染者が広がる恐れがあるからです。
上海の人口は約2200万人。一平方キロメートルの人口密度は5500人。
新型コロナウイルスの感染力は予想より強く、症状は予想より弱いですが、感染爆発は絶対に避けなければなりません。
この状況が長引けば長引くほど、企業が被るダメージは大きくなる!!
 
2005年から上海に住み、2006年から上海で会社経営をはじめましたが、こんな上海を見たことがありません。
今はマシになりましたが、春節期間中の上海は、まるでゴーストタウン化した映画のようでした。
その変わり果てた姿を目にして、ものすごく厳しい一年になる、回復は早くて半年かかる、と覚悟しました。
誤解がないように申し上げますと、春節期間中の上海は、コロナウイルスの問題がなくとも人が少ないですけどね。
私の住む上海中心部は、今週から人が増えており、普段の風景には遠く及びませんが、活気が出てきました。
 
が、しか〜し、コロナウイルスの終息の目処が立ちません(泣)
ウチの会社(内装会社とコンサル会社)を例に説明しますと、1月は日本の正月と中国の春節旧正月)で企業活動が減少。2月はコロナウイルスで企業活動が停滞。
おそらく3月4月5月と続くでしょうから、めちゃくちゃ大変………。
大手企業は資金力があるため最終的に生き残り、回復が見込める一方で、我々のような起業家は死活問題に直面しています。
判断を誤ると、会社存続の危機に追い込まれる可能性大のため、あらゆる選択を検討中。
 
この数ヶ月の間に、強烈な倒産の嵐が巻き起こるのは必定かと。
この期間の売上が例年の半分以下の会社も多く、家賃と人件費のコスト面の圧力に耐えられないでしょう。
今回の感染の影響で、資金繰りが難しくなり、さまざまな業界の中小企業の倒産リスクが大幅に上昇したのは言わずもがなです。
中国経済の減速どころの話ではなく、中国経済の急停止ですから、多くの企業は一様に危機的状況を迎えた次第。
改めて言うまでもありませんが、日本国内も対岸の火事ではありません。
 
とはいえ、間違いなく、中国経済は復活します!!
現段階で、私の抱える問題は大きくわけて3つ。
❶終息はいつなのか? 5月と予想
❷それまで耐えることができるのか? 個人資産を切り崩して対応 
❸終息後の変化に対応できるのか? 検証中
 
❶❷は自分なりの答えが出ていますが、❸に関しては更なる検証が必要です。
とはいえ、大まかな変化は予想できます。
1)スタートアップ企業や中小零細企業の倒産が増加 
2)外国人居住者が減少 
3)中国進出企業が撤退
4)大きな買い物が増加 
5)出生率が増加 
6)地方回帰が増加 
7)体重の増加
 
1)スタートアップ企業や中小零細企業の倒産が増加→売上の減少による資金繰りの悪化
 
2)外国人居住者が減少→安全面の不安や子供の学校問題などから家族を帰国させ、売上の減少による資金繰りの悪化によって駐在員の数が減る
 
3)中国進出企業が撤退→サプライチェーンの倒産が増加してサービスの提供が難しくなるだけでなく、売上の減少による資金繰りの悪化
 
4)大きな買い物が増加→溜まりに溜まった鬱憤を晴らすために、富裕層が中心となって大きな買い物をする
 
5)出生率が増加→引きこもり生活が続き、家に長期間いてもやることが限定されるため、♡♡♡が増える
 
6)地方回帰が増加→地方都市の封鎖による影響と価値観の変化
 
7)体重の増加→行動範囲が限定されるだけでなく、ストレスが溜まるため爆食い(私は7キロ太りました)
 
ほかにも色々と、終息後の変化はあるのでしょうが、コチラに関しては、ほぼほぼ間違いないでしょう。
だから何やねん、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、いずれにせよ、私のような起業家が生き残るためには「新しい機会に着目して創造する」行為を絶えず行わなければなりません。

 

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者ですからね。
 
冒頭に述べましたが、2005年から上海に住み、2006年から上海で会社経営をはじめましたが、こんな上海を見たことがありません。
いま何かしら動いたところで、必然の糸に絡みとられる感覚があるのですが、「今はできない」だけであって、「絶対にできない」わけではありません(多分)
かつてないほどに大変な状況ではあるのですが、なんとかなる、と信じています(笑)
 
中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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天の時

私にとって中国上海ビジネスは社会人になってからの全て

日本の大学を卒業後に中国に渡り、彼此もうすぐ上海生活15年を迎えるわけですが、2020年の中国ビジネスは波乱の幕開けです。
 
ご周知のとおり、新型コロナウイルス新型肺炎)が猛威をふるっております。
つい最近、中国から海外への団体旅行の禁止が発表され、日本から中国への出張も制限されます。
日本から中国への出張が自粛するため、2月のスケジュールはガラガラ(苦笑)
ただでさえ今年度は厳しい経営を迫られる覚悟をしておりましたが、ここにきて更なる追い討ち。
安全面を考えると至極当然の判断ですけどね。
 
とはいえ、どうです?
めちゃくちゃ大変そうでしょ(泣)
中国上海で起業した個人事業主14年目の経験のなかでも、もっともピンチなのが今年。
ピンチの時に、私は経営者として、「どういう節約」をするのか、というのがキモになりそうです。
理想は「コツコツ節約、シッカリ利益」ではありますが、今の状況を踏まえると「コツコツ節約、チョイチョイ赤字」でも御の字(笑)
先日「でもやるわ。あえて負け戦。」という記事をアップしましたが、これぞ偽らざる本音なんですよね。
で、本題。
節約の達人はメリハリ上手、でなければなりません。
節約のやり方は多種多様。
安易な節約(経費削減)は、必ずしもメリットだけではないため、単純なコストダウンは選択しません。
ウチの会社を例に説明しますと、「コンサル」「内装」ともに、頑張って経費削減したところで、もともと使っている経費が大きな金額ではないため、節約したところで効果は大したことありません。
 
では、いったい、どうするのか?
答えはズバリ、「何もしない」です。
目新しいことを何もしなければ、めちゃくちゃ節約できるはず(笑)
 
起業家なのに何もしない!?
いえいえ起業家だからこそ何もしないんです。
我々のような起業家からすると、フツウに仕事するよりも、何もしない方が苦痛すぎます!
会社員のように決められた時期に給料が振り込まれる生活ではないため、何もしなければ金が減っていく一方ですからね。
だからこそ、起業家は如何なる状況であれ色々な可能性を模索して食い扶持を見つけます。
が、しかーし、あくまでも直感ですが、いま何かしら動いたところで、必然の糸に絡みとられる感覚がある。
 
で、あれば、「何もしない」のはアリかと(笑)
会社経営における節約と言えば、「〇〇を減らす」が一般的ですが、私は「〇〇をしない」という選択をするわけです。
「すること」を決めるのは簡単。難しいのは「しないこと」を決めること。
と、まぁ、暫くは何もしないわけですから、かなり余裕時間が生まれるはず。
となると、あえて浮かれ感全開で、今をとことん楽しみます!!!!
それが実は「新たなビジネスチャンス」になる・・・かも(笑)
 
少々楽観的だと思われるかもしれませんが、どれだけ素晴らしいアイデアであっても時期が到来しなければ実現は困難であり、タイミングさえピッタリあえば困難に見えるビジネスも意外とウマく進みますからね。
 
中国上海で起業した個人事業主14年目の葛藤は続く・・・

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でもやるわ。あえて負け戦。

どういった経営をすると、中国上海ビジネスで稼げるのか?

その問いに正解はありませんが、一概に市場ニーズを分析すればいい、ということではありません。
データを分析することで、最適な方法が見つかりやすくなる、という事実を否定しませんが、それだけでは勝てないのも現実。
 
どんなビジネスにおいても、経営者が何を考え、求め、最終的な結論に至ったのか、という過程が大事になります!!
こういう過程があってこそ、はじめて生きるか死ぬかの真剣勝負に挑めます。
私は14年間(24歳から今まで)自己資金で会社経営しているため、常に真剣勝負の舞台で戦っている、といえます。
業績が悪ければ、自分の給与がなくなるだけでなく、貯金からの持ち出しも必要になります。
何をやるにしろお金が必要!何をやるにも覚悟が必要!
そんな私からすると、お金というのは、力であり、自由であり、心痛を和らげる薬。
 
何故にこの話を持ち出したかというと、あくまでも私の勘ですが「2020年の中国上海ビジネス」は色んな意味で相当ヤバイ!!
先の見えない時代において、これが正解!という回答はありませんが、嫌な予感がプンプン。
経営者が何を考え、求め、最終的な結論に至ったのか、という過程を疎かにすると、大きな痛手を被る可能性大!!
 
そんなこんなの理由から、「2020年度の事業計画」をガラガラポンした次第(汗)
新しい事業計画書は、「赤字を最小限に抑える」ことを軸に作り替えました。
要するに、今年度は赤字になる、という前提での事業計画に変更したわけです(泣)
 
とりわけ我々のような起業家となると、本社に負んぶに抱っこ、という選択肢がないため、絵に描いた餅なんかに関心がありません。
ほぼほぼウマくいかないであろうビジネスプランを実行する方々は、往往にして「会社のお金」だからソレをやるわけでして、「自分のお金」だとソレをやらないはずです。
現実と虚構の区別がつかない方々とは、一線を画す生き方を続けてきたからこそ、私は起業家生活14年目を迎えることができました。
 
盲目的になり、ついついリスクを過小評価しがちですが、金銭リスクを甘く考えてはいけません!!
冒頭に述べましたが、データを分析することで、最適な方法が見つかりやすくなる、という事実を否定しませんが、それだけでは勝てないのも現実。
絵に描いた餅を無理くり実行して右往左往するよりも、経営者が何を考え、求め、最終的な結論に至ったのか、という過程が極めて大事だと思っています。
現実を直視することで目標との差異に気づきます。目標との差異に気づくことで経営方針(行動)が変わります。
経営者たるもの、現実を直視しないがために、事実関係を正確に把握していないがために、想定外に陥り混乱してはなりません。
お金がなくなると、精神的に追い込まれ、身動きのできない状況になりがちです。
 
繰り返しになりますが、私の場合は、2020年度はダメージを最小限に抑える戦い方に徹します!!
現実を直視して事実関係を把握した結果、導き出された答えがコレなんです。
厳しい現実ですが、希望がないわけではありません。
繁栄が向こうからやってくるまで絶対に死ななければ「生き残る起業家」になれます(笑)
会社経営をする上で、勝ち(利益)にこだわるのは当然ですが、勝ちだけに捉われず、負け戦に意味を見出すことも大切!!
誤解がないように申し上げますが、負け戦に勝つから英雄になるのであって、負け戦に負け続けるのは無謀者です。
そうはいっても、昨年の今頃からすると、年明け早々に「2020年度は儲からない」といった経営判断をくだすとは夢にも思いませんでした(苦笑)
 
いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや、いやはや…………
 
とはいえ、ですよ。
モノゴトは単純です!!!!!!
起業家の類が「負けない経営者」になる、たった一つの共通点は「お金の余裕」です。
何をやってもうまくいかない時でさえ、お金さえあれば会社経営を続けられます。
極端な話、売上ゼロでも耐えられる体力があるため、自暴自棄にならずに冷静に客観的に戦い方を吟味します!!
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」なので、虎視眈々と「不思議な勝ち」を狙うのも一興かもしれませんね(笑)
 
若いときの自分は、金こそ人生で最も大切なモノだと思っていました。 
今、歳をとってみると、その通りだと確信しました(笑)
 
中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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ISAIA(イザイア)のコート http://www.isaia.it
BALLANTYNE CASHMERE(バランタイン・カシミヤ)のニット http://www.ballantyne.it
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人生と同じように内装も相棒が必要です

人生には相棒が必要、という話に異論はないでしょう。

仕事仲間、友達、彼女や奥さん、ワンちゃんやニャンちゃん、相棒の存在は必要不可欠。

いるといないでは、日々の生活から仕事、ひいては人生の充実度が異なるはずです。

人間は死ぬとき一人ですが、元気な間は誰かがいたほうが楽しいのは間違いない!!

 

少々強引な話の展開になりますが、上海近郊の内装工事でも最近、相棒の重要性に気づいたご様子。

指名する内装会社や設計会社の腕次第で、あらゆる内装が見違えます。

この↓のブログをクリックして、しばし観察して見てください。

shanghaispacedesign.hatenablog.com

「えっ?」と思うくらい上海近郊の内装工事や空間デザインを手がけています。

上海内装の欠かせぬ相棒は・・・・・ウチということです(笑)

 

どんな仕事であれ今の時代に必要なのは、形だけの営業ではなく実績ということは、周知の事実。

内装でいうなら、住宅内装にしろオフィス内装にしろ店舗内装にしろ中途半端なデザインと微妙なサービスの割には、コストパフォーマンスがイマイチな日系内装会社はちと時代錯誤!

自画自賛するのもなんですが、上海内装を語るうえでどうしてもハズせない内装会社をひとつ、といわれれば、やっぱりウチじゃないかと思うんです。

蓄積した最新かつ莫大なノウハウを自社のスキルとして反映し、常に進化し続けてきたからこそ、上海を中心にその人気は俄然陰り知らず。

少々自慢ぽくなりましたが、これ結構マジな話。

 
とはいえ、ですよ。

意外と知られてないのが、玉に瑕。

私の経営する「コンサル」「内装」ともに、営業活動や広告宣伝をしていませんので、知る人ぞ知る、的な立ち位置ではあります。

何故にこの話を持ち出したかというと、私が手がけている「コンサル」「内装」ともに、「営業しなくても売れる商品」に近い存在なのです。

上海には腐るほど「コンサルティング会社」や「内装会社」が存在していますが、ソコソコ最高のパフォーマンスを発揮していますから、顧客を引き寄せる魅力があるわけです。

ノウハウなので詳しくお伝えすることはできませんが、ご興味があれば、この↓のブログをクリックして、なんとなく推測して見てください。

whitetree.hatenadiary.jp

ひと昔前は、営業力がモノをいうことがもあったかもしれませんが、いまの顧客は営業力で売られることを嫌いがち、という変化を見逃してはいけません。

 

少し話が逸れましたが、内装というと、条件反射的に工事と思いがちですが、それだけではなく、人生を楽しむためのきっかけにもなります。

私自身、改めて膨大な量の内装実績やデザイン実績を見直したわけですが、やっぱり内装は楽しい!!!

で、気づいたのですが、内装はサラダに似ています。

野菜を単品で購入して終わりではありません。複数の野菜を上手に組み合わして、盛り付けして、隠し味のスパイスを加えてこそ、プロの手掛けた「お金を払う価値があるサラダ」が完成します。

「お金を払う価値のある内装」とは、「お金を払う価値のあるサラダ」と同じ原理です。

ということで、「グランメゾン東京」ならぬ「グランメゾン上海」たるウチは、まさに三つ星インテリアデザイン会社といえるのではないでしょうか(笑)

そんなワケで(実は)宣伝でした!

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ワンマンは創業者だけに許される特権

生き残る起業家は、「状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ」という強い意志がある

私は中国上海で起業して14年目を迎えます。
様々な問題を解決するためには、共感よりも論理が有効だと確信しています。
他者に気遣ってモタモタしていたら、時間の無駄になるため、他者の気持ちを然程考慮しません。
となると、私の経営判断に不満を覚えて、去っていく人もいます。
人はいつだって、いろいろなものにサヨナラを言わなければならないから、気にしなくなりました(笑)
今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えますからね。
 
中国上海ビジネス歴14年目の私からすると、チャンスは蓄積できない、と断言できます。
世の中には我々が理解する以上にビジネスチャンスがあるのでしょうが、なるべく早く卵を割らないと、美味しいオムレツが作れません。
 
仕事には、「したいこと」「できること」「なすべきこと」の3つがあります。
「できること」から手をつけるのは堅実なやり方ではあるが、それのみではダメ。
されど「したいこと」ばかりでもダメ。
私の経営判断は「なすべきこと」を優先するため、スタッフの「したいこと」「できること」が私の考える「なすべきこと」とズレていたら、スタッフの気持ちを考慮せず「なすべきこと」をやらせます。
そりゃ、誰でも「したいこと」「できること」をやったほうがラクでしょうが、ただ「したいこと」「できること」だけをやりたいなら退職して起業しろ!と思うわけです。
良くも悪くも、他人基準で考えるから迷う。自分基準で考えれば迷わない。
 
一般的には我々のような起業家は、経営資源も限られているため、ヒト・モノ・カネ・タイムをやりくりし、それぞれを最大活用しないと生き残れません。
経営の成果は常に、それに投入された経営資源(ヒト・モノ・カネ・タイム)の量との関係で計ります。
 
中国ビジネスで苦戦する日系企業の多くは、ウチの会社よりも経営資源のヒト・モノ・カネの「量」は多いと思うのですが、あきらかに「質」が低いと思います。
無駄なヒト、無駄なモノ、無駄なカネ(費用対効果の悪いカネ)などなど。
ただ「したいこと」「できること」をやったところで然程意味なんてなく、「なすべきこと」を継続的にやらないと儲からない、という話。
 
与えられた時間は、誰にとっても同じです。
人が大きな成果をあげるか否かは、その人がいかに時間を有効に使うかにかかっています。
経営者は、効果的な時間の遣い方を知っていなければダメ!!
時間を最も有効に利用した者に、最も立派な仕事ができる!!
有難いことに、経営の才は生まれながらのモノではなく、後天的に取得するモノであり、99%の意欲と努力の賜物でしかない。
 
冒頭で述べたとおり、チャンスを掴みとる人は、「状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ」という気持ちが強い。
私の仕事のやり方は万人受けしないかもしれませんが、中国上海で起業した個人事業主の14年目を迎えることができました。
私のような起業家は「勝てば官軍」。
起業家は勝たなければならない。勝つことによって、周りにいろいろな主張が言えるようになります。
実績を上げられない起業家が何を言っても、負け犬の遠吠えとしか世間は見てくれません。
 
ビジネスとは儲けること。儲かるからこそ面白い!!
どんなに綺麗事を言おうと、儲からなくては商売をする理由がない!!
 
一昔前、良い社長になろう!と努力しました。
フツウの会社フツウの社長になろうと。
「起業家」ではなく「企業家」になろうと努力したのですが、やることなすことうまくいきませんでした。
良かれと思ってしたことが裏目に出る。自分自身は楽しくない。スタッフは離れる。業績は下がる。
そんなこんなの経験から、私がやりたいことをやるようになりました。
ワンマンは創業者だけに許される特権であるのなら、その特権を骨の髄までしゃぶり尽くす所存!!
 
私は、正しかろうが間違っていようが、自分らしく生きます。
安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だと思っています。
不特定多数の人に好かれるより、誰かにとっての、どうしようもなく必要な人でありたい。
中国上海で起業した個人事業主14年目の挑戦は続く.......
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どっちがアホなのかバカなのか

中国進出する日本企業はなぜ失敗しやすいのか?

中国進出に失敗した日本企業によくありがちな話をするまえに、中国ビジネス成功のカギとなる駐在員についてザックリ説明します。
一昔前であれば、駐在員というのは高給取りでしたが、今はそんなことはありません。
私は2005年から上海に住んでいるのですが、当時の駐在員となると、海外赴任から帰国するとマンションが買える、なんて話もチラホラありました。
が、今の時代、海外駐在が当たり前になっているため、海外駐在は特別ではなくなりました。
 
会社規模によって様々ですが、30代の日本人駐在員の給与は800万円くらいが目安かと。
そうなると、上海の物価は日本より高いため、贅沢な暮らしはできません。
とはいえ、会社の規定によって様々ではありますが、海外赴任手当・住居手当・教育手当・帰国手当などなどがあるため高待遇なのは間違いありません。
 
何故にこの話を持ち出したかというと、中国人スタッフから愚痴られる日本人ビジネスパーソンが結構な割合で存在します。
先ほど述べたように、駐在員には海外赴任手当・住居手当・教育手当・帰国手当などなどがあるのですが、住居手当と中国人スタッフの給与に差異がない事例が目立ちます。
 
下手すると、駐在員の住居手当の方が中国人スタッフよりも高いかもしれません。
上海の日系企業で勤務する中国人スタッフ(30代)の給与が月15,000元とすると、駐在員の住居手当の金額と同じくらいの給与しかもらっていないことになります。
となると、現地社員からすると、自分の給与と比較して、日本人駐在員に愚痴を言いたくなることもあるでしょう。
能力がある日本人駐在員であれば、別に何の問題もありません。
能力がない日本人駐在員であれば、ただの給与泥棒でしかありません。
 
当たり前の話ですが、コストに対して見合った仕事をしないと、ただただ役立たずのポンコツと思われちゃうわけですよ。
誤解がないように申し上げますが、日本人駐在員は高待遇であるべき、と思っています。
但し、その金額に見合った仕事をして、コストをペイできるだけの結果を出して、仕事や利益で現地に貢献することが大前提なのは言わずもがなです。
 
やはり駐在員は結果を求められるので、業務のプレッシャーは相当あります。
現地では本社から来た代表者として見られ、日本側では中国事業の結果を出すために派遣した人材として見られ、とにかく見られまくります。
日本では中間管理職や平社員だった人も、現地では代表者または経営者に近い立場になります。
いちプレイヤーだった人が現地では管理職になる、ということです。
 
日本側からすると、駐在員は現地スタッフより高いコストがかかっているため、それ相応の結果が求められます!!
現地拠点は国内拠点ほど社員が多くないため、否応にも日本人駐在員は目立ちます。
業績が悪ければ本社からボコボコにされることもあるでしょう。
目標を達成しないと、駐在員の存在意義がない、と判断されることもあるでしょう。
 
中国ビジネスは簡単ではないのですが、駐在員は日本で働く給与よりも高く気軽にやっている、と妬ましく思う本社側の人間は相当数いるはずです。
結果さえ出せば、日本本社に理解者(仲間)が増えるため、中国ビジネスがやりやすくなるでしょう。
その反面、結果が出なければ、ただただ役立たずのポンコツと思われちゃうわけですよ。
となると、本社勤務の社員からすると、自分の給与と比較して、日本人駐在員に愚痴を言いたくなることもあるでしょう。
結果が出せる日本人駐在員であれば、別に何の問題もありません。
結果が出ない日本人駐在員であれば、ただの給与泥棒でしかありません。
 
と、まぁ、一部の企業を除けば、日本人駐在員は常日頃プレッシャーと戦っているのです。
ここでいう一部の企業とは、売り上げを気にしない企業(関連会社サポート的な役割の会社)でして、売り上げ目標がないため超ラク。のほほん生活ができます。
結果を伴う仕事がないため、やることは、本社への報告、出張者のアテンド、顧客の接待、くらい。
任期中はラクできますが、中国に駐在しても大した経験をしていない場合が多く、今後のキャリアを考えると不幸なんですけどね。
少し話が逸れましたが、こういう一部の企業を除けば、日本人駐在員は大きな結果を求められるので、業務のプレッシャーはかなりのものです。
だからこそ、先ほど述べた通り、日本人駐在員は高待遇であるべき、と思っています。
 
が、しかーし。
ここからが本題なのですが、中国ビジネスは特に最初の立ち上げなんて滅茶苦茶大変ですし、日本では考えられない問題が多発しますし、どれだけ有能でも相当な時間がかかります。
その苦労を知らない本社側から冷たい視線を向けられ、評論家気取りの阿呆がイチイチ余計なことを言うから、さらに中国ビジネスが厳しくなります!!
数日出張で短期滞在した程度の阿呆たちほど、現地への要求が厳しかったりします(苦笑)
そいつらに、「はやく結果を出せ!!!」と言われ続けるわけですから、「OKY(お前が・来て・やってみろ」)と叫びたくなる日もあるでしょう (笑)
いくら高待遇でも精神的にキツい!!
 
残念な話ですが、島国根性なんでしょうね。
駐在員への僻みだけでなく、本社勤務より高待遇になるため、自分の利益のために現地法人を徹底的に痛めつける阿呆が一定数存在します。
海外事業は国内拠点ほど組織が大きくないため、否応にも目立ちます。
要するに、なんだかんだいろんな理由を見つけて、駐在員をボコボコにすることができます。
かれこれ15年ほど、こういう出世競争や権力闘争を見てきましたが、ろくなもんじゃない!!!クソすぎる!!!
 
日本本社から「アイツ(駐在員)はダメ!!仕事ができない!!」と言いまくり、前任者を排除して自分が赴任したところで、業績が改善された事例は極々少数かと。
赴任して1年くらいは言い訳する猶予が与えられるでしょうが、2年たっても3年たっても何も変わらない場合が大半です。
日本本社にいたころは現地法人に対して文句を言いまくってたくせに、赴任して結果が出ない状態が続いた途端、前言撤回しまくる給与泥棒になったらダメですよ。
 
これ、別に珍しい話ではなく、「中国ビジネスに進出して、まんまと失敗する日本企業」の典型例です。
どっちがアホなのかバカなのか……….どうなんでしょうね(笑)
なにはともあれ、そんな井の中の蛙、お山の対照的な構えでは、鮮烈さ増す中国ビジネスで勝てませんよ!!!!!!!!!
 
日本本社は、中国ビジネスの最前線で頑張っている駐在員に孤立無援の戦いをさせたらダメですよ。
駐在員は、現地スタッフより給与が高いのに愚痴ばかりこぼし結果を出せない日本人になったらダメですよ。
私の経験が少しでも参考になり、新たな中国上海ビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。
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